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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2015年01月03日

高校選手権3回戦・試合後の國學院久我山コメント(李済華監督、仲間琳星、内藤健太)

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【李済華監督】
Q、最後はPK負けという結果でしたが。


A、昨日PKで勝たせてもらったので1勝1敗。
時の運が1つ私たちに向いてくれて
今日のゲームができたので、
たくさん応援してくれている人たちの前で
今日もう1試合できたということで、
昨日勝って今日負けてよかったです。
昨日負けていたら今日はなかったですから。


Q、内容的には全国の3試合の中では
一番良い試合だったのではないでしょうか?


A、私たちの今持っている力からしたら非常に良かったと思う。
頑張ったし、引き続き気持ちもあったし、
良いゲームだったと思いますね。
ただ、やっぱり3試合で2点か...
チャンスももう少しという所まで行っているので
そこをもう1個モノにできない所に
やっぱり攻撃力が少し足りない。
それはずっと思っていたことなんだけど、
それじゃ勝たせてくれなかったなということですね。


Q、守備陣は良く守ったと思いますが。


A、守備陣はそれ以上望むこともないくらいで、
0点に抑えたということもそうだし、
ボールのコントロールも良かったし、
前にボールを預ける長短のキックも含めて
守備に関しては言うことない。
非常に良かったと思いますよ。
やっぱり相手より1点多く取らなくてはいけないゲームなので、
PKまで行っちゃえば勝ったら万々歳だけど、
どうなるかはわからないことだから、
そういう意味では1点が遠かったということですね。


Q、終盤に檜垣君という選択肢がなかったのは
影響がありましたか?


A、昨日初めて出て、インフルエンザに罹っちゃったっていうから
「アレッ」て感じだったけど、
武器を持っている子は大切なので
痛かったといえば痛かったでしょうね。
少し前の子はシュートがもうちょっと
しっかり打てないとダメかなと思いますよね。
中盤の選手も含めてシュートに対してちょっとという感じがしますね。


Q、監督として臨まれる最後の大会だったと思いますが、
3試合を振り返っていかがですか?


A、ウチの今のチーム力からすると
本当に良くやったなと思っています。
エイトまでは行きたいなという気はしてたんですけど、
ウチは東京のチームで通いなので、
今日勝っていれば泊まりだったのかな(笑)
そんなことを言っていたので、
1回くらい泊まろうねという感じはあったんですけどね。
ただ、私はいつか久我山が全国優勝すると思っていますから。
どこかのタイミングで優勝する時が来ると信じていますので、
次の若い指導者たちが、次に入ってくる子たちが
それに向けて必ず実現するものだと私は思っています。
そういう意味では私が監督が終わったということで、
次の久我山の新しい歴史は続くし、
必ず優勝する時が来ると思っています。


【GK仲間琳星・3年】
Q、試合を振り返ってもらえる?


A、相手はショートカウンターのチームで、
自分たちのポゼッションと良い形でマッチングして
お互いの良さが出て、凄く楽しいゲームだったと思います。


Q、ゲーム自体は全国の3試合で
一番内容は良かったかなと思うけど。


A、やっぱり3戦目ということもあって
みんなの緊張も取れて、芝の状態も良くてパスも回って、
色々と慣れてきたことで自分たちの良さが出たのかなと思います。


Q、攻撃もリズムが良かったように見えたけど、
後ろからはどう見ていたかな?


A、後ろから見ていても
今日のゲームがこのシーズンでベストの攻撃だったし、
見ていて凄く楽しかったし、
何が起きるかわからないような感じが
凄く良かったなと思います。


Q、守備に関しては無失点だったけど。


A、内藤、花房、鴻巣、野村と凄い守備陣がいて、
その中でもやっぱり自分が声を出して
「集中を切らすな」ということによって
雰囲気も変わってくると思うので、
そのみんなの力を出させるためにも
後ろから声を出したことが無失点に繋がったのかなと思います。


Q、今日だけじゃなくて予選から7試合で1失点というのは
凄いことだと思うけど、それに関してはどう思っている?


