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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
フクダ電子アリーナで行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第14節の
ジェフユナイテッド千葉×ツエーゲン金沢は1-1のドローとなりました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
金沢・水永翔馬、辻正男、清原翔平、太田康介のコメントです。
(金沢・水永翔馬)
Q、最初は押し込まれましたが、15分以降はいかがでしたか?
A、回せる時間もあって、カウンターももっと質を上げていければ
得点に繋がる場面もありましたし、
そこを磨き続けないといけないなとわかりました。
Q、後半の失点はダメージの残るような失点だったのではないですか?
A、そうですね。カウンターからだったんですけど
やっぱりみんなが戻り切れていない所で
個人の能力にやられたという感じです。
Q、それまではほとんど崩されていなかったと思いますが?
A、怖かったのはセットプレーだったので、あの1本は崩されたというか
僕たちの一番やられるポイントだと思います。
陣形を整える前にやられたという形ですね。
Q、その後に自分たちが主導権を握ってゲームを進められましたね?
A、落ち着いてボールを回せるようになって
間でも受けられるようになったので
そこを前半からやれるようにもっと個人で
レベルアップしていかなくてはいけない所なのかなと思います。
Q、後半は選手交替も含めてワイドを使いながら
ミドルもありましたが、あれはよくある試合展開ですか?
A、やっぱり監督の指示というか、そういう所はありましたね。
Q、金沢が失点してから相手のラインが
全体的に下がったような感じは受けましたか?
A、少しありましたね。
たぶんもうこのまま守ってというか、そういう感じだったので
こっちも間で受けられるようになったと思います。
Q、終盤はパワープレーも考えられる中で
速い選手や間で受けられる選手を投入していくというのは
水永選手自体は交替した悔しさはあると思いますが
チームの目指している1つの方向性を表しているでしょうか?
A、そうですね。やっぱり僕らはチーム全体で戦っていますし
戦術的にも1人1人ではなくて
みんなで支え合っていくというのがベースなので
同じFWとしてはやっぱり僕も得点したいという気持ちはありますし、
次は自分がやるぞというのはありました。
でも、チームのことを考えた時には結果がすべてなので
良かったと思います。
Q、ある程度交替には納得している感じですか?
A、今日は僕自身が全然ダメでしたね。
自分の出来が良くなかったので
また反省して来週に繋げたいですね。
Q、監督はこれだけ調子が良くても常に「残留」とおっしゃっていますが
それはチームの選手たちにも言っていることですか?
A、そうですね。やっぱり常に上を目指そうというのは言っているので
僕たちは失うものはないというか、目の前の敵に100パーセントで
向かっていくということをみんな心掛けて日々の練習からやっています。
今までも色々なチームを見てきていますし、
1回崩れたら立て直すのも厳しくなると思うので
今は負けないことが一番だと思います。
(金沢・辻正男)
Q、メンバーに入ったり入らなかったりが続いている中で
今日メンバー入りした時の気持ちはいかがでしたか?
A、チームが結果を残していて、なかなか出番が回ってこない中で
それでも腐らずにチャンスがもらえた時のために
準備しておこうと思って日頃から練習していたので、
そんなに慌てることなく「結果を残してやるぞ」と思っていました。
Q、ピッチに入る時の監督の指示はどんな感じでしたか?
A、もう時間もない中である程度前で動いて
クロスに対して低いボールを狙っていけということと
あまりスペースはないけど中でも裏へ抜けて狙っていこうということでした。
Q、ゴールシーンはいかがでしたか?
A、ちょっと戻り遅れたんですけど
良い形でボールがこぼれてきたので
そこからはあまり硬くならずに綺麗に打てました。
Q、ゴール後は一直線にベンチへ走って行きましたが
あれは決めていたことですか?
A、そうですね。リハビリを1年以上やっていたので
トレーナーに対しての想いだったり、
監督に対しての使ってくれたという想いだったり、色々な想いで。
監督とトレーナーと、チームのみんなにももちろん感謝しているので
その感謝の気持ちを込めて行きました。
Q、あの輪に飛び込んだ瞬間ってどんな想いでした?
