先日、G大阪のセホーン監督が
開幕3連敗を受けて、解任となりました。
また、横浜FCを率いていた岸野靖之監督も
開幕3試合勝ちなしで解任を告げられています。

それで思ったんです。
J1、J2でそれぞれ最初に監督交替が行われるタイミングを考えると、
どちらもこんなに早かったことなんてあったかなって。
となれば、調べてみましょう！
過去のJ1、J2それぞれ開幕時に指揮を執っていた監督に限定して、
そのシーズンで最も早い監督交替のタイミングを一覧にしてみました。
データは、
カテゴリー...クラブ・監督名/交替までの試合数（交替までの結果）
としました。以下、どうぞ！

【2011シーズン】
J1...福岡・篠田善之/19試合（2勝2分け15敗）
J2...千葉・ドワイト/30試合（14勝8分け8敗）
【2010シーズン】
J1...大宮・チャン・ウェリョン/8試合（1勝2分け5敗）
J2...富山・楚輪博/27試合（6勝2分け19敗）
【2009シーズン】
J1...神戸・カイオ・ジュニオール/15試合（5勝2分け8敗）
J2...愛媛・望月一仁/39試合（11勝6分け22敗）
【2008シーズン】
J1...浦和・ホルガー・オジェック/2試合（2敗）
J2...福岡・リトバルスキー/24試合（8勝5分け11敗）
【2007シーズン】
J1...大宮・ロバート・ファーベーク/18試合（3勝7分け8敗）
J2...C大阪・都並敏史/13試合（4勝3分け6敗）
【2006シーズン】
J1...広島・小野剛/8試合（3分け5敗）
　　　C大阪・小林伸二/8試合（1勝1分け6敗）
J2...横浜FC・足達勇輔/1試合（1敗）
【2005シーズン】
J1...神戸・松永英機/6試合（1勝2分け3敗）
J2...なし
【2004シーズン】
J1...C大阪・ムズロビッチ/2試合（2敗）
J2...京都・西村昭宏/17試合（5勝7分け5敗）
【2003シーズン】
J1...東京V・ロリ/7試合（1勝6敗）
J2...湘南・サミア/14試合（3勝1分け10敗）
【2002シーズン】
J1...東京V・小見幸隆/5試合（5敗）
J2...福岡・今井雅隆/21試合（7勝7分け7敗）
【2001シーズン】
J1...横浜FM・アルディレス/10試合（3勝1分け6敗）
J2...大分・石崎信弘/11試合（6勝5敗）
【2000シーズン】
J1...川崎・ゼッカ/10試合（2勝1分け7敗）
J2...なし
【1999シーズン】
J1...名古屋・田中孝司/6試合（2勝1分け3敗）
J2...川崎・ベット/5試合（1勝1分け3敗）
【1998シーズン】
鹿島・ジョアン・カルロス/11試合（7勝4敗）
【1997シーズン】
磐田...フェリペ・スコラーリ/11試合（6勝5敗）
【1996シーズン】
V川崎...ネルシーニョ/9試合（5勝4敗）
【1995シーズン】
横浜F・木村文治/14試合（4勝10敗）
【1994シーズン】
鹿島...宮本征勝/22試合（16勝6敗）
清水...エメルソン・レオン/22試合（16勝6敗）
【1993シーズン】
なし

やっぱり！
J1では2試合で交替というケースが、
2004年・C大阪、2008年・浦和と2回あり、
J2では1試合で交替というケースが
2006年・横浜FCであったので
どちらも最速ではありませんでしたが、
J1とJ2双方で3試合以内に監督交替というケースは初めてです。

G大阪は37歳の松波正信氏が、
横浜FCは43歳の山口素弘氏が
それぞれ新監督に就任しています。
共にJリーグの創成期を彩ったプレーヤーであり、
いわゆる"青年監督"という部類に入る若い監督です。
難しい状況での就任ではありますが、立て直しに期待したいですね！

土屋