J1第2節　3月9日（土）14:55～　J SPORTS 3
川崎フロンターレ×大分トリニータ@国立霞ヶ丘競技場
解説：三浦淳寛　実況：八塚浩　インタビュアー：高木聖佳

【川崎側プレビュー】
0勝0分1敗 1得点3失点 勝点0 18位
チーム内得点ランク：
(1)レナト1
警告：
1枚...矢島卓郎、パトリック

開幕戦は体調不良で
チームの絶対的支柱でありキャプテンの中村憲剛を欠き、
柏にアウェイで完敗を喫した川崎。
守備面では新加入の中澤聡太や井川祐輔を中心に
ターゲットマンとなるクレオにも粘り強く対応していたが、
どちらかと言えば、どうしてもレナト頼みの感が否めず、
ボール回しに終始してしまった単調な攻撃の方が
修正ポイントとして挙げられそうだ。
ただ、それも中村の復帰である程度は解消されるはず。
高いポゼッションに"縦"が加わることで、
矢島卓郎や小林悠といった裏への抜け出しを得意とする
前線の選手も、より持ち味を発揮できそう。
あとは柏戦でもフィニッシュワークの意識が高かった
大久保嘉人の生かし所をハッキリさせられれば、
攻撃陣が爆発する可能性は決して低くないだろう。

【大分側プレビュー】
0勝0分1敗 1得点2失点 勝点0 14位
チーム内得点ランク：
(1)チェ・ジョンハン1
警告：
なし

FC東京を大分銀行ドームに迎えた開幕戦は
チェ・ジョンハンのゴールで先制ゴールを挙げながら、
前半の内に追い付かれると、後半に決勝点を奪われ逆転負け。
特に後半の失点は個人のイージーミスが原因だっただけに、
やや悔やまれる勝ち点喪失となった。
とはいえ、高木和道をセンターに置き、
若狭大志と安川有というJ1デビューを果たした2枚を従える3バックは、
2失点こそ喫したものの、一定以上のパフォーマンスを披露。
個を組織で補うスタイルは十分通用していた。
課題はなかなかフィニッシュまで至らなかった攻撃か。
代表クラスを揃えたFC東京の守備陣は確かに強固だったが、
中央から行くのか、サイドから行くのか、
あるいは長身の森島康仁へ早めに当てるのかの選択に
迷いが見られるシーンも少なくなかった。
川崎とはシステム上、ミスマッチが多く生まれることが予想されるだけに、
ギャップをうまく突けるかどうかが、このゲームの鍵を握る。

【川崎予想スタメン】
★川崎(4-3-3）
－－－－－－－－矢島－－－－－－－
－－レナト－－－－－－－－大久保－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－中村－－－－－風間宏希－－－
－－－－－－－－稲本－－－－－－－－
－－登里－－中澤－－井川－－實藤－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－西部－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
田中裕介：左足首負傷(3/7・練習中)
ジェシ：別メニュー調整中
小宮山尊信：右膝分裂膝蓋骨(3/15・手術/全治3ヶ月）
レナト：右足負傷(3/6・練習中)
中村憲剛：胃腸炎(3/3・柏戦欠場)
福森晃斗：左第5中足骨骨折(12/31・練習中/全治3ヶ月）
安柄俊：右膝半月板損傷(1/21・手術/全治2ヶ月）

【大分予想スタメン】
★大分(3-5-2）
－－－－－－高松－－－西－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－丸谷－－木村－－－－
－－安川－－－－－－－－チェ・ジョンハン－
－－－－－－－－宮沢－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－阪田－－－高木－－－若狭－－－
－－－－－－－－丹野－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
児玉新：詳細不明
深谷友基：別メニュー調整中
松本怜：右足負傷(3/2・FC東京戦)
辻尾真二：別メニュー調整中
為田大貴：左膝後十字靭帯損傷(2/13・練習中/全治3週間）

土屋