今回の天皇杯もやっちゃいますよ！

マル数字は
①古巣対決②元チームメイト③Jリーグ以前のチームメイト
④地元凱旋⑤その他⑥誕生日、となっており、
①のカッコ内は在籍年次、③のカッコ内は学年の関係性、にしてあります。
また、④がはアウェイチーム限定のデータで
出身地かJリーグ以前の出身チームが
ホームチームの所在都道府県と重なっている場合を該当としています。
また、天皇杯は中立地開催もあるため、
その場合は地元凱旋に該当する選手をご紹介しています。
⑥の"誕生日"は試合前日、当日、翌日に誕生日を迎える選手のみ
掲載することにします。

では、天皇杯4回戦のデータをどうぞ！

【11月16日（土）】
13:00@Kankoスタジアム
柏レイソル×大分トリニータ
②布部陽功コーチ×田坂和昭監督＋丹野研太＝C大阪
　藤田優人＋狩野健太＋谷口博之×松本怜＝横浜FM　
　増嶋竜也×林丈統＝京都
　増嶋竜也＋栗澤僚一×宮沢正史＋梶山陽平＝FC東京
　稲田康志×西弘則＝熊本
　谷口博之×木村祐志＝川崎
③稲田康志×森島康仁＝C大阪U-15（稲田が2年先輩）
　田中順也×土岐田洸平＝三菱養和SCユース（土岐田が2年先輩）
　田中順也×上福元直人＝順天堂大（田中が2年先輩）
　橋本和×松本怜＝青森山田（橋本が1年先輩）
④永芳卓磨（岡山県出身・倉敷南中）
⑤増嶋竜也×梶山陽平＝05年ワールドユース日本代表のチームメイト
　桐畑和繁×森島康仁＝07年U-20W杯日本代表のチームメイト
　秋野央樹＋中村航輔×松本昌也＝11年U-17W杯日本代表のチームメイト
　藤田優人（国見）×木島悠（滝川第二）
　＝第82回高校選手権準決勝で対戦　
⑥ジョルジ・ワグネル（11月17日生まれ）

17:00@大阪長居スタジアム
セレッソ大阪×サガン鳥栖
①ユン・ジョンファン監督（00-02･選手）、播戸竜二（10-13）、
　丹羽竜平（07-08）、
②武田洋平×キム・ジョンヤ＝G大阪
　茂庭照幸×磯崎敬太＝平塚/湘南
　新井場徹×播戸竜二＝G大阪
　枝村匠馬×林彰洋＝清水
③茂庭照幸×磯崎敬太＝平塚ユース（磯崎が1年先輩）
　酒本憲幸×室拓哉＝初芝橋本（室が2年先輩）
　椋原健太×岡田翔平＝FC東京U-15&FC東京U-18（同級生）
⑤柿谷曜一朗×水沼宏太＝07年U-17W杯日本代表のチームメイト
⑥マテルヘッドコーチ、枝村匠馬（11月16日生まれ）、
　磯崎敬太（11月17日生まれ）

13:00@IAIスタジアム日本平
清水エスパルス×ベガルタ仙台
①内田一夫コーチ（04-09・育成強化）　
②平岡康裕＋髙原寿康＋高木純平×沖田優コーチ＝札幌
　髙原寿康＋高木純平×石川直樹＝札幌
　髙原寿康×林卓人＝札幌
　髙原寿康×佐藤洋平GKコーチ＋太田吉彰＋上本大海＝磐田
　杉山浩太×鎌田次郎＋石川直樹＝柏
　吉田豊＋ラドンチッチ×桜井繁＝甲府
　村田和哉×ヘベルチ＋上本大海＝C大阪
③栗山友文コーチ×沖田優コーチ＝筑波大
　（沖田コーチが3年先輩）
　廣井友信×関憲太郎＝前橋育英（廣井が1年先輩）
　廣井友信×赤嶺真吾＝駒澤大（赤嶺が1年先輩）
④太田吉彰（静岡県出身・磐田ユース）
⑤本田拓也（法政大）×鎌田次郎（流通経済大）
　＝07年ユニバーシアード日本代表のチームメイト

