J1第12節　5月19日（土）13:50～　J SPORTS 4
横浜F・マリノス×ガンバ大阪@日産スタジアム
解説：林健太郎　実況：西岡明彦

【横浜FM側プレビュー】
4勝4分3敗 14得点12失点 勝点16 9位
チーム内得点ランク：
（1）齋藤学3、谷口博之3
（3）小野裕二2、マルキーニョス2
（5）大黒将志1、中澤佑二1、中村俊輔1、富澤清太郎1
警告：
3枚...小野裕二
2枚...小林祐三、中村俊輔、富澤清太郎　
1枚...ドゥトラ、小椋祥平、兵藤慎剛、齋藤学、飯倉大樹、
中澤佑二、熊谷アンドリュー

開幕からリーグ戦は7試合勝ちなし。
ナビスコも含めれば10試合勝ちなしと、
最悪のスタートとなった横浜FM。
ところが、第8節の神戸戦でようやく初勝利を挙げると、
そこからリーグ戦4連勝。
ナビスコも含めれば5連勝と、一気に上昇気流へ乗った感がある。
小椋祥平、谷口博之、中町公祐とボランチに起用された選手が
相次いで離脱する中、兵藤慎剛と富澤清太郎という、
開幕当初から考えると意外な2人の組み合わせが
チームに安定感を与えている。
さらに、追い風となっているのは
待ちに待ったマルキーニョスの復帰。
今シーズン初出場の浦和戦でいきなり決勝ゴールをマークすると、
初スタメンとなった前節の広島戦でも素晴らしいヘディングゴール。
ゴール以外にも前線でしっかり基点となるポストプレーが、
チームの攻撃に勢いをもたらしている。
あとは、今や切り札的な存在となっている
谷口博之を投入するタイミングも
ゲームの重要なポイントになってくるのは間違いない。
怒涛のリーグ5連勝は果たして？

【G大阪側プレビュー】
2勝2分6敗 13得点22失点 勝点8 17位
チーム内得点ランク：
（1）ラフィーニャ3、佐藤晃大3
（3）パウリーニョ2、倉田秋2
（5）中澤聡太1、武井択也1、阿部浩之1
警告：
3枚...ラフィーニャ、加地亮
2枚...中澤聡太、遠藤保仁、パウリーニョ
1枚...藤春廣輝、寺田紳一、倉田秋、明神智和、佐藤晃大、イ・スンヨル

6節の川崎戦でようやく初勝利を挙げると、
次節の清水戦にも競り勝ち、復調かと思われたG大阪だったが、
ここ3試合は未勝利で17位と順位的には苦境が続いている。
とはいえ、前節は首位仙台相手に終盤までリードするなど、
内容としては一時の底を脱した様子。
あとは、なかなかメンバーの定まらない前線の爆発に期待が懸かる。
中でも注目したいのは、ここまで3ゴールをマークしている佐藤晃大。
ラフィーニャ、パウリーニョというブラジリアンコンビを差し置いて
5節以降は完全にスタメンへ定着しており、
周囲の予想を覆しての活躍は見事の一言。
前述したブラジリアンコンビとの連携を高め、
G大阪らしさを取り戻したい所。
また、毎試合失点が続く守備面では、
中盤のフィルターとしてハイパフォーマンスを維持している
明神智和の復帰も好材料。
アウェイゲームではあるが、4試合ぶりの勝利を手にして、
浮上のキッカケにしたい一戦だ。

<【予想スタメン】
★横浜FM(4-4-2）
－－－－マルキーニョス－小野－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－齋藤－－－－－－－－－－中村－－－
－－－－－－－兵藤－－富澤－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－ドゥトラ－－中澤－－栗原－－小林－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－飯倉－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
中町公祐：右ふくらはぎ肉離れ（4/21・磐田戦/全治4～6週間）
天野貴史：左膝前十字靱帯損傷（3/16発表/全治8ヶ月）

【予想スタメン】
★G大阪(4-4-2）
－－－－－パウリーニョ－佐藤－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－倉田－－－－－－－－－－寺田－－－
－－－－－－－遠藤－－明神－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－ー藤春－－今野－－中澤－－丹羽－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－藤ヶ谷－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
エドゥワルド：右腓骨骨折（4/30・遠征中/全治7週間）
加地亮：右膝内側側副靭帯損傷（5/2・ACL浦項戦/全治7週間）
川西翔太：右脛腓骨の骨幹部を骨折（2011/12/2・練習中に負傷/全治6ヶ月）

土屋