おそらく全世界唯一の天皇杯データプレビュー。
昨日に引き続き、今日は9月9日、
日曜開催分のプレビューです。

マル数字は
①古巣対決②元チームメイト③Jリーグ以前のチームメイト
④その他、となっており、
①のカッコ内は在籍年次、③のカッコ内は学年の関係性、にしてあります。
また、今回はデータソースの関係上、
Jリーグ時には掲載している"地元凱旋"と"誕生日"は
省略していますのでご了承下さい。

また、今回もJ2同士が対戦するゲームのデータは掲載していません。
こちらもご了承いただければと思います。
では、9月9日開催分のデータをどうぞ！

【9月9日（日）】
13:00@味の素スタジアム
FC東京×横河武蔵野FC
①山岸範之GKコーチ（99-03・現役、04-05・コーチ）、
　廣永遼太郎（08）、永露大輔（FC東京U-15&FC東京U-18出身）
③徳永悠平＋渡邉千真×岩田啓佑＋金守貴紀＝早稲田大
　（渡邉と岩田が同級生、金守が1年、徳永が3年先輩）
　高橋秀人×林俊介＝東京学芸大（林が2年先輩）
　高橋秀人×都丸昌弘＝図南SCジュニアユース&前橋商業（同級生）
　丸山祐市＋三田啓貴×鹿野崇史＋都丸昌弘＝明治大
　（都丸が鹿野の1年、丸山の2年、三田の3年先輩）
　林容平×矢部雅明＝浦和ユース（同級生）

13:00@ヤマハスタジアム
ジュビロ磐田×FC鈴鹿ランポーレ
②押谷祐樹×ラファエル＋ブルーノ＝岐阜
③ファン・ソンス×安真也＝朝鮮大（ファンが1年先輩）
　

13:00@熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
大宮アルディージャ×ブラウブリッツ秋田
①横山雄次監督
（99-00・現役、01-03・ユースコーチ、04-05トップチームコーチ、
　06・ユース監督、07-08・ジュニアユースコーチ、09-11・ユース監督）
②大塚真司コーチ×松田正俊＝山形
　深谷友基＋東慶悟×小林宏之＝大分
　深谷友基×川田和宏＝大分
　渡邉大剛×松田正俊＝京都
　鈴木規郎×松田正俊＋鈴木健児＝FC東京
③横山雄次監督×金澤慎＝大宮ユース（コーチと選手）
　横山雄次監督×渡部大輔＝大宮ユース（監督と選手）
　渡邉大剛×川田和宏＝国見（川田が2年先輩）
　金久保順＋清水慶記×平木良樹＋久保田圭一＝流通経済大
　（久保田が清水の1年、平木の2年、金久保の3年先輩）
　長谷川悠×平木良樹＝流通経済大柏（平木が1年先輩）
　下平匠×二戸将＝G大阪ジュニアユース&G大阪ユース（下平が1年先輩）
　市川雅彦×江崎一仁＝成立学園&法政大（市川が1年先輩）
　

13:00@レベルファイブスタジアム
アビスパ福岡×福岡大学
①山口和樹（05-08）、末吉隼也（06-09）、宮路洋輔（06-09）、
　河田晃兵（06-09）、石津大介（08-11）、
　田中智大（福岡U-18出身）、前田慎也（福岡U-18出身）、
　大岩根優作（福岡U-18出身）　河本有輝也（福岡U-18出身）
③笠川永太×田中智大＋前田慎也＝福岡U-18（同級生）
　牛之濱拓×大岩根優作＋河本有輝也＝福岡U-18（同級生）
　石津大介×保勇佑＝福岡大大濠（石津が2年先輩）
　畑本時央×大岩根優作＝ブレイズ熊本U-15（同級生）
　

13:00@ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖×カマタマーレ讃岐
②菊池忍フィジカルコーチ＋船谷圭祐＋犬塚友輔×西野泰正＝磐田
　赤星拓（特別指定）×市原大嗣＝大分
　豊田陽平×西野泰正＝京都
③池田圭×堀河俊大＋瀬口拓弥＝流通経済大
　（池田が瀬口の2年、堀河の3年先輩）
　黒木晃平×市原大嗣＝大津（市原が2年先輩）　

