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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年07月07日

J1第14節 FC東京×広島マッチレビュー

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J1第14節 
FC東京×サンフレッチェ広島@味の素スタジアム
解説:林健太郎 実況:西岡明彦 インタビュアー:日々野真理


【サンフレッチェ広島 森保一監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、勝ち点3が取れて本当に良かったなと思います。
選手が本当に最後まで粘り強く戦ってくれて、
最後にああいうゴールを決めてくれて、
辛抱する所を辛抱してくれて、走って戦ってくれて、
本当にいい勝利だったと思います。


Q、まさに勝ち点3を"もぎ取った"という表現がピッタリだと思います。


A、そうですね。
本当に泥臭く戦って、辛抱強く戦って、
最後の最後でご褒美を得たと。
勝ち点3をもぎ取れたと思っています。


Q、ハーフタイムに"切り替え"と"サポート"を強調されたようですが、
そのあたりはどんな風に振り返りますか?


A、"切り替え"という部分では、
今日はこれまでと比べれば気温も高かったですし、
少し足が止まるというのも考慮して、
切り替えを速く、運動量をしっかりと持ってやっていこうというのを選手に伝えて、
あとは前半もボールは我々が保持できて、
前線に入っていたんですけど、
やはり時間を掛けると相手の守備網に引っかかって
カウンターを受けていたので、
そこをシンプルに、縦に入った時に、前線に入った時に
"サポート"を素早くしようということで選手には伝えました。


Q、後半は2人目と3人目の交替のタイミングを
かなり図ってらっしゃったように見えました。


A、そうですね。
動きづらい、非常に拮抗した試合になっていたので、
どこで動いていいのか、試合の流れをいじっていいものなのか
どうかというのはかなり考えながら交替しました。
ただし、ウチの選手は普段から、どこでどんな場面で出ても
プレーできるようにトレーニングの時からやっていますし、
そこはもう最後の所は思い切って交替しました。


Q、ここから4連戦になりますが、今後に向けて一言お願いします。


A、本当に1つ1つ、毎試合勝ち点3を取るために、
最善の準備をして、試合でベストを尽くすという
これまで通りの我々の戦い方をやっていきたいと思います。
あとは連戦なので、どんな不測の事態が起きても、
チーム全体で戦っていけるように準備して、
この4連戦を戦っていきたいと思います。


【FC東京 ランコ・ポポヴィッチ監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、まずは今日のゲームを振り返って頂けますか?


A、本当にこういう天候とは違って、
ウチにとっては望んでいない結果になったと思います。


Q、中断期簡にやってきたことがチームとして、
試合を通してできていたのではないかなと思うのですが、
手応えはいかがでしょうか。


A、試合の展開からすれば及第点で、
やってきたことを出せたんですけど、
ただ自分たちの良さという部分では、
もっともっとボールを持った時に
自分たちの良さを出せた試合だったと思いますし、
広島の得意な形であるカウンターに関してはしっかり90分間ケアをして、
相手の良い所も出させないようにという所はできていたと思います。


ただ、試合の流れの中でウチも点を決められる
決定的なチャンスというのがいくつかありましたし、
それをウチがしっかり決めていれば、
展開も結果も変わった試合だったと思います。
そこの部分で決めきれずに、
最後の所でセットプレーから失点という形で、
不運と言えば不運なんですけど、
これもサッカーですし、下を向いている時間はないので、
次の試合に向けていい準備をしていきたいと思います。


Q、今日スタメン起用された三田選手の積極性も光っていましたが、
そのあたりの評価はいかがでしょう?


A、積極的にやれていたと思います。


Q、4連戦となりますが今後に向けて一言お願いします。


A、まあ言わなくてもわかっていると思いますが、
選手はしっかりコンディションを整えて、ケガをせずに、
この連戦をいい結果を得て終えたいと思っています。


【林健太郎氏のレビュー】
(FC東京)
中断期間に取り組んでいたことがうまく出せたと思いますし、
特に守備の部分は良かっただけに、結構ショックですよね。
準備してきたものが絶対にうまくいくという訳ではないのに、
その時のズレを試合の中でうまく修正して、
「今日はこうやって守ろう」ということが
ベースの上に成り立って機能していたと思います。
それだけに結果を出したかったと思うので、
なかなか切り替えられないと思います。


攻守のバランスというのは非常に難しいですが、
攻撃に関しては三田がこれだけ存在感を出せたというのは
今後に向けても層の厚みということに関して言えば、
非常にポジティブなものだったと思います。
チャン・ヒョンスを1列前で起用していたこともそうですし、
非常に機能していたなと。


次は加賀が出場停止でいないですし、
高橋がそのままCBに入るかもしれないですから、
そのあたりも非常に楽しみですね。


シーズンが始まっているので
そこまでとは言わないですけど、
5月以来のゲームということで、
試合勘という部分もあったかもしれないです。
まあでも、これだけしっかりプレーできていますから、
それほど影響はないでしょう。


東京は次から2試合アウェイが続く中で、
浦和も広島と同じようなシステムですから、
そういった意味では今日の試合で得たものを、
すぐ次の試合で生かせると思いますし、
ここで今日の内容を引きずらずに勝ち点3を取れれば、
ガラッと流れが変わると思うので、楽しみです。


(広島)
見ていると本当にチーム全体で戦うんだという
意識があるのはわかりますよね。
スタメンの選手だけではなく、ベンチの選手を見ていても、
そういう雰囲気が感じられます。
途中から入ってきた選手があの場面で
FKを蹴れるというのも凄いと思います。
パク・ヒョンジンも技術だけではなく、
冷静にあそこへ蹴れるというメンタルも素晴らしいですね。


戦い方が完成されているというか、
誰がどこに入っても戦い方がハッキリしていて、
イメージを共有してプレーできるという感覚は
ずべての選手が持っているんじゃないでしょうか。


あとは、中と外の使い方がうまいですよね。
そこは本当に完成されている感じがします。
青山や森崎和幸のように
少しの隙間を中に通せる選手はいますし、
それで相手のディフェンスを中央に集めればサイドが空きますから。
もう1対1で勝負すれば、クロスが上がってくるという選手を
サイドに置いているので、よりそういう攻撃が生きてきますよね。


次からの2試合でホームが続くというのは
ちょっと救いかもしれないです。
この暑い時期の移動というのは、結構負担になりますから。


再放送スケジュールは
7月7日(日)23:30~25:45 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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