19:00@NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャ×FC東京
①鈴木規郎（02-07）、東慶悟（11-12）
②長谷川悠×篠田善之コーチ＝福岡
　上田康太×川口信男コーチ＋加賀健一＝磐田
　下平匠×ルーカス＝G大阪
　チョ・ヨンチョル×太田宏介＝横浜FC
　高橋祥平＋和田拓也＋金澤慎×河野広貴＝東京V
　村上和弘×石川直宏＝横浜FM
　長谷川悠×中村北斗＝福岡
③渡邉大剛×徳永悠平＝国見（徳永が1年先輩）
　渡邉大剛×渡邉千真＋平山相太＋中村北斗＝国見
　（平山と中村が同級生､渡邉大が1年先輩､渡邉千が1年後輩）
　高橋祥平＋和田拓也×河野広貴＝東京Vユース
　（河野が和田の1年､高橋の2年先輩）
　今井智基×林容平＝中央大（林が1年先輩）
④首都圏同士なので割愛
⑤鈴木規郎×徳永悠平＋平山相太＝03年ワールドユース日本代表のチームメイト
　菊地光将（駒澤大）×渡邉千真（早稲田大）
　＝07年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
　富山貴光（早稲田大）×丸山祐市（明治大）
　＝11年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
　渡邉大剛×渡邉千真＝兄弟

15:00@県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ×サンフレッチェ広島
①佐藤昭大（05-06、08-09・広島ユース出身）
②古川昌明GKコーチ＋ジュニーニョ×山岸智＝川崎
　西大伍×森保一監督＋千葉和彦＝新潟
　中村充孝×水本裕貴＝京都
③山村和也×増田卓也×＝流通経済大（同級生）
④増田卓也（流通経済大）
⑤曽ヶ端準×森﨑浩司＝04年五輪日本代表のチームメイト
　青木剛×森﨑浩司＋森﨑和幸＋佐藤寿人
　＝01年ワールドユース日本代表のチームメイト
　山村和也（流通経済大）×増田卓也（流通経済大）
　＝11年ユニバーシアード日本代表のチームメイト
⑥イ・デホン（11月17日生まれ）

今回の最注目カードはC大阪と鳥栖の一戦。
C大阪の新井場徹と鳥栖の播戸竜二は
G大阪時代のチームメイトです。

同い年の2人は1998年に
G大阪へ加入したルーキーでしたが、
既にその前年、2種登録選手として
J1デビューを果たしていた新井場に対して、
テスト生という形で何とか入団にこぎつけた
播戸はまったく無名の存在だったんです。

ところがリーグ戦30試合に出場し、
早くも主力の座を確保してしまった
新井場の活躍は想定内だったものの、
播戸もリーグ戦で13試合2得点と堂々たる数字を記録。
その活躍もあってU-19日本代表から招集を受け、
一気に代表定着を果たすと、
翌年には今でも伝説的な結果となっている
ワールドユース準優勝メンバーに名前を連ねることになります。
一方の新井場は負傷などもあって、
残念ながらワールドユースのメンバーには招集されませんでした。

その後、播戸は2000年に札幌へと移籍。
2002年から2005年までは神戸へでプレーし、
2006年に古巣復帰を果たしましたが、
新井場は2004年から鹿島へ。
結局21世紀に入ってから、
この2人が同じチームでプレーする機会は
なかなか巡ってきませんでした。

しかし今シーズン、
新井場がC大阪へ移籍してきたことで
2人はなんと14年ぶりにチームメイトとして再会。
親友だと公言するコンビの再結成は
ゴールデンエイジ世代として
非常に嬉しかったのを覚えています。
ただ、そんな時間も長くは続かず。
7月には出場機会を求めて、播戸が鳥栖へ期限付き移籍。
再結成は約半年程度で再解散となりました。

そんな彼らがピッチ上で
マッチアップするかもしれない一戦。
是非2人の同級生に注目してみて下さい！

土屋