A、やっぱりFWとして結果という形でチームに貢献できたので
「このために準備しているんだな」と。
「この一瞬の喜びのために日頃頑張っているんだな」と素直に思いました。
Q、凄く大事な試合の大事な場面で出た1点なので
凄く特別なものがあるんじゃないですか?
A、そうですね。本当に1人だけではピッチに戻ってこれなかったので
東京のJISでみんなの助けだったり
本当に色々な人の支えでやれていたので
しかもこういう中で結果を残せたので本当に嬉しいです。
(※ここで法政大時代の恩師、水沼貴史氏に気付いて挨拶する一幕が)
Q、チームの調子が良いことについてはいかがですか?
A、みんな真面目というか...
コレ、脱いでいいですか?(一同笑)
(※着ていたジャージを1枚脱ぐ)
汗ばんできちゃいました(笑)
結果は出ていますけど、やることを変えないで
みんなやっているので、そういう部分じゃないかと思います。
(金沢・清原翔平)
Q、向こうは左サイドの中村選手が1つのストロングで
チームとしても警戒していたと思うんですけど
同サイドで一番気にしていた部分というのはどういう所ですか?
A、やっぱりクロスの上手い選手なので
まずはクロスをさせないように考えたのと
なるべく相手の特徴というか、そういうのを踏まえて
自分の立ち方とかどう対峙するのかというのを
いつもより注意しながらやっていました。
Q、ほとんどやられるシーンはなかったと思いますが
ある程度抑えられたなと思いますか?
A、何本かは自分の中でも対応を間違った部分もあったんですけど
全体を通して自分が右サイドにいる時は
効果的なセンタリングは少なかったと思うので
そこに対しては自分と後ろの阿渡との連携の中で
うまく守れたかなとは思います。
Q、20分過ぎくらいからはボールも回り始めたと思いますが
そのあたりはやりながら感じていましたか?
A、最初の15分、20分は本当に相手の圧力が凄くて
結構ゴール前に良いボールも上がったり
コーナーでドンピシャで合わせられたりと本当に厳しい時間帯だったんですけど
そこを凌げばそういう時間帯も来ると思っていました。
感覚的にはコンサドーレも割と似たような感じで
最初は凄くパワーを掛けてきた中で、厳しい時間帯を守った後に
結構自分たちの時間帯が来たので
そういう経験を踏まえてゼロで抑えられれば
自分たちのチャンスとまでは行かないまでも
自分たちの良い時間帯というのは来るのかなと思いながら
あそこは凌いで我慢してやろうというのは言っていました。
Q、失点以降はずっと押し込む時間が長い中で
森下監督も「相手はラインが下がった」と話していましたが
そのあたりは感じていましたか?
A、感じましたね。自分たちが攻めたくて
相手は1点取って守り切りたいというのが出たのかなと。
精神面の部分がモロにああいう形に出たのかなとは思うので
その中で自分たちとしては
いつもはカウンターを狙ってという形が多かったんですけど
今日に限ってはああやって引かれた相手に対して
どうにかこじ開けようというプレーができて
これからのことを考えても良い部分が見い出せたのかなと思います。
Q、あの時間帯は「いけるんじゃないかな」という雰囲気は
ピッチの中にありましたか?
A、ありましたね。
相手のラインが下がって、自分たちがボールを持った中で
そこで引っ掛けられたりカウンターを食らったりしていたら
そうはならなかったかもしれないですけど、
自分たちがある程度良い形でシュートまで持っていけたり
押し込んでえぐってからクロスの形とかもできてきた中で
このまま続けばどこかで点は入れられるかなという雰囲気はありました。
Q、それでもなかなか追い付けないものだと思いますが
こういう試合で追い付けるのはどういう所が要因だと思いますか?
A、うーん、でも90分間の戦いの中で
自分たちがいつも90分の最後の方でも
点を取りに行くという力を出せるスタミナが残っていたり
走力の面で最後は相手を上回るという試合が多いので
そういう所で技術は相手の方が上だったりする中で
最後の最後で走って相手をかき乱せているような試合が続いているのが
自分たちの自信にもなっていますし、
そういうのが結果にも繋がっているのかなと思います。
Q、これだけ結果が出ていると毎日楽しいですか?
