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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2012年10月20日

J1第29節 大宮×新潟マッチレビュー

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J1第29節 
大宮アルディージャ×アルビレックス新潟@NACK5スタジアム大宮
解説:水沼貴史 実況:西岡明彦 インタビュアー:中田浩光


【水沼貴史氏によるマッチレビュー】
Q、ゲームの全体的な印象を教えて下さい。


A、正当な結果だったと思います。
インタビューでベルデニック監督が話していましたが、
全体的には1-1が妥当な内容でしょう。
新潟は行こうとしてミスが出ていました。
ブルーノ・ロペスはもっと前はできていた印象があったのですが、
だんだん厳しくなってきたかなあと。
スペースがあったら何かをする選手ですけど、
スペースを消されたら何もできなくなってしまっています。
あそこに収まれば、もう少し新潟の攻撃もうまくいくような気がします。


Q、先制シーンの前から大宮がバイタルを空け過ぎだという指摘を
しきりにされていましたが、あれはどういう所に要因があったのでしょう?


A、ボランチの選手の運動量と、ワイドの選手の気の利き方がないんですね。
時間が経ってくると、「まあ大丈夫だろう」みたいな雰囲気になってきている気がします。
それは大宮というチームの体質かもしれません。
少しずつ緩くなってきて、左サイドからやられ出して、
結局最後は逆の右サイドからやられましたが、何となくそんな匂いはしていましたよね。
バイタルに入り込まれてきてしまって。
失点のシーンはブルーノ・ロペスがパスを出した時には、
本間がバイタルの所からスピードアップしてランニングしてきて、
そこに渡部が引き付けられて田中亜土夢がフリーになったので、
伏線は前の段階からあったのかなという気はします。
アレはワイドの選手たちがもっと気付かないといけないし、
サイドに人数を掛けてボールを取りに行っているのだったら、
潰さなきゃいけないわけです。
だから、守備に人を掛けていましたが、ダメだったなという感じでしょうか。


でも、やられる時ってそんなモノなんです。
新潟がやられたゴールのシーンも、東が左から持ち込んだ時に、
中に4人くらいいたのに、誰もコースを切れずに
あのまま青木に体をぶつけて入られているというのでは
ちょっと厳しいですよね。


Q、新潟は前半終了直前の失点が痛かった印象です。


A、痛かったですね。
得点が前半38分くらいでしたけど、本当はここで終わりにして、
悪くない前半だったのでリードした形で後半に行けば、
相手もバランスを崩してくるだろうと。
そうしたらカウンター一発か二発くらいで試合は動くくらいのプランだったはずなので、
アレで追い付かれたのは本当に痛いと思います。
今日のゲームのポイントと言えばポイントだったのかなと。
大宮はボランチが青木も金澤も全然前に行かないですよね。
でも、あのシーンは青木が思い切って全力で上がったんですよ。
あのプレーには前へ出て行った時のスピード感がありました。
スピードがまったく変わらないと、相手は崩れないんです。
だから、両チームとも点を取るキーワードは"スピード"だと思います。


再放送スケジュールは
10月23日(火)8:00~10:15 J SPORTS1
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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