J1もいよいよ折り返し地点です！

マル数字は
①古巣対決②元チームメイト③Jリーグ以前のチームメイト
④地元凱旋⑤その他⑥誕生日、となっており、
①のカッコ内は在籍年次、③のカッコ内は学年の関係性、にしてあります。
また、④がはアウェイチーム限定のデータで
出身地かJリーグ以前の出身チームが
ホームチームの所在都道府県と重なっている場合を該当としています。
⑥の"誕生日"は試合前日、当日、翌日に誕生日を迎える選手のみ
掲載することにします。

では、第17節のデータをどうぞ！

【7月27日（日）】
★J SPORTS LIVEカード
19:00@ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸×ガンバ大阪
①木山隆之コーチ（94-97・G大阪）、ペドロ・ジュニオール（09-10・G大阪）
　橋本英郎（98-11・G大阪、G大阪ジュニアユース&G大阪ユース出身）、
　奥井諒（G大阪ジュニアユース出身）、シジクレイコーチ（01-03・神戸）
②シジマールGKコーチ＋マルキーニョス＋山本海人×長谷川健太監督＝清水
　マルキーニョス＋山本海人×岩下敬輔＝清水
　木山隆之コーチ＋高橋峻希×米倉恒貴＝千葉
　高柳一誠×片野坂知宏ヘッドコーチ＝広島
　ペドロ・ジュニオール×今野泰幸＝FC東京
④関西圏同士なので割愛
⑤茂木弘人×今野泰幸＝03年ワールドユース日本代表のチームメイト
　茂木弘人＋徳重健太×木村敦志＝01年U-17W杯日本代表のチームメイト
　小川慶治朗×内田達也＋宇佐美貴史＝09年U-17W杯日本代表のチームメイト

18:00@埼玉スタジアム2002
浦和レッズ×鹿島アントラーズ
①興梠慎三（05-12・鹿島）
②ミハイロ・ペトロヴィッチ監督＋杉浦大輔コーチ＋槙野智章＋柏木陽介
　＋李忠成＋森脇良太×佐藤昭大＝広島
　那須大亮×山本脩斗＝磐田
　関口訓充×川俣慎一郎＝仙台
③天野賢一コーチ×大岩剛コーチ＝筑波大
　（大岩コーチが3年先輩）
　宇賀神友弥×山村和也＝流通経済大（宇賀神が2年先輩）
　槙野智章＋柏木陽介＋森脇良太×佐藤昭大＝広島ユース
　（森脇と佐藤が同級生、槙野と柏木が同級生で1年後輩）
⑤坪井慶介×中田浩二＋小笠原満男＝06年W杯日本代表のチームメイト
　那須大亮×青木剛＝01年ワールドユース日本代表のチームメイト
　

18:00@IAIスタジアム日本平
清水エスパルス×柏レイソル
①杉山浩太（08-09・柏）、三浦雄也（12・柏）
②内田一夫コーチ＋吉田豊×輪湖直樹＝甲府
　高木俊幸＋高木善朗＋廣井友信×藤田優人＝東京V
③村田和哉×橋本和＝大阪体育大（橋本が2年先輩）
④狩野健太（静岡県出身・静岡学園）
⑤吉田豊×鈴木大輔＝07年U-17W杯日本代表のチームメイト
　石毛秀樹×秋野央樹＋中村航輔＝11年U-17W杯日本代表のチームメイト

18:30@味の素スタジアム
FC東京×ベガルタ仙台
①鈴木規郎（02-07・FC東京）、赤嶺真吾（05-10・FC東京）
②川口信男コーチ＋加賀健一×佐藤洋平GKコーチ＋太田吉彰＋上本大海＝磐田
　森重真人＋東慶悟×上本大海＝大分
③羽生直剛×沖田優コーチ＝筑波大（沖田コーチが1年先輩）
　渡邉千真＋平山相太×関憲太郎＝国見
　（平山と関が同級生、渡邉が1年後輩）
④桜井繁（駒澤大）、鎌田次郎（東京都出身・FC東京U-18）、
　シュミット・ダニエル（中央大）、富田晋吾（東京Vユース）、
　関憲太郎（明治大）、赤嶺真吾（駒澤大）、
　石川大徳（東京都出身・フレンドリーSC）
⑤徳永悠平＋権田修一＋東慶悟×里内猛フィジカルコーチ
　＝12年五輪日本代表のチームメイト
　徳永悠平＋平山相太×角田誠＋鈴木規郎
　＝03年ワールドユース日本代表のチームメイト
　米本拓司＋河野広貴＋廣永遼太郎×八反田康平
　＝07年U-17W杯日本代表のチームメイト
　徳永悠平（早稲田大）×赤嶺真吾（駒澤大）
　＝05年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
　渡邉千真（早稲田大）×鎌田次郎（流通経済大）＋武井択也（流通経済大）
　＝07年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
　圍謙太朗（桃山学院大）×二見宏志（阪南大）
　＝13年ユニバーシアード日本代表のチームメイト　
⑥鎌田次郎（7月28日生まれ）

