最近のエントリー
カテゴリー
アーカイブ
このブログについて
J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
2試合ですがやっちゃいましょう!
マル数字は
①古巣対決②元チームメイト③Jリーグ以前のチームメイト
④地元凱旋⑤その他⑥誕生日、となっており、
①のカッコ内は在籍年次、③のカッコ内は学年の関係性、にしてあります。
また、④がはアウェイチーム限定のデータで
出身地かJリーグ以前の出身チームが
ホームチームの所在都道府県と重なっている場合を該当としています。
⑥の"誕生日"は試合前日、当日、翌日に誕生日を迎える選手のみ
掲載することにします。
では、準決勝第2戦のデータをどうぞ!
【10月12日(土)】
13:00@ニッパツ三ツ沢球技場
横浜F・マリノス×柏レイソル
①小林祐三(04-10)、井原正巳ヘッドコーチ(90-99 ※日産含む)、
藤田優人(10)、狩野健太(05-12)、
谷口博之(11-12・横浜FMジュニアユース追浜&横浜FMユース出身)
②六反勇治×布部陽功コーチ=福岡
藤田祥史×藤田優人=横浜FC
富澤清太郎×藤田優人=東京V
③篠田洋介フィジカルコーチ×菅野孝憲=東京Vユース
(コーチと選手)
兵藤慎剛×藤田優人=国見(兵藤が1年先輩)
小林祐三×狩野健太=静岡学園(小林が1年先輩)
富澤清太郎×菅野孝憲=東京Vジュニアユース&東京Vユース
(富澤が2年先輩)
④谷口博之(神奈川県出身・横浜FMユース)
⑤松永成立GKコーチ×井原正巳ヘッドコーチ
=93年W杯アジア最終予選日本代表のチームメイト
齋藤学×鈴木大輔=12年五輪日本代表のチームメイト
栗原勇蔵×近藤直也=03年ワールドユース日本代表のチームメイト
兵藤慎剛+小林祐三×増嶋竜也=05年ワールドユース日本代表のチームメイト
齋藤学×鈴木大輔=07年U-17W杯日本代表のチームメイト
喜田拓也×秋野央樹+中村航輔=11年U-17W杯日本代表のチームメイト
兵藤慎剛(国見)×増嶋竜也(市立船橋)
=第81回高校選手権決勝で対戦
17:00@埼玉スタジアム2002
浦和レッズ×川崎フロンターレ
①中澤聡太(浦和ジュニアユース出身)
②堀孝史コーチ×望月達也コーチ=湘南
那須大亮×田中裕介+小宮山尊信=横浜FM
永田充×中澤聡太=柏
③阪野豊史×高木駿=明治大(高木が1年先輩)
④中澤聡太(浦和ジュニアユース)、實藤友紀(埼玉県出身)、
新井章太(埼玉県出身・正智深谷)
⑤坪井慶介×稲本潤一=06年W杯日本代表のチームメイト
那須大亮×大久保嘉人=04年五輪日本代表のチームメイト
那須大亮(鹿児島実業)×大久保嘉人(国見)
=第78回高校選手権2回戦で対戦
この2試合から個人的にピックアップしたい因縁は
日本代表で長い間苦楽を共にした
横浜FMの松永成立GKコーチと柏の井原正巳ヘッドコーチです。
1985年に日産に加入するや否や、
すぐさまレギュラーポジションを確保して、その実力を大きく示した松永コーチ。
1987年のW杯予選で日本代表の招集を初めて受けると、
すぐさま定位置確保とはいきませんでしたが、
アメリカW杯予選を控え、代表史上初めての外国籍監督となった
ハンス・オフトの高い評価を受け、1992年前後からレギュラーの座を勝ち取ることになります。
一方の井原ヘッドコーチも代表初キャップを刻んだのは
松永GKコーチと同じ1988年。
当時は筑波大の2年生であり、年齢は弱冠20歳。
学生時代からから日の丸を付けて海外の列強と戦うという、
言わば超エリートとしてのキャリアをスタートさせるわけです。
そして2人にとって間違いなく忘れることのできない体験は
1993年のアメリカW杯最終予選。
チームの守護神と最終ラインのまとめ役として挑んだ
世界への扉をこじ開けるためのファイナルバトルは
皆さんもご存知の通りの結果に。
日本代表史上最も魅力的だったという声も根強いチームでしたが、
残念ながらW杯にはわずかに一歩及びませんでした。
その後も、2人は横浜Mでプレーしていましたが、
松永コーチは首脳陣との衝突もあってPJMフューチャーズへ移籍。
井原コーチはそのままチームでJリーグ制覇も経験し、
その4年後には"ドーハの悲劇"同様に、
後世にまで語り継がれるジョホールバルの歓喜"をピッチで経験し、
日本代表史上初めてワールドカップに臨むチームのキャプテンとして、
世界との3試合を戦い抜きました。
そんな2人が指導者として
カップファイナルへの挑戦権を懸けて挑むこの一戦。
あまり目立たない関係性かもしれませんが、
是非この2人の再会にも注目してみて下さい!
土屋
J SPORTS フットボール公式Twitterをフォローしてフットボールの最新情報をチェック!