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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年04月07日

J1第5節 大分×甲府マッチレビュー

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J1第5節 
大分トリニータ×ヴァンフォーレ甲府@大分銀行ドーム
解説:三浦淳寛 実況:八塚浩 インタビュアー:森田みき


【ヴァンフォーレ甲府 城福浩監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、今シーズン初勝利の率直な感想をお聞かせ下さい。


A、大分さんも勝ちのない状況ではありましたけど、
非常に素晴らしい試合内容だったので、
大分さん相手に勝ち点3を取るのは非常に大変なことだという
覚悟を持って選手も戦ってくれましたし、
何よりこんな遠くまで来てくれたサポーターと一緒に
勝ちを味わって帰りたかったので、
それが叶って良かったです。


Q、ロッカールームから喜びの声が聞こえてきました。
選手のみなさんには何を伝えましたか?


A、苦労して、試合内容は良くてもなかなか勝ち点3が取れなかったので、
やはり勝ち点3を取るということの喜びを、もう1回みんなで噛み締めて、
また今週ナビスコもありますし、
これをいい形で次に繋げられるように
いい雰囲気で持っていきたいと思います。


Q、ゲームの狙いを教えて下さい。


A、大分さんはやはりサイドからのダイナミックな攻撃とか、
前線でのポストプレーに絡んでくる勢いというのは
非常にレベルの高いものがあったので、
そこを抑えながら、とにかく我々らしく攻撃は戦いたいという意味では、
前半から多少形は創れたという風に思います。


Q、土屋選手のゴールに対する評価をお願いします。


A、クロスの精度であったり、中の迫力であったり、
それが結集されたゴールだったと思いますし、
もちろん土屋も跳躍力を見せてくれたんですけど、
みんなの気持ちが乗り移ったゴールだったと思います。


Q、今日の勝利は今後へ向けて大きなポイントになるでしょうか?


A、いや、もう1試合1試合なので、とにかく次にまたいい準備をして
この流れを失わないようにしたいと思います。


Q、次節の柏戦に向けて意気込みをお願いします。


A、柏さんは一昨年のJリーグ王者ですし、
とにかく我々はチャレンジングな姿勢を見せて、
最後の最後までもつれるようなゲームをしたいと思います。


【大分トリニータ 田坂和昭監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、まずは今日のゲームを振り返って頂けますか?


A、今日の試合に関しては、
内容というより本当に一瞬の隙でゲームは決まるなと思っていて、
案の定そういう形になりましたけど、
そういう所で一瞬の隙を突かれて、ウチが失点してしまったと。
逆に隙を突けなかったから得点が取れなかったというだけで、
予想していた展開になりました。


Q、今日のゲームはどのようなポイントを持って臨まれましたか?


A、もちろん相手のストロングやウィークはあるんですけど、
やはりこの試合に関してはどちらも勝っていない状況だったので、
気持ちの問題が大きいかなという所で、
先ほど言ったように一瞬の隙を突いた方が勝てるという話で、
我々が一瞬の隙を見せてしまったということですね。


Q、狙いの1つだったサイド攻撃への評価はいかがでしょうか?


A、もちろん相手も我々のことを研究していたので、
サイドの攻防というのはお互いにほとんどなかったですし、
相手の怖さもまったくなかったんですけど、
勝負を分けるとしたらリスタートかなという所だったので、
そこでウチが取れずにやられてしまったというだけですね。


Q、木村選手の負傷交替も含め、
後半の選手交替の狙いを教えて下さい。


A、(木村は)アクシデントによる交替だったので、
そこが1つ大きなポイントになったなと。
我々のリズムがそれで失われてしまったので、
終わったことを言ってもしょうがないですけど、
特に彼がいなくなってからの攻撃というのは
単調だったなという気はします。


Q、次節の鹿島戦に向けて意気込みをお願いします。


A、試合は続いていくので、
1個1個修正してやっていくしかないですね。


【三浦淳寛氏のレビュー】
(大分)
もちろんチャンスもあったと思うんですけど、
全体的に今日はいつもの大分の戦い方からすると
少し守備ラインが低い感じを受けました。
最終ラインと中盤の位置が低過ぎて、
ボールを取ってから相手のゴールへ向かうまでの距離が長かったかなと。
あと、中盤でのミスパスが多かった気はしました。
前節の柏戦では前線からプレッシャーをかけて
結構ボールを奪っていましたから、
それをもっともっと出せるような戦い方をした方がいいと思います。


サイドを見ると、松本と辻尾がもう少し高い位置に行けると
相手の選手を引っ張ることもできますし、
最後に松本が厳しい体勢の中からクロスを上げて、
丸谷のヘディングがチャンスになりましたけど、
ああいう形をもっともっと増やしていけば
大分らしい形ができるはずです。


あとは、高松が前線で基点になっていた時はチャンスになっていましたし、
西は裏への飛び出しが多かったと思うんですね。
その辺で少しスリッピーなピッチコンディションを考えると、
もう少し下がった位置からの飛び出しがあっても良かったかなと。


全体的には非常に監督のやりたいことを
うまく表現していたと思うのですが
少しいつものアグレッシブさがなかったようにも見えました。
僕は大分というチームは非常に可能性があると感じています。
是非頑張って欲しいと思います。


(甲府)
白星はチームにとっても選手にとっても
間違いなく大きいですね。自信に繋がりますから。
城福監督はインタビューを聞いていると、
試合をしっかりと分析されていますね。
その中で1つ1つの積み重ねがやはり大事で、
また勝ち点3を取れるような試合を期待したいと思います。
今日はロッカーで凄く選手も喜んでいたんでしょうね(笑)


※放送時間の関係で甲府のレビューが短くなっています。ご了承下さい。


再放送スケジュールは
4月7日(日)8:00~10:15 J SPORTS 3
4月9日(火)25:00~27:15 J SPORTS 3

となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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