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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2012年08月27日

J2→J1シーズンの個人得点ランキング

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今シーズンのJ1で
個人的に最大のサプライズだと思っているのが
G大阪で不動の地位を築きつつあるストライカー佐藤晃大の活躍。
昨シーズンはJ2の徳島で9得点こそマークしていましたが、
初挑戦となるJ1で早くも11得点をマーク。
なかなかチームの調子が上がらない中、
得点ランク3位に付けるハイパフォーマンスを披露。
その実力を遺憾なく発揮しています。


ということで、今回は
J2からJ1へ舞台を移した選手の
そのシーズンにおける得点ランキングを一覧にしてみました。
データは


【順位】得点数
名前(J2所属クラブ→J1所属クラブ・対象となるシーズン)


になっており、所属クラブとともにJ2からJ1へ昇格した場合は
そのクラブ名のみを記載しています。
また、名前の前に☆が付いている選手は
J1初挑戦のシーズンで奪った得点数が
ランクインした選手になっています。
では以下、どうぞ!


【1位】24得点
☆ウィル(大分→札幌・2001)
【2位】18得点
☆マルコス(仙台・2002)
佐藤寿人(仙台→広島・2005)
【4位】17得点
☆トゥット(川崎→FC東京・2000)
ハーフナー・マイク(甲府・2011)
【6位】16得点
大久保嘉人(C大阪・2003)
☆ジュニーニョ(川崎・2005)
☆ダヴィ(札幌・2008)
【9位】15得点
レアンドロ(山形→神戸・2007)
佐藤寿人(広島・2009)
☆レアンドロ・ドミンゲス(柏・2011)
【12位】14得点
☆パウリーニョ(京都・2006)
☆バレー(甲府・2006)
【14位】13得点
☆アマラオ(FC東京・2000)
黒部光昭(京都・2002)
田中順也(柏・2011)
【17位】11得点
ディエゴ(東京V・2008)
☆リャン・ヨンギ(仙台・2010)
☆ラフィーニャ(草津→G大阪・2011) ※シーズン中の移籍
【20位】10得点
李忠成(柏・2007)
長谷川悠(山形・2009)
パウリーニョ(甲府・2011)
【23位】9得点
大柴健二(浦和→C大阪・2001)
播戸竜二(札幌・2001)
佐藤寿人(C大阪→仙台・2003)
☆ファビーニョ(新潟・2004)
大島秀夫(山形→横浜FM・2005)
☆マルクス(川崎・2005)
阿部吉郎(湘南→甲府・2010)
北嶋英朗(柏・2011)
【31位】8得点
大木勉(大分→広島・2001)
フランサ(柏・2007)
柏木陽介(広島・2009)
槙野智章(広島・2009)
岡本英也(福岡・2011)
キム・ボギョン(大分→C大阪・2011)
【37位】7得点
☆エメルソン(川崎→浦和・2001) ※シーズン中の移籍
鈴木慎吾(新潟→京都・2002)
パク・チソン(京都・2002)
☆徳重隆明(C大阪・2003)
西澤明訓(C大阪・2003)
吉田孝行(大分・2003)
森崎浩司(広島・2004)
トゥット(大宮・2005)
☆石原直樹(湘南→大宮・2009)
古橋達弥(山形・2009)
大黒将志(横浜FC→FC東京・2010) ※シーズン中の移籍
香川真司(C大阪・2010)
工藤壮人(柏・2011)
城後寿(福岡・2011)
【50位】6得点
永井雄一郎(浦和・2001)
我那覇和樹(川崎・2005)
近藤祐介(神戸・2007)
菅沼実(愛媛→柏・2007)


まず、突出した数字は24得点のウィル。
前年の大分でも22ゴールを奪い、翌シーズンもこの数字。
Jリーグ通算129試合84得点は
実に0.65という凄まじい1試合平均ゴール数。
色々と問題はある選手でしたが、
残した結果は素晴らしいものでした。


日本人ストライカーで圧巻なのは佐藤寿人。
2005年に仙台から広島へ移籍したシーズンで18得点。
さらに、佐藤寿人は2009年にも広島で15得点、
2003年にもC大阪から移籍した仙台で9得点と、
3つもランクインしているんです。
ちなみに10得点以上挙げている選手の中で、
前年からクラブを移籍している選手は佐藤寿人ただ1人。
これは大きな評価を得るべき数字ではないでしょうか。


また、J1初挑戦のシーズンということを考えると、
日本人最多得点は徳重隆明と石原直樹の7得点。
やはりJ2で一定以上の成績を収めて、
未知なるJ1へ乗り込んだストライカーが
簡単に結果を残せるほど甘いリーグではないという証明かもしれません。


今回のリサーチで考えると
冒頭で話題に出した佐藤晃大は現在全体の17位ですが、
既にJ1初挑戦シーズンの日本人最多得点と、
J2からJ1のクラブへ移籍した日本人の中で2位という
記録を達成しています。
佐藤寿人が持つ後者の記録まではあと7得点。
実現不可能な数字ではないだけに、
是非新たな記録にどんどんチャレンジして欲しいですね。
banpaku0828.jpg
土屋

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