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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年10月05日

J1第28節 磐田×仙台マッチレビュー

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J1第28節 
ジュビロ磐田×ベガルタ仙台@ヤマハスタジアム
解説:玉乃淳 実況:八塚浩 インタビュアー:中田浩光


【ベガルタ仙台 手倉森誠監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、ジュビロさんはいつも通りだったなと思います。
いつも激しいゲームになりますから。
お互い勝ち点3がどうしても欲しいゲームで、
ジュビロは残留争いのために、我々は上位争いのために、
上位に食い込むためにどうしても3が欲しかったと。


そんな中で激しいゲームになることは予想していたんですけど、
その中でどの手段を選ぶかという所に対して、
お互いに駆け引きがあって、
どちらかというとジュビロはブロックを組んで
カウンターという所にそれを見出していたし、
自分たちはそのブロックを組んだ所に対して、
前半ちょっと工夫が足りなかった所を
後半は修正してチャンスも創れたと。


ただ、1点取れて2点目、
もしくは1点取る前の決定的なチャンスでしっかり仕留められていれば、
うまく逃げ切れたゲームなのかなというのに対して、
最小スコアで進んでいれば、
彼らも勝ち点3を取れる可能性に対してエネルギーも湧いてくるし、
その時点で同点ゴールというのを与えてしまった所で、
最後の最後はどっちに転んでもおかしくないようなゲームになったと。
まあ、それが磐田対仙台の戦いなのかなと思います。


Q、安田選手の投入で少し流れが変わったところがあったでしょうか?


A、ありましたね。
自分たちも菅井がここの所はずっと90分持たないような状況で、
自分たちが1点リードした状況で、我々はウイルソンのあの交替があって、
早め早めにカードを切らざるを得なかったと。
3枚目のカードが1対0でリードしている所でのDFとなれば、
全体が守備意識に行くのはどうなのかなということを
考えていた矢先の失点だったので、
だったら替えておけば良かったのかというのは後の祭りですけど、
そこで仕留めたあたりはジュビロの粘り強さがあったということですし、
あそこに安田選手が今回切り札としていたということは、
我々も警戒していましたけど、
逆転まで許さなかった所は、我々も粘り強く戦えたと思います。


Q、ウイルソン選手、菅井選手の状況も気になる所です。


A、こうやって拮抗したゲームになると、
最後の最後に決着を付けるための武器というのは、
僕ももう1枚抱えていたかったと。
それがウイルソンのケガでできなかった分、
勝ち点1で止まったのかなという悔しさもありますけど、
それはしょうがないことなので、
2試合続けて引き分けた悔しさを持って、
ここ1つリーグ戦が空きますから、
しっかり全員のコンディションを戻して、
残り6試合で勝ち点18を取れるように頑張っていきます。


【ジュビロ磐田 関塚隆監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、よく辛抱しながら勝機を探っていたんですけど、
先制はされましたけど、よく最後まで足を動かして、
勝ち点3を取るために選手たちはやってくれたと思いますし、
それを本当にサポーターたちが後押ししてくれたなと思います。
残念な結果ですけど、また前を向いていきたいと思います。


Q、後半に安田選手を投入したことで
流れがいい方に変わったでしょうか?


A、そうですね。
サイドが非常に彼の技術力で、
テクニックが生きてきたなという風に思います。


Q、今日は勝ち点1ですけど、
追い付いたということは次の試合に繋がるのではないでしょうか?


A、是非チームで繋げていきたいという風に思っています。


Q、次も素晴らしいゲームを期待しています。


A、はい、頑張ります。


【玉乃淳氏のレビュー】
(磐田)
今日の試合に関しては、そこまで中心選手の欠場を感じさせなかったですよね。
関塚監督の交替も、すべての選手のいい所が出るような
システムに変える面白い采配でした。
途中から入った安田もペク・ソンドンも
素晴らしい動きを見せていましたし、
もっと彼らに「仕掛けていいよ」という自由を与えてあげたら、
もっと爆発的な力を出せるんじゃないかとも思うのですが、、
なかなか守備との兼ね合いで前半からは難しいのかもしれません。


ただ、前半からかなりペースを上げていたので、
スタミナの面を心配していたのですが、
切らさずに攻撃を続けてくれましたよね。


駒野も素晴らしかったですね。
常にトラップの位置がほぼ完璧なので、
必ずいいセンタリングが上がるのは凄いことです。
サイドバックというよりもウイングでしたよね。


前田にとってはちょっと信じられない
試合の終わり方になってしまいましたが、
彼に掛かる負担が前半から大きかったですからね。
必ずカウンターの基点になっていましたし、
守備もサボらすにやりますし、
なかなか攻撃に専念させてあげることができないので、
ああいう最後の精度になってしまうこともあるのかなと
考えざるを得ないですよね。
でも、1点は取っているんですよ。
この順位にいなければ絶賛されるような内容だったのに、
この順位にいるために物足りない内容になってしまったのかなと思います。


(仙台)
磐田との対戦成績を考えると、
やっぱり相性ってあるんですかね。
ただ、負けなしでここの所は来ていますし、
上位陣との対戦が続きますから、
仙台は上位に食い込むチャンスも大いにありますよね。
本当に手倉森サッカーというのが確立されていますし、
監督の発言からも自信に満ち溢れているのが窺えますよね。


あとは、コーナーキックの数も多かったですし、迫力がありました。
それだけサイドをえぐれていたということでしょうね。
菅井といい石川といい、サイドバックの選手が
ものすごく攻撃する回数が多かったですから。


強いチームだということは十分わかる出来でしたが、
今日に関しては、予想以上にジュビロのパワーがすごくて、
なかなか試合をリードで終わらせることができなかった印象です。


再放送スケジュールは
10月7日(月)14:15~16:30 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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