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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年05月07日

J1第10節 新潟×甲府マッチレビュー

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J1第10節 
アルビレックス新潟×ヴァンフォーレ甲府@東北電力ビッグスワンスタジアム
解説:玉乃淳 実況:下田恒幸 インタビュアー:日々野真理


【ヴァンフォーレ甲府 城福浩監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、ちょっと相手にボールを保持される時間は長かったんですけど、
それでもゴール前で相手に決定的なシーンは創らせないという
コントロールはできていたと思います。
後半のあの失点した時間帯は
我々の右サイドを崩された回数が多かったので、
もう少し早く対処できれば良かったなという所と、
盛り返した時間が同点になってからなので、
やはり1-0でリードしている所で相手にペースを握らせ過ぎたという所は
課題として残ったかなと思います。


Q、先制点は中盤の選手がああいう形で点が取れたということも
今後に向けてポイントになるのではないでしょうか?


A、なかなかボランチの選手がゴール前に絡んで行くというシーンは
多くはなかったので、あそこにいられたということは良かったと思いますけど、
それにしてもおそらくあのシュートが初シュートだったはずなので、
ああいうシーンをもっともっと創らなくてはいけないなと思いますね。


Q、今日の狙いに関してはいかがだったでしょう?


A、守備に関しては失点した10分間くらいの時間以外は
良くできていたと思います。
攻撃に関してはもう少しマイボールの時間を創りながら
サイドを崩したいなという所は相変わらずの課題ですけど、
少しずつ前に進んで行きたいなと思います。


Q、7試合負けなしという結果も大きいのではないでしょうか?


A、もちろんJ1のステージで負けないということは
選手たちが非常に良くやってくれていると思いますけど、
我々は勝ち点3ずつを取っていかないと、
ずっと引き分けでは勝ち点1ずつしか伸びないですし、
そういう意味では勝ち点3を取れるように、
攻撃をもっともっとブラッシュアップしていきたいと思います。


Q、常々おっしゃっています「どんな結果があっても次が大事」。
次のゲームに向けて一言お願いします。


A、ずっとオレンジ相手が続くんですけど、
すごく清水さんも良いチームなのでしっかり準備して、
我々の良さを出したいと思います。


【アルビレックス新潟 柳下正明監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、まずは今日のゲームを振り返って頂けますか?


A、もったいないゲーム、勝ち点3を取らなくてはいけないゲームだったと思います。
前半はボールを持っていながら、
ちょっとしたミスで決定的なチャンスは創れなかったけれども、
後半の最初の15分の間に1点取って、
その後もかなり相手の足も止まっていたので、
そこを2点目3点目と行きたい所なんですけど、そこができない。
だから今いる順位を物語っているのかなと。
ただ、後半の45分で1-1に追いついて、
勝ち点1を取れたので、そこは良かったと思います。


Q、得点シーンはしっかり崩して取れた形でした。
あれはやはりチームとして狙っていた部分でしょうか?


A、選手たちがトレーニングの中で身に付けていることだと思います。
だから、自然にああいう動きが出てきているのだと。
点は入ってないけれども、いくつかみんなが動き出して
崩している場面は見られているので、
そういった所は良かったと思います。


Q、攻守にわたっての集中力の高さが
90分間通じて非常に伝わってくるゲームでした。


A、そこがウリですから、
それがなくなってしまったらアルビレックスではないので、
日程は詰まっていますけれど、
とにかく90分間毎試合やれるように準備します。


Q、自分たちのサッカーがある程度できている手応えもあるのではないでしょうか?


A、それはあります。
でも、まだトレーニングもしっかりやっていかなくてはいけないし、
トレーニングでやっていることをゲームで出せるようにしたいと思います。


Q、成岡選手が今日でJ1通算200試合出場を達成しました。
監督にとっては新人の頃から育ててきた選手だと思いますが、
今後の彼に期待する所はどんな所でしょうか?


A、もう翔の場合は、イージーミスはなしにしてもらいたい、
それぐらいの選手になってますから。
あとは、時間を創ると。
少し新潟のサッカーというのはテンポが速過ぎる傾向があるので、
そこで少しテンポをゆっくりリズムを変えるという役割を
90分通してやれるようにと。


Q、次の鳥栖戦に向けて一言お願いします。


A、ナビスコでもやっていて、非常に難しいゲームになると思いますけど、
勝ち点3を目指して最後まで走り切ってやっていきたいと思います。


【玉乃淳氏のレビュー】
(新潟)
試合が終わっても、ほとんどお客さんの帰る姿が見られなかったですよね。
選手を労う拍手と最後まで見ていたいという感じで、
まだしばらくサポーターの中では試合が終わっていないと
いう感じを受けるような素晴らしいゲームでした。


相手の良さを出させないというか、
自分たちの良さを出すというのに集中していたことが功を奏したのかなと。
選手1人1人がノビノビやっていましたよね。
これは見ている方も楽しいですよ、


川又は明るい兆しになりましたね。
十分計算できる選手になってきた印象です。
ゴールシーンのシュートは素晴らしかったですね。
あちらの角度からのクロスは難しくて
なかなかアレを枠には持っていけないですし、
付いていたのは絶好調の土屋でしたから、
彼にとっても自信になったと思います。
ブルーノ・ロペスもうかうかしていられないでしょう。
ポジション争いによって、2人とも調子を上げていって欲しいですね。


驚いたのは縦に速くなる傾向があると柳下監督がおっしゃっていたんですけど、
やっぱり狙っていなかったんですね。望んでいなかった現象だったのだと。
それを成岡を中央に持ってきたことで
ゆっくりした展開がもたらされていたように見えました。
その成岡に対しての柳下監督のコメントは、
表情に愛情がたっぷりでした(笑)


(甲府)
甲府は相当面白いと思います。
今日も相当な強敵を相手に選手全員が
あれだけ冷静にプレーできていましたから、
今後に期待せざるを得ないです。


監督がベンチからそういう冷静な空気を醸し出しているので、
選手たちはどっしり構えられますよね。
安心感というか、本当にチームが一体になっているのが
外から見た僕でもわかりますから、
本当に良いチームになるんじゃないかなと思います。


また、今は守備からベースを作っている状態だと思うので、
そこには手応えを感じているのかなと。
これから攻撃のパターンというのは創っていけるはずなので、
それも本当に楽しみですね。


個人で言うと、ウーゴは今日の試合でもしっかりキープできていましたし、
可能性を感じさせるようなプレーを見せてくれました。
ただ、オルティゴサはもう少しキレが欲しいですね。
少し迫力に欠けたプレーがあったので今後に期待しましょう。
夏男かもしれませんし。


あとは、土屋選手も良かったですね。
最後の方で見せたキレや一瞬見せたスピードは凄かったです。
やはり、いい選手に年齢は関係ないですね。
いい選手プラスベテランだったら、
それはなおさらプラスアルファであって、
マイナス要素っていうのはないんだなというのを
彼らを見ていると感じさせてくれるなと思います。
彼と一緒にプレーできたらチームメイトも安心するでしょう。


再放送スケジュールは
5月7日(火)25:00~27:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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