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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2014年12月30日

高校選手権開幕戦・試合後の都立三鷹コメント(佐々木雅規監督、堀田将弘、湯浅辰哉、長島潤也)

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【佐々木雅規監督】
Q、試合を振り返っていただけますか?


A、いつもは「最初の10分」と言うんですけど、
今回は「最初の20分」と言いました。
10分で点を入れられないようにして、
20分まで抑えたら相手も焦るだろうから、
前半は行くぞというような感じで。
あとはチャンスが少ないけど
必ずあるからそれを掴んでいこうと。
まあ、「驚かせてやろう」ということですよね。
ちょっと後半立ち上がりの1点がね。
さすがだなという感じで、ターゲットを色々と変えてやってこれるし、
そこまではちょっと対応できなかったですね。


Q、前半に関してはいかがでしたか?


A、もう前半は粘り強いディフェンスという所と
我慢の時間が長いので、そこをしっかり我慢して行こうと。
それが何とか、向こうも焦ってくれたもので、
ちょっと隙を見せると相手にポンと行かれちゃうという所で、
見ていて面白かったです(笑)


Q、相手はサイドが強い中で、
そのサイドは2枚でしっかり対応できていたように見えました。


A、あのへんは追い込み、追い込みということで練習をやったんですけど、
あとは生徒たちの話し合いの中でこうやって行こうとやってくれて、
あまり切り込まれなかったかなという感じはしますね。
もう「縦に行かれるととんでもないヤツだ」という話は聞いていたので、
とにかく縦を抑えて横に出させようというのは、
全部子供たちも対策を考えていたと思うんですけどね。


Q、ハーフタイムの雰囲気はいかがでしたか?


A、良かったですよ。
もう「行けるぞ」という感じで。
全然力んでなかったので、
ハーフタイムは短かったんですけど「勝つぞ」という。
「あと40分だぞ」という雰囲気でしたね。


Q、相手のセットプレーに関してはお手上げという感じですか?


A、あれは1点目はちょっとね。
前半は4番、4番でやってきて、
あのシーンは10番でしたね。
最初は立ち上がりは2人で囲んだんだけどコーナーを取られて、
もうありがたい応援が凄くて
声が向こうまで届かないですから。
終わった後のロッカールームは泣き笑いです。
「強え~」って(笑) 「こんな所から頭が出てきたぞ」って(笑)


Q、終わった後はどんな言葉を選手に掛けましたか?


A、やっぱりねえ...
一番は凄い応援だったんですよね。
「その中でできたことが幸せだね」ということと、
あとは「三鷹の魂のサッカーを見せられたかな」と。
これからは宿に戻ってミーティングをやるんですけど、
そこで最後に「良い終え方をした」と言いたいですね。


Q、この選手権予選に入ってからの3ヶ月は
どういう3ヶ月でしたか?


A、いや~、ドラマの3ヶ月ですよね(笑)
もうガチガチの日体荏原戦から、
容赦ないロングスローの東京実業戦、
東京チャンピオンの駒大戦。
ドラマの連続の2ヶ月ですね。
色々なことがあって、それをまた乗り越えてやっていくという感じでした。


Q、楽しかったですか?


A、はい。
生徒も楽しかったと言っていました。
「楽しかったか?」と聞いたら「ハイ」と。
「じゃあそれで良かったな」と言いました。
今日は5、6発決められるかなと思ってましたけどね(笑)


【MF堀田将弘・3年】
Q、全国の舞台を振り返ってもらえる?


A、全国... うーん、強かったです。
本当に強かったので。
でも、流れの中でやられていないというのが
ロッカーの中でずっと話題になっていて、
「全然やれんじゃん」「最終的には体格差だよ」みたいなことを
笑って言っていたんですけど
まあ... 本当に楽しかったです。
自分自身は楽しめたと思います。
チームもみんな楽しんで終われたので
本当に良い経験ができて良かったです。


Q、前半はゼロに抑えたけど、手応えはどうだった?


