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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2012年12月02日

プリンス関東1部第17節 柏U-18×千葉U-18@日立台

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hitachidai1202.jpg柏レイソルU-18とジェフユナイテッド千葉U-18。今季4度目のユース版千葉ダービーがやってきました。
1度目の対戦は3月14日、日立台。千葉県クラブユース新人戦で当たり、結果は3-1で柏が勝利。2度目の対戦は6月3日、日立台。クラ選の2次予選リーグで当たり、結果は1-1のドロー。3度目の対戦は7月1日、東総。プリンス関東1部の第8節で激突し、結果は柏が0-1と勝利。お互いにこのゲームで完全決着を付けたい一戦です。
プリンス関東での位置付けで言うと、柏は2試合を残して首位の桐光学園と3ポイント差の2位。ただ、得失点差で桐光が10点上回っているため、「今週のトレーニングが始まる前に、監督が『大量得点を取ろう』と言っていた」と秋野央樹(3年・柏レイソルU-15)が話したように、このゲームでは勝ち点3に加えて、1つでも多いゴールがマスト。「今週でミラクルを起こそう」という下平隆宏監督の言葉を受けて、準備をしてきたゲームです。
その意識付けの効果は、キックオフ直後から顕著に。「あんなに来るのかと思った」と千葉の菅澤大我コーチも驚く、アグレッシブな立ち上がりを見せ、一気にペースを掴んだ柏。すると、7分には早くも先制点。吉川修平(3年・柏レイソルU-15)の仕掛けで獲得したCKを右から秋野が蹴ると、ニアで合わせたのはCBの中谷進之介(2年・柏レイソルU-15)。ボールはゴールのニアサイドに滑り込み、幸先良くリードを奪いました。
以降も「いつも以上にゴールへのパワーがあった」(秋野)柏の攻勢。8分には伊藤光輝(3年・柏レイソルU-15)のスルーパスに、木村裕(3年・柏レイソルU-15)が抜け出すも、少しドリブルが大きくなってシュートは打てず。13分、特に前半はフィードが冴え渡っていたCBの御牧建吾(3年・柏レイソルU-15)が、右へそのフィード。上がってきたSBの堤勇人(3年・柏レイソルU-15)を経由して、吉川はわずかに中へ折り返し切れず。17分にも小林祐介(3年・柏レイソルU-15)のスルーパスから、川島章示(3年・柏レイソルU-15)はGKと接触するもノーホイッスル。崩す形を創出し続けます。
対する千葉は、CBの鳥海晃司(2年・ジェフユナイテッド千葉U-15)と秋山翔(1年・ジェフユナイテッド千葉U-15)を中心に、「だいぶできるようになってきた」(菅澤コーチ)後ろから丁寧に繋ぐ姿勢をハッキリと打ち出すものの、相手陣内でのギアアップまでは至りません。
22分も柏。秋野が右へ付けると、吉川、伊藤と回り、川島のシュートは千葉DFがブロックしましたが、変わらぬ勢い。その結実は28分。御牧が鋭く左へ振り分け、受けた新藤菜央(3年・柏レイソルU-15)は中へ。伊藤が落とし、木村が叩いたシュートは千葉GK佐久間幸一(2年・ACカラクテル)もよく弾きましたが、最後は川島がプッシュ。点差が広がりました。
こうなると、止まらない太陽王子のラッシュ。35分、右サイドを切り裂いた堤が中へ折り返すと、走り込んだ木村は豪快にゴール右スミへズドン。3-0。42分、フィードを完璧なトラップで収めた川島のシュートは、佐久間がファインセーブ。44分、秋野が右から蹴ったCKを、ニアで川島がフリックすると、ファーサイドで押し込んだのはキャプテンマークを巻いた御牧。「トレーニングから意識が変わってきている。本当に信頼している」と下平監督も認めるCBのゴール。4-0。柏からすれば理想的過ぎるとも言えそうな展開を創り上げます。