19:00@NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャ×徳島ヴォルティス
①古島清人GKコーチ（98・大宮、10・大宮コーチ）
②海本慶治コーチ×千代反田充＝名古屋&新潟
　北野貴之×千代反田充＝新潟
　黒崎久志コーチ＋渡邉大剛×斉藤大介＝京都
　渡邉大剛×甲本偉嗣コーチ＋松井謙弥＝京都
　生駒武志フィジカルコーチ×濱田武＝C大阪
　横山知伸＋家長昭博×松井謙弥＝C大阪
　生駒武志フィジカルコーチ×橋内優也＝広島
　江角浩司×小林伸二監督＝大分
　長谷川悠＋増田誓志×小林伸二監督＋長島裕明コーチ＋廣瀬智靖＋宮崎光平＝山形
　中村北斗×長島裕明コーチ＝FC東京
　中村北斗×アレックス＋千代反田充＋宮崎光平＝福岡
　長谷川悠×アレックス＋宮崎光平＝福岡
　高橋祥平＋和田拓也×那須川将大＝東京V
　増田誓志×アレックス＝鹿島
③菊地光将×高崎寛之＝駒澤大（同級生）
　泉澤仁×窪田良＝阪南大（同級生）
④廣瀬智靖（埼玉県出身・クマガヤSC）
⑤大熊清監督＋中村北斗＋家長昭博×松井謙弥
　＝05年ワールドユース日本代表の監督と選手
　菊地光将（駒澤大）×高崎寛之（駒澤大）
　＝07年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
　泉澤仁（阪南大）×窪田良（阪南大）
　＝13年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
⑥和田拓也（7月28日生まれ）

19:00@等々力陸上競技場
川崎フロンターレ×アルビレックス新潟
②菊池新吉GKコーチ×黒河貴矢＝東京V
　田中裕介＋小宮山尊信×三浦文丈コーチ＝横浜FM
　中澤聡太×三浦文丈コーチ＝FC東京
　中澤聡太×和田治雄コーチ＋岡本英也＝G大阪
　山本真希×黒河貴矢＝清水
　森島康仁×松原健＋坪内秀介＝大分
　大久保嘉人×坪内秀介＝神戸
　金久保順×坪内秀介＝大宮
　西部洋平×大井健太郎＝湘南
③中澤聡太×黒河貴矢＝市立船橋（黒河が1年先輩）
　山越享太郎×小林裕紀＝東京Vユース（小林が2年先輩）　
④小林裕紀（神奈川県出身）、小泉慶（横浜FMジュニアユース）
⑤大久保嘉人×黒河貴矢＋田中達也＝04年五輪日本代表のチームメイト
　風間八宏監督×柳下正明監督＝79年ワールドユース日本代表のチームメイト
　森島康仁×田中亜土夢＝07年U-20W杯日本代表のチームメイト
⑥金久保順（7月26日生まれ）

　
19:00@名古屋市瑞穂陸上競技場
名古屋グランパス×横浜F・マリノス
①藤本淳吾（11-13・名古屋）、鈴木椋大（名古屋U12&名古屋三好ジュニアユース出身）
②西野朗監督＋實好礼忠ヘッドコーチ＋ジェルソンGKコーチ
　＋ブローロフィジカルコーチ×下平匠＝G大阪
　西村弘司×松永成立GKコーチ＝京都
　玉田圭司＋矢野貴章×小林祐三＝柏
　矢野貴章×三門雄大＝新潟
　永井謙佑（特別指定）×六反勇治＝福岡
　枝村匠馬×矢島卓郎＋伊藤翔＋藤本淳吾＝清水
　高木義成×中澤佑二＝V川崎
④伊藤翔（愛知県出身・中京大中京）、鈴木椋大（愛知県出身・名古屋三好ジュニアユース）
⑤楢﨑正剛＋玉田圭司×中村俊輔＋中澤佑二
　＝06年W杯日本代表のチームメイト
　楢﨑正剛＋田中マルクス闘莉王＋玉田圭司＋矢野貴章
　×中村俊輔＋中澤佑二＝10年W杯日本代表のチームメイト
　永井謙佑×齋藤学＝12年五輪日本代表のチームメイト

