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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2014年08月11日

J1・シーズン中における監督退任時の順位一覧(2005~2014)

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鳥栖のユン・ジョンファン監督退任には
多くの方が驚いたことだと思います。
何と言っても首位に立っていましたからね。
そこで気になったのは、
J1のシーズン中における監督退任時に
そのチームは何位だったのかということ。
気になれば調べない訳にはいきません(笑)


一応、J1が1シーズン制になった
2005年以降ということでデータを調べています。
なお、データの内容は


監督名(クラブ名) 退任時のチーム順位...退任のタイミング


にしました。
また、用語の定義上として
辞任も解任もすべて今回は"退任"という扱いの
一覧データにしてありますのでご了承ください。
では、以下どうぞ!


【2005年】
松永英機(神戸) 17位...第6節
エメルソン・レオン(神戸) 18位...第12節
※第9節から4試合で退任
オズワルド・アルディレス(東京V) 17位...第17節
ファンボ・カン(大分) 17位...第21節
ネルシーニョ(名古屋) 9位...第24節


【2006年】
小林伸二(C大阪) 17位...第8節
小野剛(広島) 18位...第8節
山本昌邦(磐田) 11位...第12節
松田浩(福岡) 16位...第12節
イビチャ・オシム(千葉) 5位...第12節
アレッシャンドレ・ガーロ(FC東京) 12位...第17節
岡田武史(横浜FM) 12位...第19節
柱谷幸一(京都) 16位...第25節


【2007年】
ロバート・ファーベーク(大宮) 16位...第18節
アジウソン(磐田) 9位...第24節


【2008年】
関塚隆(川崎) 10位...第5節
※退任は7節終了後
ヨジップ・クゼ(千葉) 18位...第11節
桑原隆(横浜FM) 16位...第16節
内山篤(磐田) 16位...第23節


【2009年】
カイオ・ジュニオール(神戸) 14位...第15節
高橋真一郎(柏) 17位...第17節
ペリクレス・シャムスカ(大分) 18位...第17節
アレックス・ミラー(千葉) 16位...第19節


【2010年】
チャン・ウェリョン(大宮) 17位...第8節
加藤久(京都) 18位...第14節
三浦俊也(神戸) 16位...第22節
城福浩(FC東京) 16位...第23節


【2011年】
篠田善之(福岡) 18位...第19節
三浦俊也(甲府) 16位...第20節
ゼリコ・ペトロヴィッチ(浦和) 16位...第29節


【2012年】
ジョゼ・カルロス・セホーン(G大阪) 16位...第3節
相馬直樹(川崎) 11位...第5節
和田昌裕(神戸) 13位...第8節
黒崎久志(新潟) 17位...第12節
鈴木淳(大宮) 15位...第13節
セルジオ・ソアレス(C大阪) 14位...第23節


【2013年】
森下仁志(磐田) 17位...第9節
ズデンコ・ベルデニック(大宮) 4位...第20節


【2014年】
グラハム・アーノルド(仙台) 17位...第6節
ランコ・ポポヴォッチ(C大阪) 13位...第14節
ユン・ジョンファン(鳥栖) 1位...第18節


ユン・ジョンファン監督でのべ41人。
その中で降格圏、すなわち16位以下にチームが沈んでいた時点で
退任を余儀なくされた監督は26人で全体の63%。
まあ、そういう数字になりますよね。


逆に一桁順位時に退任している監督は全部で5人。
イビチャ・オシム監督はご存じのように日本代表監督就任で、
アジウソン監督は自ら辞任してチームを去っていますが、
名古屋時代のネルシーニョ監督、
大宮時代のズデンコ・ベルデニック監督は解任。
そして、今回のユン・ジョンファン監督も
事実上の解任という形になってしまいました。


ちなみに、1995年には横浜マリノスを率いて
ファーストステージを優勝していたホルヘ・ソラーリ監督が
セカンドステージを前に退任していますが、
これは胃潰瘍の療養による辞任。
(直後にロサリオ・セントラルを率いていますが...)
それもほぼ20年前のことですから、
今回の鳥栖のモロモロは100年に5回あるかないかぐらいの
珍しい監督退任劇だったと思います。
今日は黒星という結果になってしまったものの、
後任の吉田恵監督はインタビューにも非常に真摯に答えられていましたし、
難しい状況だとは思いますが、是非頑張って欲しいですね。


土屋

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