J1第2節　3月17日（土）13:50～　J SPORTS 1
セレッソ大阪×ガンバ大阪@大阪長居スタジアム
解説：林健太郎　実況：八塚浩

【C大阪側プレビュー】
0勝1分0敗 0得点0失点 勝点1 9位
チーム内得点ランク：(1)ゴールなし
警告：1枚...キム・ボギョン、丸橋祐介

開幕戦は昇格組の鳥栖に前半かなりの劣勢を強いられ、
セルジオ・ソアレス監督の船出は
スコアレスドローに終わったC大阪。
新外国籍選手のケンペスとブランキーニョも、
一瞬の切れ味は何度か披露したものの、
まだ本調子には時間がかかりそうな雰囲気があった。
そんなチームの中で好材料は
清武弘嗣、扇原貴宏、山口蛍という3人が
五輪代表のアジア最終予選でスタメン出場。
見事にロンドンへの切符を獲得して、気分よく大阪に帰ってくること。
当然疲労度はあるが、凱旋という意味では
ダービーという特別なゲームへ臨むモチベーションも高いはず。
リーグでの対戦は2003年以来勝利がないが、
新世代の台頭著しい今のチームが、
嫌なデータを若い力で払拭したい。

【G大阪側プレビュー】
0勝0分1敗 2得点3失点 勝点0 13位
チーム内得点ランク：(1)パウリーニョ1、ラフィーニャ1
警告：1枚...ラフィーニャ、加地亮

関西ダービーとなった神戸との開幕戦は、
古巣対決となった橋本英郎にゴールを奪われるなど、
3失点を喫して黒星スタートを強いられたG大阪。
これでACLの浦項戦から2試合続けて
3失点を献上した守備陣も懸念材料ではあるが、
それ以上に機能不全が目立った攻撃陣に不安が残る。
特に気になったのは、いわゆる"ガンバのスタイル"でもある
パスワークがほとんど機能しなかったこと。
最終ラインから早めにロングボールを放り込んでは、
跳ね返されるなど、らしくない攻撃が繰り返された。
このゲームはパウリーニョが中盤に下がり、
前線ではイ・スンヨルの起用が予想される。
"ガンバのスタイル"を再び披露するために、ダービーは格好の舞台。
長年積み重ねてきたものを取り戻すのか、それとも放棄するのか。
この一戦は今シーズンのチームを占う意味でも、
重要なゲームになることは間違いない。

【予想スタメン】
★C大阪(4-2-3-1）
－－－－－－－－－ケンペス－－－－－－－－－
－－－－－－－－－（播戸）－－－－－－－－
キム・ボギョン－－－ブランキ－ニョ－－－清武－－
－－－－－－－－扇原－－－山口－－－（柿谷）－
－－－－－－－－－－－－－（横山）－－－－－
－－－丸橋－－－藤本－－－茂庭－－－酒本－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－キム・ジンヒョン－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
吉野峻光：左足第4中足骨 疲労骨折（2/21・トレーニング中/全治1ヶ月）
高橋大輔：左膝半月板縫合を手術（2011/11/22・トレーニング中/全治4～5ヶ月）
児玉新：右膝前十字靱帯を損傷（2011/05/21・練習試合/全治6ヶ月）

【予想スタメン】
★G大阪(4-4-2）
－－－－イ・スンヨル－－ラフィーニャ－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－パウリーニョ－－－－－－－－二川－－－
－－－－－－－遠藤－－明神－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－ー藤春－－今野－－中澤－－加地－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－藤ヶ谷－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
エドゥワルド：左足第一趾IP関節内骨折（2/20・トレーニングマッチ大宮戦）
倉田秋：左膝過伸展外傷による後関節包損傷（2/8・トレーニングマッチSAGAWA SHIGA FC戦）
内田達也：左股内転筋々損傷（2/8・トレーニングマッチSAGAWA SHIGA FC戦）
川西翔太：右脛腓骨の骨幹部を骨折（2011/12/2・練習中に負傷）

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