A、1失点しかしないというのは
前からの守備も踏まえてのチームとしての無失点だと思うので、
そこは守備してくれた全員に感謝したいと思っています。


Q、3回戦まで勝ち上がったことで
少しは去年の悔しさを晴らせたかなという気持ちはある?


A、まあ... 悔しさというのはやっぱり残るのかなと
自分では思っていて、
今も負けて終わっているので、
後輩たちがまたこの悔しさを受け継いで
いつか全国優勝という形で晴らしてくれれば良いと思っているので、
自分なりにはこの1年間やり切ったと思っています。


Q、最後ロッカーではどんな話をしていたの?


A、負けた瞬間は何も話せなくて、
自分も結構取り乱したんですけど、
1回外で集合した時には、
もうみんな後輩たちに想いを受け継がせたという感じです。


Q、2年間久我山のゴールマウスを守り続けて
3回も全国大会に出た訳だけど、
3年間を振り返ってみるとどういう想いがあるかな?


A、そうですね...
1年の時はあまりメンバーにも入っていなくて、
試合に出ることもなくて、
2年で急に試合に出て、3年でも続けて出ていて、
とても充実した3年間だったと思います。
1年の時は全国に出られなくて悔しい想いを受け継いで、
2年になって全国で初戦で負けて、また悔しい想いを受け継いで、
そういう先輩たちの想いが積み重なって
やってこれたこのピッチだと思うので、
そう考えると先輩たちに凄く感謝したいと思っています。


【DF内藤健太・3年】
Q、今日の試合自体はどうだった?


A、今日の試合の内容は今までで一番良かったし、
久我山らしいサッカーができたので...
(※なかなか涙が止まりません)


Q、その涙の理由はどんな所かな?


A、色々あるんですけど、
一番はやっぱり悔しいですね...
負けるのは大嫌いなので悔しいです。


Q、ここに来て一番の内容のゲームができたというのは
誇って良いんじゃないかなと思うけど。


A、応援してくれる仲間があれだけいたし、
プリンスでも負けが続いていて、
そんな中でもあれだけ応援してくれるので、
自分たちがやらなきゃいけないという底力は
内容と比例してちょっとは出せたかなと思います。


Q、PK戦はどうだった?


A、1本目で読まれていたので「研究されているんだな」と思って、
2本目の鴻巣がいつもと逆に蹴ったんですけど、
いつも蹴っている方にキーパーが飛んで
逆を突いて入ったので、
「ああ、これは読まれてるんだろうな」と思って
自分も逆に蹴ったんですけど、
それでコースが甘かったので、
あれだったら自分の得意な方に蹴って
外した方が良かったかなと、少し悔いが残ります。


Q、なかなかシーズン序盤は結果が出ない中で
最後は選手権の3回戦までキャプテンとして
チームを引っ張ってきたことに関してはどうかな?


A、最初の頃は正直勝てなくて、
点も取れないしで辛かったんですけど、
本当に最後にこういう舞台で試合ができて、
今年は去年の人たちが卒業していって、
去年と比べられれば内容的にも全然ダメな試合が多かったですけど、
最後に久我山らしいサッカーができたなと。
自分が中学生の頃に「凄いな」と憧れたサッカー、
そういうサッカーをして小さい子たちにも
憧れて欲しいなという気持ちがあったので、
最後にそういうサッカーができて
自分はディフェンスとして無失点に抑えられたので
悔いはないです。
1,2年生が点を取れなくて一番悔しいと思うので、
来年頑張ってくれると思います。


Q、凄く充実した3年間だったんじゃないかなと思うけど、
振り返ってどうかな?


A、本当に去年は日本の高校サッカーの
トップレベルの人たちとサッカーができて、
その経験が今年にも生きて今日も無失点でしたし、
DFラインも本当に良いメンバーと一緒にできたので、
3年間楽しかったです。


以上になります。


土屋

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