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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
今シーズン最後のデータプレビューです!
マル数字は
①古巣対決②元チームメイト③Jリーグ以前のチームメイト
④地元凱旋⑤その他⑥誕生日、となっており、
①のカッコ内は在籍年次、③のカッコ内は学年の関係性、にしてあります。
また、④がはアウェイチーム限定のデータで
出身地かJリーグ以前の出身チームが
ホームチームの所在都道府県と重なっている場合を該当としています。
なお、今回のJ1・J2昇格プレーオフ決勝は
中立地の味の素スタジアム開催なので割愛します。
⑥の"誕生日"は試合前日、当日、翌日に誕生日を迎える選手のみ
掲載することにします。
では、J1昇格プレーオフ決勝&J2・J3入れ替え戦第2戦のデータをどうぞ!
≪J1昇格プレーオフ決勝≫
15:30@味の素スタジアム
ジェフユナイテッド千葉×モンテディオ山形
①佐藤健太郎(07-11・山形)、中村太亮(13・山形)
②関塚隆監督×松岡亮輔=磐田
藤原寿徳GKコーチ×中島裕希+石川竜也+當間建文=鹿島
武藤覚コーチ+天野貴史×山﨑雅人=横浜FM
森本貴幸×石﨑信弘監督+常澤聡=東京V
谷澤達也×石﨑信弘監督+小林亮+ディエゴ=柏
兵働昭弘+山中亮輔×林陵平=柏
山口智+大塚翔平×川西翔太+山﨑雅人=G大阪
佐藤勇人+中村太亮×ディエゴ=京都
谷澤達也+幸野志有人×常澤聡=FC東京
ケンペス×舩津徹也=C大阪
③竹内彬×山﨑雅人=国士舘大(山崎が2年先輩)
兵働昭弘×石川竜也=筑波大(石川が3年先輩)
森本貴幸×林陵平=東京Vジュニア&東京Vジュニアユース(林が2年先輩)
田代真一×日高慶太=横浜FMプライマリー&横浜FMジュニアユース
(田代が1年先輩)
高木駿×林陵平+宮阪政樹=明治大
(高木と宮阪が同級生、林が3年先輩)
④中立地なので割愛
⑤兵働昭弘(筑波大)×山﨑雅人(国士舘大)
=03年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
大岩一貴(中央大)+高木駿(明治大)×宮阪政樹(明治大)
=11年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
≪J2・J3入れ替え戦第2戦≫
12:30@香川県立丸亀競技場
カマタマーレ讃岐×AC長野パルセイロ
②北野誠監督×美濃部直彦監督+前田隆司GKコーチ=京都
西野泰正×美濃部直彦監督=京都
木島良輔×前田隆司GKコーチ=東京V
小澤雄希+ソン・ハンキ×キム・ヨンギ=湘南
持留新作+岡村和哉+山本翔平+藤井大輔×山田晃平=長崎
我那覇和樹×高橋駿太=FC琉球
西野泰正×伊東輝悦=清水
関原凌河×松原優吉=富山
大杉誠人×旗手真也=佐川急便大阪SC
森田耕一郎+大沢朋也+大杉誠人×旗手真也=SAGAWA SHIGA FC
アンドレア×佐藤悠希=ジェフリザーブズ
木島良輔×川邊裕紀+勝又慶典=町田
藤井大輔×諏訪雄大=新潟
③山本翔平×美濃部直彦監督=京都ジュニアユース&京都ユース
(ジュニアユース時代は選手とコーチ、ユース時代は選手と監督)
大杉誠人×旗手真也=阪南大(大杉が1年先輩)
武田有祐×井上寛太=京都U-15&京都U-18&立命館大(同級生)
藤田浩平×井上寛太=立命館大(藤田が2年先輩)
⑤上村健一ヘッドコーチ×伊東輝悦=96年五輪日本代表のチームメイト
⑥石井健太(12月8日生まれ)
まず、昇格プレーオフの決勝から注目の関係性は
千葉の高木駿と山形の宮阪政樹。
彼らは明治大の同級生です。
それぞれ東京Vユース、FC東京U-18と
東京を二分するユース界の強豪から
名門明治の門を叩いた2人。
2年時には揃ってインカレ決勝にスタメン出場し、
優勝に大きく貢献。
3年時にはやはり揃ってユニバーシアードに臨む
日本代表にも選出されるなど、
明治の近年における黄金期の主力として活躍しました。
ただ、4年時にはリーグ戦もインカレも準優勝。
そのどちらも明治の優勝を阻んだ専修大の10番が、
今回の決勝でもスタメン出場が予想されている
千葉の町田也真人という因縁もあるんですねえ。
また、彼らにとってはユースからのトップ昇格が叶わず、
一度は立つことを諦めざるを得なかった
味スタが雌雄を決する舞台だというのも不思議な縁だと思います。
彼らの再会に是非注目してみて下さい。
一方、入れ替え戦第2戦で注目したいのは
讃岐の山本翔平と長野を率いる美濃部直彦監督の関係性。
山本が京都ユースでプレーしていた時の指揮官が、
今回J2の座を懸けて争う美濃部監督でした。
1995年に京都ジュニアユースへと入団した山本。
彼が中学2年時に前年までトップチームでプレーしていた
美濃部氏がジュニアユースのコーチに就任します。
そして、2年後に山本のユース昇格と時を同じくして
美濃部氏もユースの監督に就任。
在任期間の6年間で実に9人の選手を
トップ昇格へと導くことになりますが、
1982年生まれの代からは
山本のみがトップチームの一員になることを許されたのです。
ただ、トップチームではなかなか出場機会を得られなかった山本は、
水戸でJリーグデビューを飾ると、
アローズ北陸を経て辿り着いた熊本でJ2昇格に貢献。
そのJ2でもレギュラーとして活躍していましたが、
2010年に当時JFLだった長崎へ活躍の場を移し、
昨年からやはりJFLを主戦場にしていた讃岐へ加入。
熊本、長崎に続いて3度目の"昇格"を経験すると、
今シーズンは5年ぶりとなるJ2の舞台で
リーグ戦34試合に出場するなど、
レギュラーとしてシーズンを戦い抜きました。
山本はリーグ最終節でレッドカードを受けたため、
入れ替え戦の第1戦は無念の欠場。
ホームで迎える第2戦はスタメンでの登場が
有力視されています。
サッカー選手としての色々なアイデンティティが形成される
育成年代の5年間を共に過ごした教え子と指揮官の邂逅。
是非彼らの再会にも注目してみて下さい!
土屋
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