ディエゴ・フォルランのC大阪加入が騒がれている昨今。
近年では久々にワールドカップで活躍したスターが
Jリーグのクラブに来るとあって、話題性は十分という感があります。
そんな中、過去にJリーグでプレーした外国籍選手の中で
W杯の出場試合数をランキングにしたらどうなるのかというのを思い立ち、
今回はそのランキングを作成してみました。
以下、どうぞ！

★18試合
ピエール・リトバルスキー：93-94・市原
（ドイツ...82年/7試合2得点、86年/5試合1得点、90年/6試合1得点）
※82年準優勝、86年準優勝、90年優勝
ドゥンガ：95-98・磐田
（ブラジル...90年/4試合0得点、94年/7試合0得点、98年/7試合0得点）
※94年優勝・ベストイレブン、98年準優勝・ベストイレブン

★16試合
ホン・ミョンボ：97-98・平塚 99-01・柏
（韓国...90年/3試合0得点、94年/3試合2得点、98年/3試合0得点、02年/7試合0得点）
※02年4位

★15試合
ベベット：00年・鹿島
（ブラジル...90年/1試合0得点、94年/7試合3得点、98年/7試合3得点）
※94年優勝、98年準優勝

★14試合
ジーコ：89-94：住友金属/鹿島
（ブラジル...78年/6試合1得点、82年/5試合4得点、86年/3試合0得点）
※82年ベストイレブン
パク・チソン：00-03・京都
（韓国...02年/7試合1得点、06年/3試合1得点、10年/4試合1得点）
※02年4位

★12試合
ガリー・リネカー：93-94・名古屋
（イングランド...86年/5試合6得点、90年/7試合4得点）
※86年得点王、90年4位
フリオ・サリナス：97-98：横浜M
（スペイン...86年/5試合1得点、90年/3試合1得点、94年/4試合1得点）

★11試合
ファン・ソンホン：98-99・C大阪 00-02・柏
（韓国...90年/3試合0得点、94年/3試合1得点、02年/5試合1得点）
※02年4位
ジョルジーニョ：95-98・鹿島
（ブラジル...90年/4試合0得点、94年/7試合0得点）
※94年優勝・ベストイレブン
レオナルド：94-96・鹿島
（ブラジル...94年/4試合0得点、98年/7試合0得点）
※94年優勝、98年準優勝
キム・ナミル：08-09・神戸
（韓国...02年/5試合0得点、06年/3試合0得点、10年/3試合0得点）
※02年4位

★10試合
ギド・ブッフバルト：94-97・浦和
（ドイツ...90年/7試合0得点、94年/3試合0得点）
※90年優勝
ミューレル：95・柏
（ブラジル...86年/5試合0得点、90年/4試合2得点、94年/1試合0得点）
※94年優勝
フリスト・ストイチコフ：98-99・柏
（ブルガリア...94年/7試合6得点、98年/3試合0得点）
※94年4位・得点王・ベストイレブン
ユ・サンチョル：99-01、03-04・横浜FM 01-02：柏
（韓国...98年/3試合1得点、02年/7試合1得点）
※02年4位
アン・ジョンファン：02-03・清水 04-05・横浜FM
（韓国...02年/7試合2得点、06年/3試合1得点）
※02年4位
イ・チョンス：10-11・大宮
（韓国...02年/7試合0得点、06年/3試合1得点）
※02年4位

★9試合
カレカ：93-96・柏
（ブラジル...86年/5試合5得点、90年/4試合2得点）
ミカエル・ラウドルップ：96-97・神戸
（デンマーク...86年/4試合1得点、98年/5試合1得点）
ドラガン・ストイコビッチ：94-01・名古屋
（ユーゴスラビア...90年/5試合2得点、98年/4試合1得点）
※90年ベストイレブン

★8試合
ロレンツォ・スターレンス：01・大分
（ベルギー...90年/1試合0得点、94年/4試合0得点、98年/3試合0得点）
ディエゴ・フォルラン
（ウルグアイ...02年/1試合1得点、10年/7試合5得点）
※10年4位・MVP・得点王・ベストイレブン

★7試合
セルゲイ・アレニイコフ：93-96・G大阪
（ソビエト連邦...86年/4試合1得点、90年/3試合0得点）
サルヴァトーレ・スキラッチ：94-97・磐田
（イタリア...90年/7試合6得点）
※90年3位・MVP・得点王・ベストイレブン
ジーニョ：95-97・横浜F
（ブラジル...94年/7試合0得点）
※94年優勝
フランシスコ・"チキ"・アルセ：03・G大阪
（パラグアイ...98年/3試合0得点、02年/4試合1得点）
ルーカス・ニール：13・大宮
（オーストラリア...06年/4試合0得点、10年/3試合0得点）

★6試合
ペドロ・トログリオ：94-96・藤枝ブルックス/福岡ブルックス/福岡
（アルゼンチン...90年/6試合1得点）
※90年準優勝
ダニエレ・マッサーロ：95-96・清水
（イタリア...94年/6試合1得点）
※94年準優勝
セザール・サンパイオ：95-99・横浜F 02・柏 03-04・広島
（ブラジル...98年/6試合3得点）
※98年準優勝
パトリック・エムボマ：97-98・G大阪 03-04・東京V 04-05・神戸
（カメルーン...98年/3試合1得点、02年/3試合1得点）
ユーリ・ニキフォロフ：03-04：浦和
（ロシア...94年/3試合0得点、02年/3試合0得点）
イルハン・マンスズ：04・神戸
（トルコ...02年/6試合3得点）
※02年3位
フレドリック・ユングベリ：11-13・清水
（スウェーデン...02年/2試合0得点、06年/4試合1得点）
パウロ・ワンチョペ：07・FC東京
（コスタリカ...02年/3試合1得点、06年/3試合2得点）

一応基準は2大会に渡って出場した場合の
最少出場試合数である6試合以上に限定しています。
当然他にも印象的なワールドカップ出場Jリーガーがいますが、
この基準でご容赦いただきたく思っております。

やっぱり90年代は凄かったんですねえ（笑）
中でもリトバルスキーとドゥンガは圧巻。
2人とも2回のファイナルでピッチに立ち、
こちらも揃って優勝と準優勝を経験しています。
18試合出場というのは、過去の出場全選手で考えても12位タイ。
凄すぎます！

個人的には今やスウォンジーで華麗なパスサッカーを披露している
ミカエル・ラウドルップの9試合に惹かれますねえ。
86年に22歳でワールドカップに出場したミカエルは、
それから12年後の98年に36歳のキャプテンとして再び世界の舞台へ。
ベスト8ではブラジルと壮絶に撃ち合いを演じ、結果は2-3で敗れ、
ミカエル自身もその試合が現役最後のゲームとなりましたが、
世界中にその実力を見せ付けた一戦であり、
私の中にも強く印象に残っています。

ちなみに噂のフォルランは02年にも
1試合だけ出場して1ゴールを挙げているため、
トータルでの出場試合数は8試合。
大会MVP、得点王、ベストイレブンの3冠受賞選手の来日は
スキラッチ以来で2度目になります。
弊社もおそらくは中継で携わることがあるはずなので、
本当に楽しみですね！

土屋