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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
そろそろJリーグ各クラブの新しい背番号が発表されています。
そんな中で目立つのが"39番"を付けている選手の多さ。
大宮の泉澤仁、湘南の武富孝介、新潟の坪内秀介、
磐田の藤ヶ谷陽介、松本の木部未嵐、G大阪の宇佐美貴史、
岡山の千布一輝、熊本の嶋田慎太郎と
ここまで8人が既に今シーズンの1年間を
"39番"と共に戦うことになりました。
例えば一昨年、熊本に移籍した北嶋秀朗・現アシスタントコーチは
39番という背番号を選んだ理由に際して、
「単純に『サンキュー』ですね(笑)
本当に熊本の方たちに『ありがとう』という気持ちをすごく持っています」
と語っています。
そしてその北嶋の移籍から約2か月後、
柏から山形へと移籍した林陵平が選んだ背番号もやはり39。
囲み取材では「『サンキュー』という意味です」と話したものの、
そこに北嶋の影響があったことは想像に難くありません。
また、今シーズンから新たに39番を背負うことになった
湘南の武富は柏でも熊本でも北嶋と共にプレーしており、
ポジションも同じFWということで、
背番号のチョイスに偉大な先輩の影響が
間違いなくあったことが予想されます。
ちなみに昨シーズンのJクラブで39番を付けていた選手は
坪内、宇佐美、谷澤達也(千葉)、小林秀征(岡山)、
木部、オズマール(愛媛)、北嶋の7人。
坪内、宇佐美、木部は既に今年も継続が発表されており、
オズマールは愛媛を退団。
岡山は小林が28番に変わったため、ルーキーの千布が、
熊本は北嶋の現役引退に伴って、
ユースから昇格してきた"クマのメッシ"こと嶋田が
それぞれ39番を引き継いでいます。
ここで重要なのは谷澤の存在。
昨年の39番で唯一今シーズンの動向が決まっていませんが、
おそらく継続するのではないかと勝手に予想しています。
過去に「39番を付けていた連続シーズン記録」は
名古屋の広野耕一(2003~05)と千葉の松本憲(2006~08)の3シーズン。
谷澤は2011年にFC東京で初めて39番のユニフォームへ袖を通すと、
2012年のシーズン途中で移籍した千葉でも、そのまま39番をチョイス。
現在、最多シーズンタイの3シーズンに並んでいます。
これで新シーズンも39番を付けることになれば、
Jリーグ史上最長記録の栄誉に輝くことができるんです!
千葉の新背番号発表からは目が離せませんね(笑)
2001年の呂比須ワグナー(福岡)、2006年の平山相太(FC東京)、
2007年の三浦淳宏(横浜FC)、2008年と2009年の久保竜彦(広島)など
過去にも錚々たる選手が付けてきている39番。
今後発表される各クラブの背番号をチェックする時には、
是非リストの下の方に"39"の数字が踊っていないか
チェックしてみて下さい!
土屋
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