J1第7節　4月21日（土）13:50～　J SPORTS 4
コンサドーレ札幌×川崎フロンターレ@札幌ドーム
解説：水沼貴史　実況：八塚浩

【札幌側プレビュー】
0勝1分5敗 3得点10失点 勝点1 18位
チーム内得点ランク：
（1）山本真希2
（2）古田寛幸1
警告：2枚...ジェイド・ノース、高木純平
1枚...河合竜二、岩沼俊介、前田俊介、内村圭宏、
イ・ホスン、岡本賢明、奈良竜樹、近藤祐介

4年ぶりに復帰したJ1は茨の道。
開幕戦こそ磐田に引き分けたものの、そこからは泥沼の5連敗。
なかなか勝利という春が遠い札幌。
4節まではゲーム内容も極端に差があったわけではないが、
ここ2試合は柏、名古屋と完敗に近い内容となってしまった。
最大の誤算は、FW陣から1つのゴールも生まれていないことか。
石崎信弘監督の信頼も厚い前田俊介は、
時折まばゆい輝きを放つものの、
1試合を通じてコンスタントに活躍するまでには至っていない。
また、昨シーズンの昇格に大きく貢献した内村圭宏も
持ち味のアジリティを発揮できないまま負傷離脱。
前節の名古屋戦では、ボランチ起用の続いていた宮澤裕樹を
最前線へ配置したが、これもフィットしたとは言い切れず、
指揮官の試行錯誤が続いている。
ポイントは1点。前田俊介をチームでどう生かしていくか。
パートナーの選択に注目が集まる。

【川崎側プレビュー】
2勝1分3敗 5得点6失点 勝点7 11位
チーム内得点ランク：
（1）田坂祐介1、矢島卓郎1、レナト1、小林悠1、實藤友紀1
警告：2枚...レナト
1枚...ジェシ、田坂祐介、小宮山尊信、中村憲剛、小松塁、森下俊

開幕2連勝と絶好のスタートを切ったものの、
3節でC大阪に初黒星を喫すると、4節は9人の浦和相手にドロー。
5節の多摩川クラシコを数的有利で落とすと、
クラブは相馬直樹監督の解任を決断した。
それでも、迎えた前節もリーグ戦未勝利のG大阪相手に、
2点を先制したにもかかわらず、大逆転での敗戦。
水曜日のナビスコこそ勝ったものの、リーグでは負の連鎖が続いている。
加えて今節は最終ラインで奮闘していたジェシが負傷で欠場濃厚。
ドイスボランチの中村憲剛と柴崎晃誠も揃って欠場の可能性があり、
主力を欠く一戦となりそうな雰囲気が漂う。
この状況下で、キーマンにはCBで出場が予想される伊藤宏樹を推したい。
優勝争いを繰り広げていた時代、
ひいてはJ2時代をも知りぬくチーム最年長にとって
チームの危機に際し、今こそその経験値を存分に生かせる状況なのは間違いない所。
伊藤と前田、キーマン同士のマッチアップに期待したい。

【予想スタメン】
★札幌（4-2-3-1）
－－－－－－－－－前田－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－近藤－－－－岡本－－－－古田－－－
－－－－－－－河合－－－前－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－岩沼－－奈良－－ノース－高木純－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－高木貴－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
山本真希：右足大腿二頭筋 肉離れ（3/31・清水戦/全治4～5週間）
宮澤裕樹：右足首負傷（4/18・鹿島戦）
内村圭宏：腰痛のために4/14・名古屋戦を欠場
大島秀夫：左足大腿二頭筋 肉離れ（4/12・練習中/全治3～4週間）
上原慎也：右第五中足骨 骨折（4/4・ナビスコ横浜FM戦/全治2～3ヶ月）
奈良竜樹：左股関節痛で4/18・鹿島戦欠場
榊翔太：左アキレス腱負傷（4/18・鹿島戦）

【予想スタメン】
★川崎(4-4-2）
－－－－－－矢島－－小林－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－田坂－－－－－－－－レナト－－
－－－－－－稲本－－大島－－－－
－－－－－（中村）－－（柴崎）－－－－
－－小宮山－森下－－伊藤－田中裕－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－西部－－－－－－－－

《出場停止》
實藤友紀（4/18・ナビスコ仙台戦にて警告2枚で退場）
《主なケガ人》
杉山力裕：左アキレス腱負傷（4/18・鹿島戦）
ジェシ：左膝後十字靭帯損傷（4/18・ナビスコ仙台戦/全治3ヶ月）
黒津勝：アキレス腱周囲炎（2011年）
中村憲剛：胃腸炎でナビスコ仙台戦欠場
柴崎晃誠：内転筋負傷（4/18・ナビスコ仙台戦）

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