J1第13節　5月26日（土）13:50～　J SPORTS 4
清水エスパルス×横浜F・マリノス@アウトソーシングスタジアム日本平
解説：水沼貴史　実況：八塚浩

【横浜FM側プレビュー】
4勝5分3敗 14得点12失点 勝点17 9位
チーム内得点ランク：
（1）齋藤学3、谷口博之3
（3）小野裕二2、マルキーニョス2
（5）大黒将志1、中澤佑二1、中村俊輔1、富澤清太郎1
警告：
4枚...小野裕二（今節出場停止）
2枚...小林祐三、中村俊輔　
1枚...ドゥトラ、小椋祥平、兵藤慎剛、齋藤学、飯倉大樹、
中澤佑二、熊谷アンドリュー

前節は中村俊輔のPK失敗が響き、
後半は押し気味にゲームを進めながら、
スコアレスドローに終わった横浜FM。
ただ、リーグ戦で7試合、公式戦で10試合勝ちのなかった状況から、
一転してリーグ戦5試合、公式戦で6試合負けなしと、
チーム状態は確実に好転している。
前節のプレビューでも記したが、
実際にスタジアムで見てもマルキーニョスの攻守に渡る活躍は、
チームに大きな推進力を与えていたが、
それ以上にインパクトを受けたのはドゥトラの奮闘。
守備面では相手の攻撃を確実にいなし、
勝負所では深いタックルでサイドの防波堤として機能。
一方、攻撃面でも往時のスピードこそないものの、
機を見たオーバーラップが確実にチャンスへと結び付いていた。
確かに当初は懐疑的な見方も多かったはずの38歳が、
今節は好調をキープしている大前元紀を前に、
どれだけのプレーを見せてくれるのかに注目してみるのも
ゲームの見方として面白いかもしれない。

【清水側プレビュー】
7勝1分4敗 15得点11失点 勝点22 3位
チーム内得点ランク：
（1）高木俊幸5
（2）アレックス4、大前元紀4
（4）岩下敬輔1、伊藤翔1
警告：
3枚...村松大輔、小野伸二、イ・キジェ
2枚...カルフィン・ヨン・ア・ピン、ジミー・フランサ、大前元紀、高木俊幸、林彰洋
1枚...小林大悟、河井陽介、吉田豊

河井陽介、高木俊幸、イ・キジェ、村松大輔、吉田豊、林彰洋など
今季加入したメンバーや昨季は出場機会の限られていた
若手選手を積極的に起用し、
予想以上の快進撃を続けている清水。
中でも高木が見せている今シーズンのパフォーマンスは
ザックジャパン、あるいは関塚ジャパンへの招集が
共に見送られたことに疑問符が付くような
圧巻のパフォーマンスだという印象もある。
ただ、今節はアンカーとして抜群の安定感を誇っていた村松と、
サイドの槍としてチームに勢いをもたらしていた吉田が、
共にトゥーロン国際大会の参加で不在という状況に。
アンカーには出場すればリーグ戦は今シーズン初登場となるカン・ソンホが、
そしてその前には同じくリーグ戦初登場の杉山浩太と、
リーグ戦初スタメンの小林大悟という並びが予想されている。
3人ともナビスコには出場しており、能力的にも申し分ないものの、
リーグ戦に限っていえばほぼぶっつけ本番の状態。
熟練の志士が居並ぶ横浜の中盤相手に
このエリアでどれくらい対抗できるかが、
結果に直結してくるのは間違いない。

【予想スタメン】
★横浜FM(4-4-2）
－－－－マルキーニョス－大黒－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－兵藤－－－－－－－－－－中村－－－
－－－－－－－小椋－－富澤－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－ドゥトラ－－中澤－－栗原－－小林－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－飯倉－－－－－－－－－

《出場停止》
小野裕二（警告累積4枚による）
《欠場》
齋藤学（トゥーロン国際大会参加のため）
比嘉祐介（トゥーロン国際大会参加のため）
《主なケガ人》
中町公祐：右ふくらはぎ肉離れ（4/21・磐田戦/全治4～6週間）
天野貴史：左膝前十字靱帯損傷（3/16発表/全治8ヶ月）

【予想スタメン】
★清水(4-3-3）
－－－－－－－－－－高原－－－－－－－－－
－－－高木－－－－－－－－－－－－大前－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－杉山－－－－－－－－小林－－－－－
－－－－－－－－－カン・ソンホ－－－－－－－－
イ・キジェ－－ヨンアピン－－平岡－－－河井－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－－－林－－－－－－－－－

《出場停止》
アレックス（前節退場処分のため）
《欠場》
村松大輔（トゥーロン国際大会参加のため）
吉田豊（トゥーロン国際大会参加のため）
《主なケガ人》
枝村匠馬：左ハムストリング肉離れ（4/14・磐田戦/全治3～4週間)
小野伸二：両足首痛

土屋