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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチプレビュー 2013年09月01日

J1第24節 C大阪×川崎マッチレビュー

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J1第24節 
セレッソ大阪×川崎フロンターレ@大阪長居スタジアム
解説:玉乃淳 実況:八塚浩 インタビュアー:日々野真理


【川崎フロンターレ 風間八宏監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、中2日なので選手の疲労というのはあると。
ただ、技術の所で多少ブレがあったので、
もう少しうまくやれたかなとは思いますけど、
この過密日程の中で選手は最後までよくやってくれたと思います。


Q、ハーフタイムの指示の中に"リズム"という言葉がありましたが、
前半はどんな風にご覧になっていたのでしょうか?


A、やはり相手も少し疲れていますので、
プレッシャーがそんなになかったと。
ですから、本当はどんどんボールを動かしていけば
フリーの選手がどんどんできるはずなんですけど、
やはりフリーだということでボールを1人が持ってしまう時間が非常に長くて、
そうなると動きも止まってくるので
なかなか自分たちの普通のテンポではなかったですね。
そこの所をとにかく速い展開というか、
ボールを取った所ですぐに相手に渡してしまうことが非常に多かったんですよ。
そこの所は何かというと、ちゃんと自分の渡すポイントがハッキリしないと。
もう一度ちゃんと頭の方でしっかり考えろということを言ったので、
それからは多少は良くなったと思いますけどね。


Q、屈指の点取り屋がお互いいるチーム同士が0-0でした。
守備の良かったポイントはどのあたりだったでしょう?


A、やはりどこでもそうですけど、
そういうストライカーがいれば注意力もしっかりすると。
それから、今日はどちらもなかなか中盤でうまくプレッシャーが掛からない中、
最終ラインの選手がよく頑張ったんじゃないかと思います。


Q、連戦の中でケガ人も多く苦しい総力戦になったと思いますが
このあたりはどう評価されますか?


A、もちろんそうですし、
これからナビスコもありますから、次の準備をしなければいけないと。
それから、こういう時というのは
みんなそれぞれ逆にチャンスでもありますので、
そういう所では選手はそれを自覚してよくやってくれたと思います。


Q、ナビスコ、天皇杯とありますが、
上位に食い込んでいくために、今後へ向けて一言お願いします。


A、やはり我々のテンポでサッカーをやり続けなくてはいけない。
もっともっと体の中にそういうテンポを染み込ませたいなと思いますので、
その準備をしっかりしたいと思います。


【セレッソ大阪 レヴィー・クルピ監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、オツカレサマデス。
互角のゲームだったと思います。
技術レベルも高い、互角のものを示したゲームで、
ただ連戦とこの暑さということで、
体力的な消耗度も高かったと思いますが、
選手たちは本当によく耐えてくれました。
ゲームを通して言えば、チャンスの数は少なかったですけど、
トータルで見たらセレッソの方が少し勝利に近い
ゲーム展開ではなかったかなと思います。


Q、守備の意識の高さも光っていたと思いますが、
そのあたりはいかがですか?


A、それは我々のディフェンス陣、
選手全員のひたむきなディフェンスの意識という所もありましたが、
フロンターレさんもそれがあったと思うんですね。
彼らにその意識がなければ、
我々の攻撃陣というのは非常に切り替えの速さがあるので、
我々のゴールに繋がったと思うんですけど、
互角の試合に終わったというのは、
フロンターレさんにも我々同様、
ディフェンスの意識の高さがあったからではないでしょうか。
引き分けという結果は妥当かなと思います。


Q、守備から攻撃に移る時の切り替えもすごく美しく感じました。


A、本当にその通りだったと思います。
ただ、そこで両チームとも負けないディフェンスをしたという所が、
今日の互角の試合という結果になった要因だったなと。
シュートは我々の方が多かったと思いますし、
先ほども言いましたが、我々の方がより勝利に近かったかなと。
しかし、最後にフロンターレさんに取り消されたゴールがあったことを考えると、
我々はこの引き分けを決して後悔することはないと捉えたいですね。


Q、天皇杯を挟んで横浜FM戦ですが、今後に向けて一言お願いします。


A、まず天皇杯があって、それから天皇杯に臨めるということは、
しっかりと準備をして、練習をした上でマリノス戦に臨めると。
非常にいい時間を与えてもらったのかなと捉えています。
ケガ人の関係もあって、選手の数が少なくなってきているんですけど、
今いる選手の中で最高の準備をして、
次のゲームに向かって勝利を目指して準備をしていきたいと思います。
アリガトウゴザイマシタ。オツカレサマデス。


【玉乃淳氏のレビュー】
(C大阪)
セレッソは運動量が落ちなかったですから、
フロンターレもなかなか穴を探すのは難しかったですよね。
チャンスも創っていましたし、運に恵まれなかっただけかなと。
いい攻撃もいい守備もできていましたから、
悲観することはまったくないと思います。


監督も当然疲れるわけですから、
やり切った感というか、クルピ監督のインタビューからも
死闘を終えた後の疲れを感じることができましたよね。


今日は山口が右に出て、
エジノが2トップ組む形になっていましたが、
それだけ試合によって使い分けられるので、
チームとして力が付いてきたのは間違いありません。


柿谷はボールにもよく触れていましたし、
いいプレーも結構ありましたが、
欲を言えば決定機は何回もあったので
決めて欲しかったなと。
あとは走力もそうですけど、試合を続けているだけあって
色々な筋力もパワーアップしている思いますので、
ボールへのパンチ力が付いてきたなという印象もあります。
代表戦もありますし、このピッチで彼を見たいですね。


(川崎)
風間監督は"我々のテンポ"というのを強調されていましたが、
フロンターレの目指しているサッカーというのが
すごくわかりやすいゲームになったと思います。
しっかり繋いでどこかでテンポを上げると。
ただ、今日はそのテンポアップがそこまで多くなかったというか、
風間監督が納得していなかったんじゃないかなと思いますね。


あとは疲れもあるとおっしゃっていましたが、その通りだと思います。
コンディションさえ整えば、
もっともっとヴァージョンアップしたフロンターレが
今後見られるのではないかなと。


森谷に関しては相手の攻撃も良くて、
あそこでポイントを創っていましたから、
守備に追われる時間も長かったので、
今後どうパワーアップしていくかも見てみたいですね。


再放送スケジュールは
9月3日(火)08:00~10:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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