J1第6節　4月7日（土）13:50～　J SPORTS 4
名古屋グランパス×サガン鳥栖@豊田スタジアム
解説：水沼貴史　実況：西岡明彦

【名古屋側プレビュー】
2勝1分1敗 6得点5失点 勝点7 6位
チーム内得点ランク：
(1)ケネディ2
(2)玉田圭司1、永井謙佑1、ダニルソン1、金崎夢生1
警告：2枚...ダニルソン　
1枚...田中マルクス闘莉王、阿部翔平、磯村亮太、吉村圭司、田中隼磨

今シーズンも優勝候補本命との呼び声高い名古屋。
ただ、2節ではFC東京に逆転で敗れ、
前節は悪天候に泣かされたとはいえ、大宮とドロー。
まだエンジン全開という印象はない。
その要因として考えられるのは、
続出する負傷者や出場停止などが重なり、
なかなか中盤より前のメンバーが固定し切れないこと。
特にチームの要とも言うべき、
ドイスボランチの顔触れが定まらないことが、
リズムに乗り切れない要因という印象を受ける。
加えて、今節は絶対的支柱である
田中マルクス闘莉王が腰痛のために欠場する可能性が出てきた。
ACLをアウェイ中国で戦った疲労も含めて、
本当の強豪たるゆえんが試される一戦になりそうだ。

【鳥栖側プレビュー】
2勝1分1敗 5得点2失点 勝点7 5位
チーム内得点ランク：
(1)豊田陽平2
(2)水沼宏太1、野田隆之介1、池田圭1
警告：3枚...豊田陽平
2枚...ヨ・ソンヘ　
1枚...キム・ミヌ、丹羽竜平、岡田翔平

古巣対決となった水沼宏太の決勝ゴールで
横浜FMを下し、3節にしてJ1初勝利を挙げた鳥栖。
勢いそのままに臨んだ前節は、大型補強で注目を集める神戸に、
野田隆之介、豊田陽平、池田圭と前線の3人が揃ってゴールを奪い、
3-0で快勝。連勝を達成して今節を迎える。
神戸戦で負傷した左SBを務める磯崎敬太の代役には、
キム・ミヌが一列下がることが濃厚。
守備面ではやや不安が残るものの、
彼の技術を考えればサイドに基点ができるため、
攻撃面ではプラス効果も小さくない。
また、エースの豊田陽平にとっては
キャリアをスタートさせたクラブとの対峙とあって、
モチベーションも高いはず。
ユン・ジョンファン監督はナビスコでの退席処分で、
このゲームはベンチ入りできないが、
J1に旋風を巻き起こしつつある鳥栖のハードワークが
常勝軍団にどこまで通用するか、大いに注目したい。

【予想スタメン】
★名古屋(4-2-3-1）
－－－－－－－－－ケネディ－－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－永井－－－－－玉田－－－－－金崎－－－
－－（小川）－ダニルソン－－－藤本－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－阿部－－－増川－－－闘莉王－－田中隼－－
－－－－－－－－－－－－（ダニエル）－－－－－－
－－－－－－－－－－楢崎－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
田中マルクス闘莉王：腰痛（3/31・大宮戦　※3日のACL欠場）
磯村亮太：右ふくらはぎ打撲（3/31・大宮戦　※3日のACL欠場）
高原幹：左膝前十字靭帯断裂（3/3・練習試合ツエーゲン金沢戦/全治6ヶ月）
中村直志：右下腿部ヒラメ筋肉離れ（3/10・清水戦/全治2週間）
田中輝希：右足関節挫傷（3/21・ACLセントラルコースト・マリナーズ戦/全治2週間）
新井辰也：左第5中足骨骨折（練習試合関西学院大学戦/全治3ヶ月）

【予想スタメン】
★鳥栖(4-2-3-1）
－－－－－－－－－－豊田－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－野田－－－－－－池田－－－－－－水沼－－
－－－－－－－藤田－－－－岡本－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
キム・ミヌ－－ヨ・ソンヘ－－－小林－－－丹羽－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－－赤星－－－－－－－－－－

《出場停止》
ユン・ジョンファン監督（ナビスコ第2節・仙台戦で退席処分のため）
《主なケガ人》
高橋義希：右膝外側半月板水平断裂、右膝窩筋損傷（3/24・横浜FM戦/全治4週間）
木谷公亮：右膝前十字靱帯損傷（2/25・PSM G大阪戦/全治6ヶ月）
早坂良太：左グロインペイン（3/9・6～8週間で復帰の見込み）
室拓哉：右膝蓋大腿関節面軟骨損傷（2/2・全治3ヶ月）
船谷圭祐：左大腿四頭筋筋断裂【血腫形成】（2/18・全治6週間）
岡本知剛：右足関節の捻挫（2/29・練習中/全治3週間）
磯崎敬太：右太もも負傷（3/31・神戸戦）

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