J1第33節　11月26日（土）13:55～ J SPORTS 4

川崎フロンターレ×横浜F・マリノス@等々力陸上競技場
解説：林健太郎　実況：西岡明彦

【川崎側プレビュー】
12勝5分15敗 48得点51失点 勝点41 11位
チーム内得点ランク：①小林12②矢島7③山瀬、ジュニーニョ6
警告累積3枚：小宮山

夏場に訪れた悪夢の8連敗が象徴するように、
相馬監督体制1年目は苦難の連続だった川崎。
現時点で黒星が3つ先行しているため、シーズン負け越しが決まってしまった。
ただ、前節は広島に終盤の2ゴールで逆転勝利。
天皇杯も含めれば約2ヶ月ぶりの連勝中と、
ここに来てようやく調子も上向きになってきている。
キーマンは3人を数える横浜FMからの移籍組。
特に左サイドでコンビを組む小宮山と山瀬が、
古巣相手にスムーズなコンビネーションを披露し、
サイドでの主導権を握れれば、
中盤の形が噛み合わないミスマッチを突く場面も増え、
攻撃にパワーを注げるはず。
また、このゲームは9年間の在籍で
チームに数え切れないほどの大きな財産を残してくれた
ジュニーニョの等々力ラストゲームでもある。
彼を気持ちよく送り出すためにも、この一戦はどうしても負けたくない。

【横浜FM側プレビュー】
16勝7分9敗 45得点36失点 勝点55 4位
チーム内得点ランク：①大黒9②渡邉7③兵藤6
警告累積3枚：栗原、小椋、小野、谷口

前節は2位の名古屋相手に
中村が機転の利いたFKで同点弾を叩き込むも、終盤に決勝点を許して敗戦。
3位以内へ入る可能性が消滅してしまった。
ここ7試合はいずれも失点を重ね、1勝2分4敗と勝ち点を伸ばせず、
気付けば5位の仙台も2ポイント差まで迫ってきている。
こちらもキーマンには等々力への帰還となる谷口を挙げたい。
本職のボランチ以外にも、様々なポジションで起用された今シーズン。
この最終盤で指揮官から与えられたポジションはFW。
最前列で勝手知ったる川崎ディフェンス陣と対峙する。
また、前々節で決勝ゴールを挙げると
前節ではリーグ初のスタメンに抜擢された森谷も注目の1人。
やや平均年齢の高いチームにあって、
ルーキーのフレッシュな活躍は、少し停滞感の漂う現状打破にはもってこい。
神奈川ダービーを制して、なんとか4位を死守したい。

【予想スタメン】
★川崎(4-4-2）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－ジュニーニョ－小林－－－－－－
－－山瀬－－－－－－－－－－－－田坂－－
－－－－－－－中村－－柴崎－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－小宮山－－伊藤－－菊地－－田中裕－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－杉山－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《五輪代表招集中》
薗田、登里、安藤
《主なケガ人》
稲本：右膝蓋腱炎(11/1に精密検査/全治6週間）
實藤：右手 月状骨周囲脱臼(10/16・新潟戦/全治2ヶ月）

★横浜FM(4-4-2）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－大黒－－－－谷口－－－－－－
－－－－－－－－－中村－－－－－－－－－
－－－兵藤－－－－－－－－－－森谷－－－
－－－－－－－－－小椋－－－－－－－－
－－金井－－－中澤－－栗原－－－小林－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－飯倉－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《五輪代表招集中》
なし
《主なケガ人》
なし

土屋