私が以前担当していたFoot！WEBから数えると
9回目となった"勝手にJリーグアウォーズ"。
今回も選出するのはベストイレブンです。
Foot！チーフディレクターの甲斐チーフ、
今シーズンはハーフタイムのハイライトを1人で担当したフカワくん、
Foot！ADながら中継のお手伝いをしてもらっていたAD絢ちゃん、
そして土屋の4人が選出しております。

例年通り、トップバッターは甲斐チーフです！

【甲斐チーフが選ぶベストイレブン】
GK
林彰洋（鳥栖）
DF
西大伍（鹿島）
那須大亮（浦和）
鈴木大輔（柏）
MF
武藤嘉紀（FC東京）
レオ・シルバ（新潟）
今野泰幸（G大阪）
遠藤保仁（G大阪）
キム・ミヌ（鳥栖）
FW
大久保嘉人（川崎）
パトリック（G大阪）
≪選考理由≫
自分で選んでいると、
優勝したG大阪は別として、
2位から4位のチームの選手より
鳥栖の選手に目が行きがちでした。
これは優勝経験のあるチームなので、
これくらいプレーして当たり前に見えている気がします。
それに対して、鳥栖の選手は
ひたむきにやっている姿が琴線に触れるのです。
いつもセンターバックに悩む中で、
那須と鈴木は派手ではありませんが、しっかりしていると思います。
今シーズンは若手が頑張っていた気がしますが、
ベスト11には今一歩でした。来年に期待しています。

続いてはフカワくんです！

【フカワくんが選ぶベストイレブン】
GK
林彰洋（鳥栖）
DF
那須大亮（浦和）
山本英臣（甲府）
中澤佑二（横浜FM）
MF
武藤嘉紀（FC東京）
柴崎岳（鹿島）
カイオ（鹿島）
レオ・シルバ（新潟）
FW
小林悠（川崎）
宇佐美貴史（G大阪）
レアンドロ（柏）
≪選考理由≫
基本的には今シーズンを思い返してみて、
記憶に残っている選手を選びました。
攻撃陣は、得点力のある選手を選び、
その中でも武藤選手とカイオ選手は、
ボールを持った時に何かしてくれそうな雰囲気が感じられました。
守備陣はチームを支えた選手、
後ろを任せられる安心感のある選手を選びました。

3番手はAD絢ちゃんです！

【AD絢が選ぶベストイレブン】
GK
東口順昭（G大阪）
DF
塩谷司（広島）
今野泰幸（G大阪）
菊地直哉（鳥栖）
太田宏介（FC東京）
MF
阿部勇樹（浦和）
遠藤保仁（G大阪）
武藤嘉紀（FC東京）
FW
宇佐美貴史（G大阪）
大久保嘉人（川崎）
永井謙佑（名古屋）

≪選出理由≫
この中には入っていませんが、
影の功労者は鳥栖の小林選手だと思います。
33節の同点ゴールがなければ
浦和が優勝していたのではないでしょうか？
今シーズンがここまで面白くなったのは
彼のおかげだと思います。

最後は土屋です。

【土屋が選ぶベストイレブン】
GK
東口順昭（G大阪）
DF
山本英臣（甲府）
谷口彰悟（川崎）
MF
レオ・シルバ（新潟）
阿部勇樹（浦和）
遠藤康（鹿島）
阿部浩之（G大阪）
永井謙佑（名古屋）
FW
大久保嘉人（川崎）
豊田陽平（鳥栖）
武藤嘉紀（FC東京）

≪選出理由≫
まず、このチームで試合をすることは想定していません！
GKはどちらも移籍初年度だった東口と西川の競合で
3冠達成というタイトル面を重視して前者に。
DFは飛ばして（笑）、
MFは個人として印象深かった選手を。
レオ・シルバの帰化も期待しつつ（笑）、
この5人はいずれも代表で試してほしい選手ですね。
特に阿部勇樹は絶対に必要な選手だと思いますし、
今シーズンの永井は間違いなく一皮向けた感がありました。
また、FWはやはりポジションの特性として
単純にゴール数を評価したいのでまずは大久保と豊田を。
そして、武藤は高校時代から見てきている選手なので
思い入れもあって選んでいます。
最後にDFは、他のポジションで選びたい選手の関係で厳選2名に。
森重真人、キム・ミンヒョク、水本裕貴、中澤佑二と迷いましたが、
直接現場で見たゲームの印象で谷口と山本をチョイスしました。

J2は土屋だけ選出しています。

【土屋が選ぶJ2ベストイレブン】
GK
大谷幸輝（北九州）
DF
遠藤航（湘南）
丸山祐市（湘南）
三竿雄斗（湘南）
MF
田中隼磨（松本）
永木亮太（湘南）
宮阪政樹（山形）
中村太亮（千葉）
FW
大黒将志（京都）
ウェリントン（湘南）
船山貴之（松本）
SUB
安西幸輝（東京V）
山口智（千葉）
岩上祐三（松本）
菊地俊介（湘南）
岡田翔平（湘南）
上田康太（岡山）
ナザリト（岐阜）

≪選出理由≫
ベストイレブンはほぼ異論なしかと。
GKは大谷、秋元陽太、村山智彦の中で
セーブ数が最も多い大谷を選んでいます。
SUBは7名なので相当悩みました。
他にも喜山康平（松本）と岩間雄大（松本）のドイスボランチ、
チーム最多でリーグでも6位の15ゴールを叩き出した池元友樹（北九州）、
左WBで新境地を開拓した菊池大介（湘南）、
J2の中では異次元のテクニックを有する工藤浩平（京都）、
今シーズンでグッと伸びた印象の為田大貴（大分）も最後まで候補でしたが、
今回はやはり現場で見たインパクトで上記の7人に決めました。

同調や異論反論は大歓迎です！
では､記念すべき10回目となる
2015年の年末にまたお会いしましょう！

土屋