レイソル惜しかった！！
チーム力や決定機の回数という意味では、
互角に近いゲームを繰り広げてくれたと思います。

ただ、ゴールは3つとも完全な個人の力量。
ネイマールの切り返しから置きに行ったシュートも凄かったし、
ボルジェスの狭いスペースで打ち切るパワーも凄かった。
そして、ダニーロの壁スレスレを巻いたFK！
アレは今大会当たっていた菅野でもどうしようもないですね。

しかし、あのダニーロって右サイドバックはヤバいですね。
まあゴールになったFKは誰が見ても凄いんですけど、
私が一番衝撃を受けたのは38分のシーン。
酒井宏樹のピンポイントクロスにダニーロは届かず。
フリーのジョルジ・ワグネルが左足を振り抜いた瞬間、
そこに飛び込んだのは体勢を崩していたはずのダニーロ。
体でブロックしたボールがゴールへ飛ぶことはありませんでした。
あの状況で、瞬時に体勢を立て直してスライディングを敢行できるとは...

90分にやはり酒井のクロスが流れた所に
ジョルジ・ワグネルが反応したシーンも、
シュートブロックに入ったのはダニーロ。
さらに50分にはネイマールのスルーパスに反応して、
菅野のファインセーブに阻まれたものの、
決定的なシュートを放ったのも最前線まで駆け上がってきたダニーロ。
ちょっとモノが違った感じです。

1991年7月15日生まれの20歳は、
調べたらCWC後にポルトへの移籍が決まってるんですね。
そりゃそうでしょう。
あれだけサイズがあって、あれだけ動けるサイドバックなんてそうはいませんから。
間違いなく数年以内には世界有数の選手になっていることでしょう。
今後が非常に楽しみです。

土屋