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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2011年11月28日

王者復権

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昨日、アウトソーシングスタジアム日本平で行われた
高校選手権の静岡県大会決勝。
インターハイ全国準優勝の静岡学園を3-0という大差で破った
清水商業が優勝を果たし、全国大会出場を決めました。


実は清水商業が選手権で静岡を制したのは11年ぶり。
その11年前の県大会MVPが清水の小林大悟。
また、磐田の菊地直哉が最優秀新人。
ベストイレブンにも広島や横浜FCでのプレー経験を持ち、
現在は競輪選手の河野淳吾、
京都の秋本倫孝が選ばれています。


それからが長かった冬の時代。
ファイナルにも進めない年が8年間続き、
ようやく久々に頂点へ王手を懸けた2年前は
伏兵・藤枝明誠に0-2で敗れて初出場を許し、
2年連続で進出した昨年のファイナルでは、
ライバル・静岡学園に敗退。
そして今年、3年連続のファイナリストとして、
鹿島に入団が内定している伊東幸敏、
Jクラブ注目の長谷川竜也と
攻守の軸を擁した静学相手にリベンジを果たし、
久々の静岡制覇を達成したというわけです。


また、今年は清水商業にとって
例年以上にどうしても全国へ出場したい年でもありました。
というのは、学校再編統合により静岡県立庵原高等学校との
統合を2012年度末に控え、
名将・大滝雅良監督も今年度で勇退が決定。
現校名で、そして大滝監督と共に再び全国へというのは
現役選手のみならず、OBも強く望んでいたことであり、
最高のタイミングで全国舞台への復帰を果たしたことになります。


真田雅則や江尻篤彦を擁して初優勝を果たした第64回、
3年に三浦文丈、2年に藤田俊哉、1年に山田隆裕を揃えて頂点に立った第67回、
そして川口能活、田中誠、安永聡太郎、佐藤由紀彦らが躍動した72回と、
過去3度の全国制覇を誇る名門。
大滝監督ラストイヤーの"キヨショウ"が、
久々の全国でどのくらい暴れまわってくれるのか。
大いに注目したいですね。
020shima.jpg
土屋

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