A、前半は割とそこまで相手が仕掛けて来なかったというのがあって、
自分たちがこのままやればハマッている所もあったし、
カウンターも何回かあったので、
このまま行って1点チャンスがあれば
行けるんじゃないかという感じで
前半は終わった後は良い感じでした。


Q、ピッチ上でチームメイトの緊張は感じた?


A、いや、全然なかったです。
でも、河内くらいですかね(笑)
アイツはなんかわかんないですけど緊張してました(笑)


Q、後半はどうだったかな?


A、セットプレー2発でしょうがないというか...
しょうがなくはないんですけど、
流れの中でやられないというのは
自分たちの自信というか誇れる所だったと思うので。
後半はちょっと足が止まっちゃったというか、
みんな足が攣っていて、あれだけ回されると結構シンドいんで。
でも、セットプレーだけでやられちゃったので
後悔はあまりないです。


Q、自分たちのやってきたことが
ある程度通用したなという手応えもあった?


A、ありました。
東京予選は流れの中で何回かやられていましたけど、
そこをこの1ヶ月でまた成長できたかなと思います。


Q、最後に凄いご褒美が待っていたような3年間だと思うけど、
振り返ってみてどうかな?


A、いやー、色々あり過ぎて(笑)
1年生の頃からしごかれて...
もう辞めたいって時もずっとあったんですけど、
本当にこんな良いご褒美がもらえてよかったです(笑)
最高の経験ができました。


Q、やっぱり全国は最高だった(笑)?


A、最高です!
こんな観客がいて、開幕戦ならではというか
今となっては本当に開幕戦を引いてくれた巽に感謝したいです(笑)
最初は「何で引いたんだよ?」と思いましたけど、
今振り返ってみたら良かったです。


【DF湯浅辰哉・3年】
Q、全国の舞台はどうだった?


A、いや~、最高でした(笑)
あんな観客の前でやることもないので。


Q、前半は体もしっかり張れていたけど、
手応えはどうだった?


A、前半はやっぱり1対1とかだと勝てない所が多かったですけど、
(武田)啓介とかが最後に止めてくれたり、
1人が抜かれてもその後にしっかりカバーという意識で
みんなができていたので、
そこはやれたかなと思っていました。


Q、向こうはサイドがストロングな中で
サイドハーフとサイドバックで
だいぶ対応できていたように見えたけど、
あのへんは狙い通りだった?


A、そういう相手だとはわかっていたので、
練習はしていたんですけど、
どこまでという想像はできていなかったし、
本当に安田も巽も河内もしっかりそこはやってくれて
そうなると中も楽だったので、良くやってくれました。


Q、相手は高校の日本最強攻撃陣だと思うけど、
そういう圧力は感じたかな?


A、やる前にビビッたら終わりだと思っていたので、
相手どうこうと言うよりは、自分たちが三鷹として
今までやってきたことをやろうと言っていたので、
相手はデカかったですけど、そこはあまりなかったですね。


Q、後半はセットプレー2発だったけど、悔しさは残るかな?


A、悔しいは悔しいですけど、
悔しさ半分でしょうがないかなというのはあって...
悔しいかと聞かれれば悔しいですけど。


Q、あれだけケアしていても競り勝たれると、
どうしようもないなという感じもあったかな?


A、まあ、そうですね。
自分がコーナーにし過ぎちゃったというのも反省としてあって、
コーナーの練習はしていたんてすけど、
やっぱり向こうが何個も上でした。


Q、試合が終わった瞬間はどういうことを思った?


A、まずピッチの上では泣かないようにと。
最後までやり切ったとは思うので。
でも、正直歓声を聞いちゃったらもう...
何とかこらえました。


Q、最後は全国まで来ちゃったけど、
3年間を振り返ってどうだったかな?


