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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年07月14日

J1第16節 甲府×湘南マッチレビュー

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J1第16節 
ヴァンフォーレ甲府×湘南ベルマーレ@山梨中銀スタジアム
解説:玉乃淳 実況:八塚浩 インタビュアー:林智美


【湘南ベルマーレ チョウ・キジェ監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、立ち上がりはちょっと甲府さんの勢いの良さに
後手を踏んだ所があったんですけど、前半はうまく我慢できて
後半はこの中2日の日程で交替選手3枚の
チームに与える影響が大きいなと思ってカードを切ったんですけど、
我々は走るしかないんで、その走るということに関して
最後まで足が止まらなかったことが1-0という結果を生んだだけで、
試合内容的にはまだまだ課題はたくさんあって、
2点目を取れる所で取れないとかは残されているんですけど、
今年初めてJ1でアウェイで勝ったという所では、
選手を褒めてあげたいと思います。


Q、前節の柏戦の悔しい負けから中2日で
一番選手たちに強調して伝えた所というのはどんな部分だったのでしょうか?


A、やっぱり勝負に対する責任を監督の俺が一番負うんだけど、
選手もそれぞれがやっぱりプレーする責任をしっかり負って、
プレーでチームを勝たせていこうという話をしたので、
前節も凄くいい内容の試合だったですし、
残り10分で逆転されてJ1の厳しさを学んだ所での今節だったんですけど、
そこは本当に全員が集中してやってくれたと思います


Q、その勝利を呼び寄せた岩上選手への評価もお願いします。


A、祐三は今シーズン初めて先発から出て、
ここまで非常に悔しい想いをしていたのもわかっていたので、
昨年は新人で開幕で初ゴールを決めてノッていって、
今シーズンはアイツも色々悩む所もあったでしょうけど、
僕は「普段のピッチに正解が落ちている」というか、
彼が頑張っているのはよくわかっていたので、
このタイミングで使うことで自信を持ってもらいたかったし
チームを勝たせるゴールを入れてくれて、
チームのためにも本人のためにも良かったと思います。


Q、最後にサポーターへのメッセージをお願いします。


A、本当に土曜日の夜の大変な、気温も暑い中、
最後までご声援いただいてありがとうございます。
次は中3日でホームの、中断期前の最後のゲームになりますので、
しっかり準備をして勝てるように頑張っていきたいので、
応援よろしくお願いします。


【ヴァンフォーレ甲府 城福浩監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、まずは今日のゲームを振り返って頂けますか?


A、残念ですね。
気迫を持ってアグレッシブに選手はやってくれたと思いますけど、
非常に残念な結果です。


Q、前半から非常にアグレッシブにゴールを狙っていく
甲府の選手の姿が印象的だったんですけど、
今日の試合は選手たちをどのような言葉で送り出したのでしょうか?


A、僕らの今置かれている立場であったり、
ここ数試合の状況を考えたら、
我々はもう頭からすべてを出し切るつもりで、
そういう気持ちを持って出てくれましたし、
そういうプレーをしてくれましたけど、
やはり最後の所でネットを揺らすことができなかったと。
非常に際どい判定もありましたけど、
相手はネットを揺らして、我々はネットを揺らせなかったという
事実が残ったということだと思います。


Q、次節への意気込みをお聞かせ下さい。


A、僕らは1試合1試合ベストを尽くして、
フィジカル的にもメンタル的にもリカバリーして次の対策を練りながら、
我々がやり得るベストの準備は毎回しているつもりなので、
そこの歩みは変わらないですね。


【玉乃淳氏のレビュー】
(甲府)
とにかく8連敗までは行きたくないので次でしょうね。
凄く嫌な数字ですから。
6とか7だったら世界中を見渡してもある話ですけど、
8までいくと「もうヤバい」という感じはします。


スタメンの布陣を見ても、ワクワクするようなフォーメーションですよね。
前線の平本とウーゴは迫力がありました。
得点に関してはこれだとわかる正解があればいいんですけど、
それは誰にもわからないですからね。
ジウシーニョは今月31日開催の仙台戦まで使えないですから。


ただ、1人選手が入っただけで
本当にチームがガラッと変わるケースがありますから、
当然6連敗しているチームが6連勝する可能性も出てくると思います。
ジウシーニョは実績もありますし、
以前日本にいた時もインパクトを残してくれていますから、
期待感は抜群ですよね。何をもたらしてくれるかに注目したいですし、
日本語も試合前のセレモニー以上にもっともっとできると思います。


点数を取る所というのは戦術ももちろんですが
自信というのが一番大事になってくると思うので、
城福監督の情熱あふれる指導だったり言葉で、
チームの自信を取り戻して欲しいですね。


まあ百戦錬磨の城福監督が率いていますから、
どこかでガラッと変わったチームが見られるように
なるんじゃないかと思っています。


(湘南)
チョウ監督のインタビューから、とてつもない名言が出ましたね。
「ピッチの中に正解は落ちている」。
何かズキーンと心に染みました。


岩上選手も今後に期待が持てますよね。
とにかくキックの精度が良いですし、
自信を持ってプレーできていましたから、
あの得点を考えても只者ではないですよね。
何か"持っている"選手の1人だと思います。


湘南はこの連戦を戦うために
キリノを温存するような戦いもでき始めているので、
ここを乗り切るためには、そういうことも必要なんだなと思いました。
あとは大野と鎌田がボールを持った時のビルドアップが
いつ見てもアイデアに乏しいというか、もう少し工夫すれば
もっともっとパワーアップするのではないかと思います。


高山もいつ見てもどの試合を見ても素晴らしい活躍をするので、
もっともっとアシストとか点を取って、
日本中に名前を轟かせて欲しいです。
それだけの選手だと思います。


あとはどんなにうまい選手でも走れなかったら、
付いていけないですし追い付けないので、
点を取れる可能性は残されますよね。
この6月に走ってきた成果が
7月、8月、9月に報われると思うので楽しみにしたいです。
若いチームで1つ1つの課題であったりヤマを乗り越えているので、
今後選手たちの覚醒というのも楽しみです。
色々と"楽しみ"な材料を
勝利と共に手に入れた試合だったのではないでしょうか。


再放送スケジュールは
7月15日(月)16:00~18:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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