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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
今シーズンはハイレベルな得点王争いが繰り広げられているJ1。
24節終了時でランキングのトップにいるのは18ゴールの大久保嘉人。
これに17ゴールの渡邉千真と16ゴールのマルキーニョスと豊田陽平が続き、
さらに15ゴールで工藤壮人、川又堅碁、佐藤寿人、
14ゴールで大迫勇也と柿谷曜一朗が控えており、
各ストライカーが非常にハイペースでゴールを量産しているのです。
そして、これは1シーズン制となった2005年以降で見ても、
ちょっと突出した数字なので、
各シーズンの24節終了時における得点ランクトップ5を
一覧で見てみましょう。
【2012年】
①佐藤寿人(広島)...18
②前田遼一(磐田)...12
③佐藤晃大(G大阪)...11
④ウイルソン(仙台)、工藤壮人(柏)、豊田陽平(鳥栖)...10
【2011年】
①ケネディ(名古屋)...14
②ハーフナー・マイク(甲府)、玉田圭司(名古屋)、李忠成(広島)...11
⑤田代有三(鹿島)、レアンドロ・ドミンゲス(柏)、田中順也(柏)...10
【2010年】
①ケネディ(名古屋)...13
②前田遼一(磐田)...12
③エジミウソン(浦和)、チョ・ヨンチョル(新潟)、岡崎慎司(清水)...11
【2009年】
①ジュニーニョ(川崎)、岡崎慎司(清水)、前田遼一(磐田)...12
④石川直宏(FC東京)、レアンドロ(G大阪)、佐藤寿人(広島)...11
【2008年】
①マルキーニョス(鹿島)...16
②ダヴィ(札幌)、アレッサンドロ(新潟)...11
③ヨンセン(名古屋)、バレー(G大阪)...10
【2007年】
①ジュニーニョ(川崎)、ウェズレイ(広島)...16
③バレー(G大阪)...15
④エジミウソン(新潟)...12
⑤山瀬功治(横浜FM)、大島秀夫(横浜FM)、レアンドロ(神戸)、大久保嘉人(神戸)...11
【2006年】
①ワシントン(浦和)...17
②ジュニーニョ(川崎)、マグノ・アウベス(G大阪)...16
④ルーカス(FC東京)、播戸竜二(G大阪)...14
【2005年】
①アラウージョ(G大阪)...25
②ワシントン(東京V)...16
③大黒将志(G大阪)...14
④エジミウソン(新潟...13
⑤佐藤寿人(広島)...11
これが過去8シーズンの24節終了時における得点ランキング。
今シーズンのこれと比較してみて下さい。
【2013年】
①大久保嘉人(川崎)...18
②渡邉千真(FC東京)...17
③マルキーニョス(横浜FM)、豊田陽平(鳥栖)...16
⑤工藤壮人(柏)、川又堅碁(新潟)、佐藤寿人(広島)...15
⑧大迫勇也(鹿島)、柿谷曜一朗(C大阪)...14
今シーズンだけ特別に
8位の2人も掲載してしまいましたが、
1シーズン制になったばかりの2005年はアラウージョという怪物が活躍し、
あとは2006年が辛うじて今年と近いペースで推移していたものの、
その他のシーズンをグルリと見渡しても、
今年の数字が相当なレベルなのは間違いありません。
なお、2005年から昨年までの8シーズンで
シーズン終了時に20ゴール以上をマークしていた選手はわずか8人。
日本人選手では前田と佐藤の2人のみとなっています。
また、少し数字を落として15ゴール以上を
記録した経験を持つ日本人選手を見ても、
前述の2人と大黒、我那覇和樹、播戸、石川、ハーフナー、李、豊田の計9人だけ。
そう考えると、今シーズンゴールを挙げ続けている
日本人ストライカーたちには、
是非さらなる記録更新を期待したいですね!
土屋
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