A、1年の時から結構厳しい練習をやってきて、
自分たちの代になって勝てない時期が続いたんですけど、
それは自分たちが練習をサボったから
勝てないというのをみんなが感じていて、
選手権はしっかりみんなでやり切ろうと。
駒澤戦で勝って、そこからは本当に打ったシュートが入っちゃって(笑)
正直ここまで自分たちが来れるとは思ってなくて、
それは本当に自分たちのやってきたことが
間違っていなかったということもそうですけど、
コーチだったり1個上の先輩とかも含めてOBが
本当に練習も最後まで来てくれて一緒にやりながら、
自分たちだけで練習している時より本当に厳しくやってくれて(笑)
そういう全部があってのここかなというのは感じました。


Q、悔いはない感じかな?


A、やっぱり負けるのは悔しいですけど、
やり切った3年間だとは思っています。


【FW長島潤也・3年】
Q、実際に立ってみた全国の舞台はどうだった?


A、正直言って悔しさしかないですけど、
やっている時は本当に楽しかったです。


Q、前半からボールが入る機会も多かったけど、
どういうことを考えながらプレーしていた?


A、前半の最初の方は、いつも自分がボールをもらう時には
ガツンと来るような場面でも相手が来なかったりして
凄い戸惑っていた部分が多くて、
前半の最後の方になってきてようやく少しずつ慣れてきて、
後半も少しは自分の持ち味のプレーは出せたかなと思うんですけど、
それでも自分が出した後にもう1回もらう動きとか、
細かいことを言えばそれが足りなかったから
ディフェンスラインを崩すことかできなかったし、
そこは課題...
課題って言ってももう試合がないんですけど(笑)


Q、ピッチ上で東福岡の圧力は感じていた?


A、1対1とかで相対した時には、
生半可な自分のドリブルなんかじゃ
抜けないなというのは少し体感して、
やっぱりもう少しスキルアップしておきたかったなと思いました。
相対した時に凄い圧力は本当に感じていて、
どこにボールを出していいのかもあまりわからない状況だったのて、
まあ... 強かったです。


Q、ハーフタイムのロッカーの雰囲気はどうだった?


A、啓介に助けられた部分が多かったのて、
「啓介ありがとう」というのと、
あとは細かい所で言えば、
セットプレーが前半もあったので
気を付けようという話はしていたんですけど、
身体能力の差が出ちゃったなとは思っています。
気を付けようとはしていたんてすけど、
本当に高かったので残念ですね。


Q、都予選の準々決勝から楽しみにしていた
全国のヤツら相手に力を試してみて、今の率直な感想はどう?


Q、自分が思っていた以上に相手が強かった部分と、
自分が通用する部分の2つがあったので、
やれたことは自分のこれからの人生の中で
プラスになる部分だと本当に思うので、
そういう部分でこの全国大会で
本当に成長できたなとは思っています。


Q、10番を背負って大会に出られたけど、
そのことに関してはどう?


A、10番を着て本当は勝ちたかったんですけど、
事前に考えてきたようなチームではなかった部分が多くて、
戸惑いの部分で失点したかなとは思います。
相手が思ったようなチームではなかったので、
それは分析不足でもあるし、
自分たちがその違う相手に対して
対応できなかったという部分も多かったですし、
実際は0-2ですけど内容はやられていたので...
悔しいです...


Q、外から見ていると凄く良い3年間だったように見えるけど、
自分としては3年間を振り返ってみるとどうかな?


A、本当にこのスタジアムでできたのは
自分の中で一番の思い出ですし、
悔しかった部分はいっぱいあるんですけど
それでもやっぱり楽しかったし、
今までの18年間の人生の中でも
一番印象に残っている試合でもあるので、
この駒沢でプレーできて本当に良かったなとは思っています。
今日は何点取られるわからなかったですけどね。
相手のCBの5番は本当に高くて強くて、
GKからのパントキックの競り合いとかも
足が攣るくらい思いっ切りジャンプしたんですけど、
それでもボールに届かなくて。
思いっ切り飛んでるんですけど
あんなの届かないです(笑)


以上になります。


土屋

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