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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
まさかの3話完結となった第3回。
今回が後編となる2012年柏レイソル新体制発表会レポート。
では、どうぞ!
報道陣からの質問コーナー。
最初の質問は、サポーターからも大人気の方から。
なかなかパンチが効いていました。
Q、レイソルの名前の意味は既にご存知だと思うのですが、
太陽王、太陽の王様という意味です。
そこで選手の皆さんにお聞きしたいのは、
「選手の皆さんは何の王様ですか?」
もしくは何の王様になりたいかでも大丈夫です!
ここでのやり取りは抜群に面白かったです。
その模様は2月6日放送の「Rising Reysol!」でご覧下さい!
また、チバテレをご覧頂けない方のためには
6日以降のどこかでその部分のレポートをご紹介したいと思います。
1つ言えることは、
質問した方の度胸と佇まいが素晴らしかったということです。
ちょっとファンになりました★
次の質問は既に前日の練習も取材されたという、
レイソルと言えばのこの方という記者さんから興味深い質問。
Q、昨日新加入選手に話を聞いたら、
みんなACLで優勝してクラブワールドカップに出場したいと。
アジア王者で出場するとヨーロッパ側の山に入りますが、
もし準決勝でバルサと対戦したら、どういう試合を見せてくれますか?
那須選手は「勝利以外考えてないです」
渡部選手は「僕も勝利以外考えてない...で...す」とちょっと小声。
リカルド・ロボ選手は
「難しい試合になると思いますが、勝たないといけないと思います」
福井選手は「メッシに激しく行きまして...」と期待通りの意気込みと
「封じ込んで勝ちたいです」と満点回答。
藤田選手は「意地でも勝ちます」
山中選手は「そのピッチに立っていられるように頑張ります」と謙虚な意気込み。
川浪選手は「自分がゴールを守って勝てるように頑張りたいです」
でも、その可能性がある訳ですからね。
そういう意味でもサポーターにとっては楽しみなシーズンでしょう。
最後の質問もなかなかな変化球。
Q、もし無人島に何か自分の大事なモノを1つ持っていくとしたら、
何を持っていくか教えてください。
那須選手は「迷わず家族です」と迷わず即答。
渡部選手は「僕は山形育ちなんで、
海に入って銛なんかがあれば魚を取って生活できるので、
銛を買って持っていきます」とまさかの銛!
リカルド・ロボ選手は「僕のiPhoneです」と今日イチの爆笑回答。
もはや安定感すら出てきた福井選手は
「とりあえず水を持っていきたいと思います」と言うだけで笑いが起こります。
藤田選手は「僕も家族です」と家庭人宣言。
山中選手の「食糧を持っていきます」という回答に場内もホッコリ。
そしてラストの川浪選手は
「ガムテーキを...、ガムテープを持っていきます」
イマイチわかりにくい上に噛んでしまうという、残念な結果に終わりました。
ということで、2時間あまりにも及んだ2部構成の新体制発表会も終了。
最後は監督も交えたメディア向けの写真撮影を経て、
お開きということになりました。
1500人近いサポーターの人が平日にもかかわらず駆けつけるなど、
本当にレイソルサポーターのクラブ愛は強いですね。
全員での「ヴィトーリア!」もすっかり板に付いている感じで、
私も楽しい時間を過ごさせて頂きました。
最後は、2回分引っ張った選手のお話です。
今回、ご紹介するのはギラヴァンツ北九州から加入した福井諒司選手。
私は2009年の年末に全日本大学選手権、いわゆる"インカレ"で
当時福岡大学の左サイドバックを務めていた福井選手を見て、
「サイズもあるし、キックも正確でいい選手だなあ」と
かなりのインパクトを受けたことを記憶しており、
今シーズンもかなり活躍するのではないかと期待している選手の1人なんです。
ということで、新体制発表会後にお聞きした福井選手のお話をどうぞ!
Q、最初にオファーが来た時、率直にどう思いましたか?
