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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年05月26日

J1第13節 鳥栖×横浜FMマッチレビュー

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J1第13節 
サガン鳥栖×横浜F・マリノス@ベストアメニティスタジアム
解説:林健太郎 実況:野村明弘 インタビュアー:森田みき


【横浜F・マリノス 樋口靖洋監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、いや、もう本当にタフなゲームになりました。
5連戦の最終戦と、それからこの暑さ。
それから鳥栖さんの前へ前への勢い。
これをしっかり受け止めて跳ね返さなくてはいけないと。
そういう意味でも非常にタフなゲームを
選手たちが一丸となって勝ち切った
この勝利は非常に大きいと思います。


Q、「もっと前に」という監督の指示もありましたが
イメージ通りではない部分もありましたか?


A、前半は0-0でOKかと思っていました。
やはりちょっとセカンドボールの処理という所で
ウチが慣れるまでに前半の20分か30分くらいまでは時間がかかったなと。
そこからは落ち着いてボールを奪った後に繋ぎ出して、
後半はしっかりとボールを動かすこともできたし、
ある意味狙い通りの、プラン通りのことを
選手たちがやり切ってくれたと思います。


Q、中澤選手の負傷交替でファビオ選手の投入や、
GKの六反選手も今季初スタメンでしたが、守備面はどうでしたか?


A、本当に中澤の怪我は予想外でしたけど、
替わりに入ったファビオはナビスコカップを中心に
非常に力を発揮してくれて、
ポテンシャルの高さを今日も見せてくれたと思います。
交替する時にしっかりと入ったというか、
凄くいい顔をしていたので、
間違いなくやってくれると思いました。


Q、これでリーグ戦は一旦中断期間に入りますが、
前半戦を振り返っての総括をお願いします。


A、本当に今シーズンはいいスタートが切れて、
チーム全体で昨年作ったベースを基に
1つずつ積み重ねることによって
勝ち点を取れてきていると思います。
ただ、まだまだシーズンは長いし、
課題もまだまだ見られる試合も多いので、
1つ1つ積み上げる作業を中断明けにやっていきたいと思います。


【サガン鳥栖 ユン・ジョンファン監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、まずは今日のゲームを振り返って頂けますか?


A、今日に関しては選手たちはいい準備をして、
一生懸命最善を尽くして戦う姿というのが見て取れたと思います。


Q、立ち上がりから持ち味のアグレッシブさ、
鳥栖らしさが出ていたと思います。


A、そうですね。
本当にその部分は選手たちのことをほめてあげたいなと思いますし、
最後まで諦めないという所は鳥栖らしさという風に言えるのではないでしょうか。


Q、守備面ではどのような修正をして今日の試合に臨まれましたか?


A、選手たちが精神的にも肉体的にもいい準備をして、
本当に今日は強い相手に戦った部分があるのかなと思いますけど、
勝負の中では負けてしまっているので、
結果という所を見ると非常にもったいないというか、
残念だなと思います。


Q、あえて課題を挙げるとすればどういうところでしょう?


A、相手のゴール前での正確性やアイデアが不足しているという所で、
やはり最後の締めくくりの所が、決め切るという所が、
そこに満たなかったかなと思います。


Q、今日でリーグは一旦中断に入りますが、
前半戦の総括をお願いします。


A、選手たちは非常に一生懸命戦ってくれた中で、
結果としてはあまりにもというか、少し残念な結果なんですけど、
これは我々がしっかりと抱えて、
乗り越えていかなくてはいけない部分ですから、
しっかりとステップを踏んで、さらに高みに上っていければ
必ずまた良いものというのは返ってくると思います。


【林健太郎氏のレビュー】
(鳥栖)
本当にアグレッシブですし、ハードワークしますから、
相変わらず相手にとっては戦いにくいチームだなというのは感じました。
失点を減らすという意味でも、今日の守備は非常に良くやっていましたが、
攻撃とどちらに比重を置くかという所も難しい所です。
それでも何とかこの状況を打破したいという気持ちを感じましたし、
前に行く姿勢や走る量というのは立ち上がりから
高いレベルのものをしっかり出せていたと思いますね。


特別何が悪いというわけではないので難しい部分だとは思うんですけど、
今日のような粘り強い戦い方を続けていけば
良い結果は出てくると思います。
前半から失点するとか、そこから前掛かりになって
2点目を取られてしまうとか、そういう状況はなるべく避けたいですよね。
そういう意味では守備もこの前のような崩れ方はなかったですし、
ある程度手応えは掴んだんじゃないかなと思います。


あとは、やっぱりラストパスも含めてフィニッシュの所ですよね。
守備の部分でも力を使わなくてはいけないですし、
それから前線でのフリーランニングにも力を使いますし、
それをやった上でのラストパスという部分やフィニッシュですから
本当に質の高さを求められるので難しいとは思いますが、
そこをなんとかクオリティを上げて
得点を取る所まで結び付けていけば、
今日のディフェンスを考えても、本当に良い結果が出ると思います。
この中断で気分的にもリフレッシュして、
また良い状態でトレーニングや試合に臨んで欲しいです。


(横浜FM)
スケジュールもタイトですし、この気温でしたし、
ましてや移動もあってタフな鳥栖を相手にという所で、
しっかり1-0で勝てたということは自信に繋がったと思います。
監督は慣れるまでに20分か30分かかったとおっしゃっていましたが、
その間も慌てることなく、守備ではまったく崩れることはなかったので
その辺は経験のある選手が多いことで、
どういう状況でもどんな相手でも
しっかり対応できるなという感じはしますよね。


今日なんかもドゥトラを見ていても
要所要所をしっかり押さえていたので
そういうことができますから、
ベテランが多いというのは心配はないでしょうね。


また、中澤が負傷退場した中でゼロに抑えられたというのは
非常にポジティブな結果でしょう。
ただ、途中出場のファビオはいいプレーをしましたが、
中澤はケガが長引かなければいいですね。
ちょうど中断期間なので、ここでもう1回コンディションを整えて、
また中断明けに良いプレーを見せて欲しいです。


まずは6月のナビスコをしっかり戦って、
7月はスケジュールが厳しいですけど、
この順位のままで行くと大宮戦はいいゲームを期待したくなりますよね。
1年通じて良い調子というのは難しいと思うので、
ここで1回中断を挟んで、さらにレベルアップして
良い流れを作っていければ理想的でしょう。


再放送スケジュールは
5月27日(月)15:00~17:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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