mas o menos

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2011/12

S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチプレビュー 2011年12月10日

高円宮杯プレミアリーグイースト最終節プレビュー

mas o menos
  • Line

今年度から新設された
"高円宮杯 U-18 サッカーリーグ2011 プレミアリーグ"も
いよいよ最終節を残すのみ。
ウエストは先週の第17節で
サンフレッチェ広島ユースが優勝を決めました。


一方のイーストは数字上、
東京ヴェルディユース、コンサドーレ札幌U-18、清水エスパルスユースの3チームに優勝、
FC東京U-18、尚志高校、三菱養和SCユースの3チームに降格の可能性がある大混戦。
明日の13時、一斉にキックオフを迎える最終節には
様々なドラマが待ち受けていることになります。
その中でも今回は
優勝争いと残留争いの直接対決に臨む4チーム、
東京ヴェルディユース、三菱養和SCユース、
コンサドーレ札幌U-18、FC東京U-18の
プレビューを簡単にご紹介したいと思います。


現在勝ち点32で首位に立っている東京ヴェルディユース
先週ヴェルディグラウンドで行われたホームの尚志戦では、
杉本竜士、南秀仁が2ゴール、舘野俊祐が1ゴールと、
来シーズンのトップチーム昇格が決まっている3選手が
ゴールラッシュを見せて6-1と完勝。
コンサドーレ札幌U-18が敗れたために、
得失点差わずか1ポイントの差でトップに立ちました。
実は前述の3人に田中貴大と4人の昇格選手をトップに送り込み、
夏のクラブユース選手権でもチームを連覇に導いた
楠瀬直木監督の契約満了がクラブから発表されており、
既にJユースカップでも敗退が決まっているため、
最終節は楠瀬監督にとってもラストゲーム。
選手も全国2冠で指揮官を送り出そうと、モチベーションは相当高いはず。
明日のゲームは様々な想いを籠めた決戦となります。


その東京Vユースと対戦するのが、
現在10位とまさかの最下位に沈んでいる三菱養和SCユース
昨年、一昨年と前身の高円宮杯では共にベスト4に入るなど、
元々名門ですが、近年では再び全国でも
有数の強豪としての地位を確立してきただけに、
この最下位という順位には驚きを隠せません。
今シーズンは名古屋グランパス入団が内定している
1年からレギュラーとして活躍してきた田鍋陵太が負傷がちで
なかなかフル稼働できなかったのも一因でしょうか。
主力には1,2年生が多く、来シーズンの居場所を確保するためにも
この東京ダービーだけは負けられない一戦になります。


先週のアウェイで迎えた浦和レッズユース戦に2-0で敗れると、
第7節で首位に立って以降、実に5ヶ月近くキープしてきた
トップの座から陥落したコンサドーレ札幌U-18
ただ、折り返しとなった第10節以降は
3勝2分3敗と少し調子が落ちてきていたのも見逃せない所です。
確かに後半戦は前貴之、荒野拓馬、奈良竜樹など
チームの主力がトップチームに帯同する機会が多くなり、
なかなか前半戦のメンバーが顔を揃えられなかったのも確か。
ただ、奈良はトップチームでもレギュラーを確保すると、
J1昇格に大きく貢献する大活躍を見せました。
首位の東京Vユースと同勝ち点、得失点差マイナス1で迎える最終節は、
前述の3人に榊翔太、小山内貴哉も含めた
トップチーム昇格を決めている5人がおそらく勢揃い。
他にもU-17ワールドカップでも主力として活躍したMF深井一希、
こちらも同大会に出場したGK阿波加俊太など、
スタメンのほぼ全員が年代別代表を経験している
国内屈指のタレント集団が土壇場での逆転優勝を狙います。


関東プリンスは圧巻の3連覇。
高円宮杯とJユースカップでは共に全国準優勝と、
圧倒的な実績を収めた昨年度から一転、
今年度はクラブユース選手権、Jユースカップと共にグループリーグ敗退。
残された高円宮杯プレミアリーグも
前節・三菱養和との東京ダービーで0-3と快勝し、
最下位は脱出したものの、依然として降格の可能性を残しているFC東京U-18
昨年度の主力だった橋本拳人がトップ帯同、
CBの小林聖弥とFWの岩田拓也もケガが多く、
例年のようにレギュラーをある程度固められなかった事も
なかなか成績が上がって来なかった要因だと思います。
とはいえ、先週の養和戦では今シーズンベストとも言える内容での完勝。
GK谷俊勲、CBの小林と石原良将、ボランチの橋本とキャプテンの山口泰志と
センターラインを任された5人の3年生が意地を見せられるかどうかに、
チームの未来が懸かっていると言っても過言ではないでしょう。


最終節は5試合共に13時キックオフ。
東京Vユースと三菱養和は駒沢第二球技場、
札幌U-18とFC東京U-18は東京ガス深川グラウンドにて、
雌雄を決します。
入場は無料。
お近くの方は高校年代トップクラスのラストバトルを
是非会場でご覧下さい!!
201110091450000[1]fukagawa1210.jpg
土屋

  • Line