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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年07月18日

J1第17節 柏×清水マッチレビュー

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J1第17節 
柏レイソル×清水エスパルス@日立柏サッカー場
解説:三浦淳寛 実況:桑原学 インタビュアー:湯本久美


【清水エスパルス アフシン・ゴトビ監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、本当に残念だと思っています。
我々が勝てていた試合だったと思っています。
ただ、最後の一蹴りまで終わらないという所が、
サッカーのエキサイティングな所だとも思います。
我々はこういった苦い経験から学んでいかなくてはいけないですし、
こういった試合を見ると、レイソルは最後まで諦めずに戦って、
ギリギリで敗れそうになっても最後まで戦い抜いて追い付いたと。
それがレイソルが今アジアでベスト8まで行けている理由だと思います。


後半の45分から60分の間で
我々が1点負けている状況から追い付き、
そして逆転をした所は本当に勇敢に、
質がその時間帯には非常に出せていたので、
選手のことを誇りに思います。


Q、前半と後半でガラリと雰囲気が変わったように見えましたが、
監督はどのような指示を出して、どのような印象をお持ちでしょうか?


A、前半は30分までいいプレーができていなかったと思います。
しかしながら、その後で六平が抜け出してチャンスを創っていきました。
それが前半の中で一番良かったチャンスだったと考えていますが、
前半終了間際に失点したことは非常にガッカリしております。
なぜなら一瞬我々が集中力を欠いてしまいました。


ハーフタイムに話したことは、
もっと勇敢に戦うこと、レイソルに飲まれないこと、
そして勝つために戦うということを彼らに話しました。
そして守備の面では我々がもっとラインを高く押し上げながら、
プレッシャーを掛けられるようにすること、
攻撃の面ではもっと前にプレーすることを話しました。
そこからゴールが生まれたと思います。


Q、しばらく間隔が空きますが、
次の戦いに向けて一言お願いします。


A、12日間で4試合という過密日程の中で戦いましたから、
そこからしっかりと体を回復させ、1日1日しっかりと我々が
次の試合に向けて準備をしたいと思います。


【柏レイソル ネルシーニョ監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、まずは今日のゲームを振り返って頂けますか?


A、立ち上がりからゲームを支配して良い内容だったと思うんですけど、
ちょっと注意を欠いて2失点してしまったんですが、
それでもチームは下向きにならず、
クオリティを失わず最後まで諦めずに結果を求めたので、
ああいう良い出来事が最後に起こったのだと思います。


Q、2点取られてしまった所は
具体的に何が原因だったとお考えでしょうか?


A、やはりクロスからですよね。サイドからのクロスボールで、
エリアの中の選手たちの対応という所で、
気付かなきゃいけない所を気付けなかったと。
アラートさが足りなかったのは理由だと思いますが、
やはり今日のゲームで私が一番注目して認めたいという所は、
やられた後の選手たちのリアクションですね。
その後も自分たちを信じて結果を求め続けたと。
そういうアグレッシブで質の良いゲームをしてくれたと思っています。


Q、その監督の想いが、ゴールの瞬間の喜びの表現に
現れていたと思うのですがいかがでしょう?


A、今日も選手たちは気持ち、クオリティ両方の面を
非常に高いレベルで維持していましたから、
負けるというのは非常に見合わない内容だったので、
最後にああいう所で運に恵まれたと思います。
とにかく今日の選手たちの姿勢と打ち出したクオリティには
非常に満足しています。


Q、次の試合に向けて一言お願いします。


A、まずここから少し中断に入りますので、
選手たちにはしっかり休んでもらいたいと思います。
2週間の中断の後は横浜F・マリノスとの対戦ですけど、
サポーターの皆さんも前半戦も非常にずっと支え続けて下さいましたので、
それにしっかり応えられるように、我々も後半戦もしっかりと準備します。
後半戦もまたサポーターの支えを期待しています。


【三浦淳寛氏のレビュー】
(柏)
柏も勝負強さが出てきましたね。
内容的には修正する分もたくさんあると思いますが、
最後は個の力で追い付きましたから。
ネルシーニョ監督も特に前半の内容と、
後半逆転されてからの諦めない姿勢を凄く評価していましたね。


しっかり守れている時間は
素晴らしいディフェンスをしていると思います。
一瞬の隙ということを監督もおっしゃっていましたが、
やはりそこは個の責任ではなくて、
チーム全体でそこを修正していく必要があると思いますね。


あの最後のシーンの澤選手はフリー過ぎました。
でも、インサイドで面に当てたかったですね。
外した後は悔しい気持ちが出ると思いますが、
ボールが上がってきている時にはチャンスと思ったはずです。
ああいうボールは澤選手は得意だと思うんですよね。
だから余計悔しさも出ているのではないでしょうか。


来月にはACLも控えていますが、
柏には絶対に優勝して欲しいですよね。
何とか勝って下さい!


(清水)
結果的に勝ち点1を取っていますし、
前半のチームを修正していいサッカーをしましたから、
非常に評価できると思います。


前半は少しブロックを創っていたのですが、
引き過ぎていたイメージがありますね。
ラインが下がり過ぎていたイメージです。
ほとんど柏にボールを持たれていましたし。


やはりゴトビ監督が話していたように、
ハーフタイムの指示で、勇敢に戦うこと、
もっとラインを上げて積極的にボールに行くということ、
これが後半に入って選手が気持ちを切り替えられた要因だと思います。


後半の清水は良いゲームをしていました。
特にボールを持っている選手への
アプローチの速さというのはだいぶ変わりましたよね。
最後のゴールは工藤を褒めるしかないと思います。


特に若い選手というのはのびしろがたくさんありますし、
勢いに乗ったらとんでもないプレーをするので、
清水は素晴らしい若手がたくさんいますから、
後半戦は非常に期待できますね。


再放送スケジュールは
7月18日(木)12:30~14:45 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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