相模原ギオンスタジアムで行われた
2015 明治安田生命J3リーグ開幕戦の
SC相模原対Jリーグ・アンダー22選抜は3-0で相模原が勝利しました。
以下、試合後の記者会見における
相模原・辛島啓珠監督のコメントです。

【相模原・辛島啓珠監督】
開幕戦ですし、去年3試合で一度も勝てなかったチームに
3-0という結果で勝利できたのは本当に嬉しく思いますし、
そういう点では選手が非常に良く頑張ったと思います。
前半から結構前に行けていて、チャンスもあったんですけど、
ちょうど中盤ぐらいに鈴木（武蔵）選手のヘディングシュートがバーに当たって、
あの点が入っていれば流れは違ったと思うんですけど
そこを凌いで点を取ったのは井上平ですかね。
こっちが逆に先制点を取って前半を終えれたというのは良かったかなと思います。
前半ちょっと行けていた分、後半はもう少しダウンしてしまうかなというのがあったんですけど
後半もチャンスがありながら決め切れなかった所で
2点目は大きかったなと思いますし、
そういう点では後半も良い形で入れたんじゃないかなと思います。
ただ、ちょっとケガ人等も含めて傷んでいる選手も出てきたのでしっかり回復して、
また次の試合に向けて準備していきたいなと思います。以上です。

Q、今年の全体的な目標と豊富を教えて下さい。

A、選手も新戦力も入ってきて去年から上積みできている分、
去年は6位だったんですけど、当然J2ライセンスがなくても
結果は優勝を目指すという所に目標は置いています。
シーズン36試合ある中で色々なことがあると思うんですけど
安定した戦い方をしたいなと思いますし、
できるだけケガ人を出さすに良いコンディションで1試合1試合臨んで
ベストを尽くしてやっていきたいなと。
それが自分のポリシーでもあるのでそこに気を付けながら、
あとは悪い時期も当然出てくると思うんですけど
それをどううまく乗り越えられるかが結果的には最終的な順位に関わってくると思うので、
そういう所を考えて日々過ごしていきたいなと思います。

Q、対戦相手の情報もそれほどわからない中で
チームとして意図してできた部分と手応えを感じた部分はどこでしょうか？

A、対戦相手を見た時は結構メンバーにJ1の子も入っているし（笑）
「いや、どうなんだろうな」というか、
やってみないとかからないなというのはありました。
ただ、J1でやっている選手に関しては
当然ポテンシャルがあるからJ1にいるわけで、
彼らが入ってどういう風にどんなサッカーをするのかというのは
想像できていなかったんですけど
とりあえず前半で相手の様子を見て
後半また修正しようかなというのもありました。
それと同時に相手どうこうはあっても、
我々がプレシーズンの時にやってきたことをしっかり出すということですね。
守備で隙を与えないで点を取っていくというか、
良い守備からという所と前からプレスを掛けに行く時は
思い切って掛けようという所を意識してやらせたんですけど、
危ないシーンはあった中で、
初戦にしてはまあまあ良かったんじゃないのかなと思います。

Q、1点目が右からのクロスで3点目が左からのクロスと
両サイドからのクロスが得点に繋がりましたが、
サイドアタックの意識をチームに強調していた部分はありますか？

A、ありますね。
やっぱり森も経験があるしポテンシャルも高い中で、
あまり真ん中にこだわってやるよりは
真ん中もサイドもという所はあるんですけど、
ある程度はサイドを意識しながら真ん中という部分もあるので
チームとしてはサイドを上手く使うというのはシーズンが始まってから
言い続けてきたことですし、
そっちの方がよりシンプルでそんなに難しくない戦術だと思うので
そういう点ではそこは意識していましたね。

Q、次は昨年準優勝したチームとの対戦ですが、
次に向けての豊富をお願いできればと思います。

A、パルセイロですよね（笑）
パルセイロは美濃部さんも良く知っているというかお世話になっていますし、
僕も山雅にいた時はパルセイロというチームとずっとやってきた中で
やっぱり力はあると思いますし、
そういう意味では我々はチャレンジャーとしてやっていきたいなと思いますし、
次は南長野のこけら落としですよね？
向こうが雰囲気に飲まれて、こっちがのびのびとやれれば最高なんですけど（笑）
まあそういう訳にもいかないと思うので、
しっかり今日の町田戦の試合をスカウティングして
良い試合ができるように準備ができたらいいなと思います。

Q、今日の一番の収穫はいかがでしたか？

A、やっぱり結果と危ないシーンがあっても
失点がゼロで抑えられたということに関して
攻守共にそういうプレーの表現ができたというのは
自信を持っていいと思います。

以上になります。

土屋