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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年11月24日

J1第32節 C大阪×広島マッチレビュー

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J1第32節 
セレッソ大阪×サンフレッチェ広島@キンチョウスタジアム
解説:水沼貴史 実況:西岡明彦 インタビュアー:林智美


【サンフレッチェ広島 森保一監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、勝てなかったことは本当に残念ですし、
やはりこういう優勝争いをしている中で
大切な試合をモノにしていく力を
もっともっと身に付けていかなくては
いけないかなという風な試合だったと思います。
ただし、選手は本当にハードワークしてくれましたし、
こういう非常にプレッシャーの掛かった試合の中でも
自分たちがやるべきことをスタートの入りの部分から、
最後までやり通してくれたので
そこの所は結果は抜きにして
選手によくやったということを言いたいと思います。


Q、前半より後半は攻撃の積極性が見られるようになりましたが、
ハーフタイムにどういった指示を選手に与えたのでしょうか?


A、前半も得点のチャンスは我々は創れていたので、
後半もチャンスを創り続けることと、
その中でゴールを決めるということ、
積極的に戦うことを選手に伝えました。


Q、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に
立ち上がれない選手の姿からも
この試合に懸ける想いや意気込みが本当に伝わってきました。
残り2戦、どんな言葉を選手たちにかけますか?


A、これまでやってきたことを
これからの残り2戦も続けてやるということですね。
優勝争いをしてきたりとか、
これまでの結果はポッと出てきたものではないですし、
今までどんな時も苦しい時も
みんなでシーズンの当初から積み上げてきたものが
今に繋がっていると思うので、
最後まで我々らしくやっていきたいと思います。


Q、次の湘南戦はホームで戦えるということで
サポーターも大勢詰め掛けてくれると思います。
最後にサポーターにメッセージを頂けますか?


A、今日は本当にサポーターの皆さんには
セレッソのアウェイの地にもたくさん来て頂きましたし、
そのサポーターの皆さんに
勝利をプレゼントできなかったことは非常に残念に思うので、
次のホーム最終戦ではしっかりと勝って、
これまで応援してくれたサポーターの皆さんに
喜んでいただければという風に思っています。


【セレッソ大阪 レヴィー・クルピ監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、互角のゲームだったんじゃないかなと思います。
広島さんには本当に経験のある選手が揃っていて、
ゲームコントロールという部分で非常に上手いものがあると思います。
だから勝利に繋げる試合を
これまでもされてきたと思うんですけど、
セレッソはそれに負けない集中力が今日はありました。
2点目を取れるチャンスも創りながら、
決められなかったんですけれども、
結果としてはやはり勝利に繋がったということは
少ないながらもチャンスをしっかり決めたという意味で
妥当な結果だと思いますし、
非常に選手たちがよくやってくれた見事な勝利だったと思います。


Q、その攻撃の部分では前半と比べて
後半にチームの勢いが増したように感じられましたが、
どういった指示を送られたのでしょうか?


A、我々には非常に速い選手が揃っているので、
そこからチャンスを創って攻め切るというのが持ち味だと思うんですが、
そういった形は今日のゲームでも出せたと思いますし、
それを狙おうというような話をハーフタイムにしました。
ただ、先ほども言いましたが
2点目を決め切れなかったというのは課題です。
今日のようなゲームで追加点を取れないと
逆にやられてしまうというのはよくあることなので、
そこは課題になるのですが、
本当に美しい崩しで決勝ゴールを決めてくれましたし、
選手たちは良くやってくれたと思います。


Q、今日の試合は終了間際までピッチサイドギリギリで
選手たちに大きな声を送っていましたけど、
ホイッスルが鳴るまでどんな気持ちで
ピッチを見つめていたのでしょうか?


A、あの、正直怖かったです(笑)
なぜかと言うとアウェイで広島さんと対戦した時に、
94分、もう本当に試合の最後の94分で
決勝ゴールを決められて負けたというゲームがあって、
そういう意味では今日のゲームも似ていたので、
最後に失点してしまったらどうしようという怖さは
実は最後まであったんですけどね(笑)


Q、まだまだ緊張感の高まる、
絶対に負けられない試合があと2つ続きます。
最後に意気込みをお願いします。


A、とにかく我々はまだこの優勝戦線に
生き残ったということが言えると思うので、
今日のようにサポーターの方々も最後まで諦めずに
凄くエネルギーを送って下さったし、
こういう所で試合の中で非常にいいモノが出せたと思うんですね。
サッカーの中身も良かったし、
サポーターの方と一体となって勝利を収めたという所は、
非常に嬉しく思いましたので、
残りの2試合は我々もベストを尽くして、
あとは何が起こるかというのを楽しみにしたいと思います。


【水沼貴史氏のレビュー】
(広島)
2連覇が遠のいた感じはありますね。
このゲームの重要性というのは
選手たちが一番わかっていたと思います。
最初に決定機を掴み、
終了間際には怒涛の攻撃になりましたからね。


森保監督からはハードワークという言葉や、
選手を労う言葉は良く出てくることですが、
今日のゲームでもチャンスは創れていたものの、
我慢の前半だったとは思うんですよね。
そこでもしっかりとバランスを崩さずに、
自分たちが無失点で行くと。


後半相手が出てきた時に、逆にその力を利用しながら
速い攻めを繰り出したり、多彩な攻撃を繰り出して勝利に導くような、
広島はそんなサッカーじゃないかなと思うんですけど、
特に後半はより積極的に前に行くこともできていましたし、
リスクを冒すようなこともできていましたし、
最後は2バックで本当にリスキーな戦い方をしたと思いますけど、
よくチャンスを創り続けたと思いますね。
本当に面白い攻撃がたくさん出るんだなと。
山岸が入ってからもそう思いましたし、
特に後半はサイドをうまく使うことができたのかなと思いますね。


(C大阪)
3回勝たなくては何もかもが起こらないというような状況で
ます最初の試合を1勝目で切り抜けましたね。


柿谷も後半はポジションが前になりましたし、
ブロックの外に出てきて受けるというよりも
やはり自分がゴールに近い所で
プレーをしようというのが見えたと思います。


今日のゲームの重要性というのは
シンプリシオの言葉からも感じましたし、
彼は34歳ですよね?
ゴールも決めて、あれだけの運動量もあって、
トップ下というといつもみんなが描いているイメージとは
違う形で今日は結果を出してくれましたし、
あとは3連勝したらチャンスがあるという気持ちを
後半になって見せてくれましたよね。
本当にギアが変わったように、
前半とはまったく違うようにゴールへ向かう姿勢も出ていましたし、
ハーフタイムのクルピ監督のコメント通りのサッカーを
後半はしたんじゃないでしょうか。


再放送スケジュールは
11月25日(月)12:00~14:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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