19:00@キンチョウスタジアム
セレッソ大阪×サガン鳥栖
①ユン・ジョンファン監督（00-02・C大阪）、播戸竜二（10-13・C大阪）、
　丹羽竜平（07-08・C大阪）
②高橋大輔コーチ×菊地直哉＝大分
　武田博行×磯崎敬太＝水戸
　武田博行×水沼宏太＝栃木
　染谷悠太＋安藤淳×豊田陽平＝京都
　長谷川アーリアジャスール×水沼宏太＋谷口博之＋金井貢史＝横浜FM
　新井場徹×播戸竜二＝G大阪
　楠神順平×谷口博之＝川崎
③高橋大輔コーチ×赤星拓＝福岡大（高橋コーチが1年先輩）
　染谷悠太×池田圭＋林彰洋＝流通経済大
　（染谷と池田が同級生、林が1年後輩）
　長谷川アーリアジャスール×水沼宏太＋金井貢史＝横浜FMユース
　（水沼と金井が同級生、長谷川が1年先輩）
⑤高橋大輔コーチ（福岡大）×赤星拓（福岡大）
　＝05年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
⑥小谷祐喜（7月27日生まれ）、秋山大地、チェ・ソングン（7月28日生まれ）

19:00@エディオンスタジアム甲府
サンフレッチェ広島×ヴァンフォーレ甲府
①柏好文（10-13・甲府）、盛田剛平（04-11・広島）
②松本良一フィジカルコーチ×小倉勉ヘッドコーチ＋山本英臣＋水野晃樹＝市原
　佐藤寿人＋山岸智×山本英臣＝市原
　水本裕貴×小倉勉ヘッドコーチ＋水野晃樹＝千葉
　石原直樹×横谷亮コーチ＋新井涼平＝大宮
　柴﨑晃誠×福田健介＋土屋征夫＝東京V
③佐藤寿人×山本英臣＝市原ジュニアユース&市原ユース
　（山本が1年先輩）
　増田卓也×河本明人＝流通経済大（増田が1年先輩）
⑤水本裕貴×水野晃樹＝05年ワールドユース日本代表のチームメイト
　原裕太郎×城福浩＝07年U-17W杯日本代表のチームメイト
　増田卓也（流通経済大）×河本明人（流通経済大）
　＝11年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
　皆川佑介（中央大）＋茶島雄介（東京学芸大）
　×下田北斗（専修大）＋松本大輝（法政大）
　＝13年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
⑥柏好文（7月28日生まれ）

今回の最注目カードは神戸とG大阪の阪神ダービー。
神戸のシジマールGKコーチとG大阪の長谷川健太監督は
清水時代のチームメイトです。

希望に満ちたJリーグ前夜の日本サッカー界。
元々母体企業を持たなかった清水エスパルスは、
静岡県出身者を中心に選手を集めます。
その中で堀池巧、大榎克己と共に
「清水東三羽烏」と称された長谷川健太も
1991年に日産から清水への移籍を決断。
地元でのプロ生活をスタートさせることになります。

華やかな開幕に沸いた1993年のJリーグ。
そんな中、清水にセカンドステージから加わったのが
当時31歳だったシジマール。
加入早々にレギュラーポジションを確保した彼は
その長い手足を生かしたセービングから
レフ・ヤシンよろしく「クモ男」として人気を博し、
Jリーグ屈指のGKとして知られるようになりました。

実際にシジマールの能力は
当時のJリーグでも図抜けており、
731分間無失点という記録は
いまだにJ1リーグにおける最長記録。
現在、浦和の西川周作も無失点記録を続けていますが、
記録更新にはあと102分間が必要であり、
それを考えるとシジマールの記録が
いかに凄かったかがよくわかりますね。

結局、1995年まで清水でプレーしたシジマールは
一旦ブラジルに帰国しましたが、再来日を果たすと
国際海洋大第一高校の監督や
大阪学院大のコーチなどを歴任し、
柏で4シーズンに渡ってGKコーチを務め上げた後、
昨シーズンから神戸のGKコーチに就任。
試合前のアップ時には相変わらずの
切れ味鋭い動きで、GK陣を束ねています。

一方の長谷川監督はご存知の通り、
清水一筋の現役生活を過ごし、
2005年からの6シーズンを監督として
やはり清水を指揮。
なかなかタイトルには届かなかったものの、
堅実なチーム作りで古巣再建に貢献し、
昨シーズンはJ2に降格したG大阪を
1年でJ1復帰に導くなど、各方面から高い評価を得ています。

そんなエスパルス出身の2人が
J1の阪神ダービーで指導者として再会する一戦。
試合後の彼らがどういう形で交流するかにも
是非注目してみて下さい！

土屋