ところが、このままでは引き下がれない千葉の反撃は1分後。45分、積極的な仕掛けを貫いていた和田凌(2年・ジェフユナイテッド千葉U-15)が、左からドリブルシュート。GKが懸命に弾いたボールを、詰めた佐藤遵樹(3年・ジェフユナイテッド千葉U-15)が流し込みます。「最後の失点がちょっと痛かった」(下平監督)「失点するというのは、あまりプランの中で考えていなかった」(秋野)と2人が声を揃えたように、柏からすると少し嫌な形でハーフタイムを迎えることになりました。
後半はいきなり柏に決定機。48分、吉川が素晴らしいプレスからボールを奪い、そのままGKと1対1に。しかしシュートは佐久間がスーパーセーブで阻止。5点目とはいきません。わずかに変わった流れ。54分は千葉。今関耕平(3年・ジェフユナイテッド千葉U-15)が佐藤遵樹とのワンツーから狙ったシュートは、枠の左へ。同じく54分、和田が左からカットインしながら放ったシュートは枠の右へ外れましたが、短い時間に2回の好機を創り出します。
一方の柏は62分。小林が新藤との連携で左サイドをえぐり、中へ送ったボールを木村が叩くと、ここも佐久間がいい反応でブロック。66分には秋野のトリックFKがハマりかけるも、最後はオフサイドの判定。「サイドの守り方を少し変えた」(菅澤コーチ)千葉の前に、両ウイング的な吉川と木村が前半より深いエリアまで行き切れないシーンが散見。決定機を創れません。
「メラメラ感が多少トーンダウンしたかな」と判断した下平監督が動いたのは70分。新藤と伊藤光輝を下げて、麦倉捺木(1年・柏レイソルU-15)と中川寛斗(3年・柏レイソルU-15)を同時投入。2枚替えで前へのパワーを強めに掛かります。73分は柏。いきなりCKを任された麦倉が左から入れたボールは、秋野に届くも左足にしっかりヒットせず。74分も柏。珍しくミドルレンジからチャレンジした秋野のボレーは、枠内も佐久間がキャッチ。
81分も柏。吉川のパスを堤は浮かせて中へ送り、中川の柔らかいチェストパスを受けた川島のボレーは佐久間の正面。82分も柏。木村が左からドリブルでスルスル持ち上がり、そのまま狙ったミドルはほんの少しの差で枠の右へ。おそらく「1点入ればトントンと行けたかもしれない」という秋野の認識は、そのままチーム内の共通認識。しかし、5点目は記録されないままにゲームは終盤へ。
下平監督も平久将土(3年・柏レイソルU-15) 、白井永地(2年・柏レイソルU-15)、宮澤弘(2年・柏レイソルU-15)を相次いで送り込み、最後の勝負に出ると、90+1分にゴール前の混戦から宮澤が頭で右へ。フリーの平久が対峙した佐久間との1対1は、佐久間に軍配。スコアを動かせません。
逆に90+3分には千葉が掴んだ決定的なチャンス。伊藤翼(2年・ジェフユナイテッド千葉U-15)が右から蹴り入れたFKを、途中出場の安藤真樹(1年・三井千葉SC)がヘディングすると、柏GK伊藤俊祐(2年・柏レイソルU-15)が何とかファインセーブで回避。「前半の失点で少し入りにくくなったかもしれない」と下平監督が振り返った後半にゴールは生まれず。とはいえ、しっかり得失点差を上積みした柏がダービーを見事に制し、最終節に優勝の可能性を残す結果となりました。
プリンス関東1部のタイトルレースは大混戦。桐光が市立船橋に1-3と敗れたため、柏と勝ち点39で並びました。現在の得失点差は桐光が5点リード。これに勝ち点37を挙げているFC東京U-18を含めた3チームが優勝、そしてプレミアリーグ参入戦への挑戦権を獲得する可能性を抱えています。「できればあと3試合やらせてあげたいですね」と下平監督。運命の最終節は9日、11時にキックオフを迎えます。          土屋

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