「チームが優勝争いをしてた頃だったので正直ビックリしました。
でも、これを逃したらもう自分にはチャンスは来ないかもしれないですし、
ましてや優勝チームってこともありますし、勝負したいなと思いました」
Q、レイソルのチームとしての印象を教えて下さい。
「技術的にもうまいですし、
勝ち方を知ってるチームなのかなと思います。
連携面でもチーム全員がチームメイトのことを
分かり合ってるような感じがするんで、自分の良さも分かって欲しいし、
早くチームに溶け込んで、他の選手の良さを分かるようになりたいです」
Q、イエローカードの数がだいぶ取り沙汰されてますけど。
「確かに去年は17枚もらってますけど、
『これで出されるか?』っていうカードもありました。
去年はちょっと審判の方からも、
そういう風に見られていたかもしれないです。
ただ、やはり悪質なファウルはなくせるように、
もっとうまくディフェンスしなきゃいけないですね」
Q、今年は1枚ももらわないというぐらいの気持ちでいきますか?
「そういう気持ちでやることも大切だと思いますけど、
カードをもらわないように強く行かないとかじゃなくて、
もっとうまくなりたいですね」
Q、ジュニア時代はガンバ大阪で、
ジュニアユースとユース時代はセレッソ大阪でプレーしていたということで
今年は両方のチームと対戦することになりますが。
「あんまり意識はしてなかったですけど、
自分が育ったクラブというか、小さい頃にお世話になったクラブなんで、
自分の成長を見せられたらいいかなとは思いますね。
関西方面での試合も多くなりますし、
また相手のレベルが一段と高くなると思いますので、
そういう相手と勝負できるというのは楽しみです」
Q、関西のご出身ですが、"関西ノリ"はまだ出し切れてないですか?
「"関西ノリ"もまだ全然... まだ猫かぶってるとこなんで(笑)
まだ出せないっすよね。
もうちょっとこれから馴染んでいけたらなって所ですよね」
Q、ああいう発表会みたいな舞台は苦手ですか?
「いや、ああいう所はホンマ苦手なんですよね。
まず、場内に入った瞬間に『17枚』って聞こえたんで、
イエローカードのこと言うてんのやろなとは思いましたけど(笑)」
Q、昨年在籍したギラヴァンツ北九州では、
どういう部分が成長したと感じていますか?
「ヴェルディで試合に出られなくて悔しい思いをして移籍した中で、
北九州では使ってもらうことが多くて、
やっぱり試合に出る中で自信も付きましたし、
もっとできるんじゃないかなって気持ちにもなりました。
今回のようなチャンスを与えてもらえたのも
北九州で試合に出ることができたからだと思いますし、
その恩は忘れないですね」
Q、本職は左サイドバックですよね。
「センターバックはプロになってからで、もともと左サイドバックでした。
まだ、練習の中でそういう話はないんですけど、
こっちへ来る前にサイドバックでっていうことは少し言われました。
また好きなポジションがやれるという気持ちはありますが、
どちらも差がないように、自分のいい所を出していきたいですね」
Q、センターバックを経験したことが
サイドバックでのプレーにどういう影響を与えたでしょうか?
「やっぱりセンターバックからすると、
サイドバックにもうちょっと絞って欲しいとか、
そういうポジショニングの部分は
サイドバックだけやっていたらわからなかったことだと思うんで、
攻撃だけじゃなくて守備のことも
しっかり考えられるようになったんじゃないかなと思います」
Q、レイソルではどのポジションで勝負したいですか?
「自分の持ち味はやっぱりキックなんで、
クロスだったりフィードだったり、
ミドルでシュートを打てるところは打ちたいと思っています。
ただ、それだけじゃダメですよね。
しっかり走ったり、ドリブルで突破できたりすると
一段と成長できると思いますし、活躍できると思うので、
どんどん失敗してもいいんで、チャレンジしていきたいなとは思います。
ポジションはサイドバックもセンターバックも両方できるようにという感じなんで、
自分の中では求められるポジションで頑張りたいと思います」
何とも長くなってしまったレポートもようやく完結です。
最後までお付き合い下さった皆さん、ありがとうございました!
土屋
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