A、そうですね。僕らはJ3から上がってきて
JFLから経験している選手もいますし、
(太田)康介くんなんかはJ2に1回上がって降格も経験して、
そういった選手がまたJ2に戻ってきて
僕にとってはJ2に上がって、本当に伝統のあるチームだったり
こういった素晴らしいスタジアムでゲームをしたり
本当に1試合1試合が楽しみで仕方ないですし、
それは結果が出ていても出ていなくてもたぶん同じだと思います。
その気持ちというのが今は本当に良い成績に繋がっているのかなと思うので
この気持ちというのを1年間持ち続けていきたいと思います。
(金沢・太田康介)
Q、前半の15分くらいまではやられていた感じですか?
それともやらせていた感じですか?
A、想定の範囲内ではありましたけど、結構激しく攻められたので
あそこで失点してしまうとしんどかったかなという流れでしたね。
でも、うまく時間が流れてくれたので
自分たちのペースに持っていけたとは思います。
Q、20分過ぎくらいからはボールもだいぶ回り始めた印象を受けましたが
そのあたりは感じていましたか?
A、そうですね。あまりトップの水永までは入っていなかったですけど
向こうもそこは引っ掛けてショートカウンターというのを
狙っていた部分もあったので
無理せず前半は進められたかなという感じですね。
Q、後半は失点してから押し込む時間が長かったと思いますが
相手のラインが下がったのは感じていましたか?
A、そうですね。逆に相手に来られた方が自分たちは嫌だったので
流れの中でチャンスもありましたし、まあ僕が外したんですけど(笑)
だから、悪くはなかったのでそのまま続けようという感じでしたね。
Q、千葉は68分前後にシステムを4-1-4-1にしたと思いますが
そのシステム変更は気になりましたか?
A、あまり気にならなかったですね。もう引くのが早かったので
後ろに重心を掛けたんだろうなと思いながら。
でも、もう僕らも1点取らなくてはいけなかったので
僕が結構リスクを冒して出て行きました。
何とか追い付けて良かったかなという感じです。
Q、押し込んでいる時間帯に「いけるぞ」というような雰囲気は
チームから感じましたか?
A、ちょっとシュートを打たされている感はあったので
もう1個入り込みたかったんですけど
そこは堅かったのでゴールシーンはラッキーだったというか
アレは僕のシュートミスですけど(笑)
一応狙っている形ではあったので
もうちょっとシュートはちゃんと練習したいなと思います(笑)
Q、ちゃんと足にボールに当たらなかった感じですか?
A、とにかくしっかり当てようと。
そうしたら清原に引っ掛かって(笑)
Q、チームとして辻選手のようにケガで苦しんでいた選手が
こういう大事なゲームで大事な点を取るというのは
チームの勢いに結び付くでしょうか?
A、やっぱり彼も去年大きなケガをして
今年は頭から復帰はしているんですけど
本人的にも自分のトップコンディションではなかったと思うので
そういう中でやっとJ2初ゴールだと思うんですけど
こういう相手に同点ゴールを決められたというのは
本当に大きいことだと思いますし、僕らも本当に嬉しかったというか
苦しんでいるのをずっと見ていたので
これで彼の"重し"が取れれば良いかなと思いますけど。
Q、ほぼ全員がゴール後の歓喜の輪に突っ込んでいきましたね(笑)
A、そうですね。あれが決勝点だったらなお良かったですけど(笑)
アイツが取ってくれたというのは
チームにとっても大きかったと思います。
Q、相手の田代選手は町田時代のチームメイトでしたが
対戦してみていかがでしたか?
A、もう本当に楽しかったですね。
ちょっとインプレー中の距離は遠かったですけど
セットプレーのマークは俺に付いていたので
決めてやろうと思ってたんですけどね(笑)
たぶんアイツも初スタメンですよね。
お互いに良い刺激になっているんじゃないかなと思います。
Q、最後にお聞きしたいのですが
こういう試合で追い付けちゃうのって何なんですか?
A、何なんですかね(笑)
説明しづらいですけど、やっぱりみんな謙虚に戦っているという所が
今のハードワークに繋がってると思うので
たぶん驕っている選手も1人もいないですし
みんな自分たちがJ2に上がってきたばかりというのを
わかってやっていますし
普通にやったら勝てないというのを頭に入れてやっているので
その部分かなと思いますけどね。
以上になります。
土屋
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