13:00@新潟市陸上競技場
アルビレックス新潟×サウルコス福井
①高橋裕人（アルビレックス新潟シンガポール）、
　末永雄樹（アルビレックス新潟シンガポール）
③東口順昭×馬場章裕＝福井工業大（馬場が1年先輩）
　平井将生×前田岳＝G大阪ユース（平井が2年先輩）

大宮とブラウブリッツ秋田の一戦は再会の嵐。
軸になるのは松田正俊です。
中でも山形でチームメイトだった大塚真司コーチとの
再会というのはなかなかアツいポイントだと思います。

また、G大阪ジュニアユースとG大阪ユースで
先輩後輩だった下平匠と二戸将が
熊谷で対峙するというのも不思議な縁。
学年は下平が1年上ですが、
U-15日本代表経験もある二戸は
1年時から出場機会を掴んでおり、
同じ試合をピッチで戦うことも少なくありませんでした。
この対決も大いに期待したいです。

福岡と福岡大の対戦では
G大阪と関西大学のゲーム同様、
両チームに古巣対決の選手が多数。
学年で言うと、今の福岡大の選手と"カブって"いる
福岡の選手はルーキーの石津大介ですね。

また、福岡大の田中智大、前田慎也、
大岩根優作、河本有輝也は福岡U-18の出身。
1回戦に出場していたのは田中だけですが、
果たしてこの中から何人の選手が
"博多の森"のピッチを踏むことができるのかは
気になるところです。　

新潟とサウルコス福井の対戦では
東口順昭と馬場章裕という福井工業大の
先輩後輩に再会の可能性が。
東口の1年先輩に当たる馬場もポジションはGK。
ということは一緒に厳しいトレーニングを
重ねた2人だと推測できます。

ただ、諸事情で東口は3年から
新潟経営大へ編入したため、
一緒にプレーしていたのは2年間。
東口の編入後は、お互いに守護神として
北信越リーグで対戦することもあったようです。

サウルコス福井の初戦は馬場がベンチスタートだったため、
2人がピッチで対戦するかどうかはわかりませんが、
少なくとも試合後の動きには要注目でしょう！

そして、最注目カードはFC東京と横河武蔵野FCの一戦。
まず、FC東京の山岸範之GKコーチは現役時代の4年と
コーチ時代の2年を横河で過ごした経験が。
まさに古巣対決となります。

続いて早稲田大学の先輩後輩からは
渡邉千真と1つ先輩の金守貴紀との関係性を。
金守が4年、渡邉が3年の時には
インカレ決勝に揃ってスタメン出場を果たし、
見事に同校13年ぶりの優勝に貢献しました。
ちなみに決勝で敗れた法政で途中出場したのが、
今回古巣対決となる永露大輔です。

さらに明治大学の先輩後輩からは
3年前のインカレエピソードを。
当時4年だった都丸昌弘と3年だった鹿野崇史はレギュラーとして、
2年だった丸山祐市と1年だった三田啓貴は
途中出場のカードとして活躍を見せ、準決勝進出を果たします。

準決勝の相手は田中雄大、宇佐美宏和（共に栃木）や金園英学（磐田）、
西岡謙太（水戸）、櫻内渚（磐田）らを擁した関西大。
ゲームは0-2で勝利しますが、
鹿野はイエローカードをもらってしまい
決勝は痛恨の出場停止に。

決勝はこの4人の中では都丸のみが出場（スタメンフル）。
福井諒司（北九州）、河田晃兵、末吉隼也、宮路洋輔（いずれも福岡）、
藤田直之（鳥栖）、石津大介（福岡）らを揃えた福岡大に
2-1で勝利し、こちらは51年ぶりの王者に。
4人とも優勝メンバーということになりました。

そんな大学時代のチームメイトに再会の可能性が。
このあたりは是非グループでの動向に
注目してみて下さい！

土屋