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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2011年10月21日

J1・ラスト5試合のクラブ別得点者ランキング(過去5年分)

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今週の月曜日に"J1・ラスト5試合の勝敗一覧(過去5年分)"という
企画をやったんですけど、その姉妹企画的なモノが今回のテーマ。
"J1・ラスト5試合のクラブ別得点者ランキング(過去5年分)"を
リサーチしてみました。
数字は現所属クラブで取ったゴールに限らず、
過去5年で記録されたゴールをJ1、J2問わず、合計しています。
例えば、仙台のディエゴは
柏で取ったゴールと、東京Vで取ったゴールと、京都で取ったゴール、
さらにJ1で取ったゴールと、J2で取ったゴールが混在して
7ゴールという数字になっている、といった感じです。


なお、データはマル数字がクラブでのゴール数における順位で、
名前の後がゴール数となっています。
では、以下クラブ別にランキング形式でどうぞ!


【仙台】
①中島裕希8
②ディエゴ7
③柳沢敦 6

④菅井直樹5
⑤中原貴之4
⑥関口訓充、赤嶺真吾3
⑧高橋義希2
⑨鎌田次郎、渡辺広大、松下年宏1

【山形】
①大久保哲哉6
②船山祐二4
③宮沢克行、長谷川悠3

⑤西河翔吾、古橋達弥、北村知隆2
⑧下村東美、石川竜也、秋葉勝、園田拓也、前田和哉1

【鹿島】
①田代有三15
②野沢拓也10
③興梠慎三6

④岩政大樹、本山雅志、小笠原満男3
⑦中田浩二、新井場徹、フェリペ・ガブリエル、西大伍1

【浦和】
①マルシオ・リシャルデス4
②山田暢久2
③柏木陽介、田中達也、エスクデロ・セルヒオ、原一樹1

【大宮】
①石原直樹5
②藤本主税4
③深谷友基、ラファエル、橋本早十3

⑥イ・チョンス、東慶悟、渡邉大剛、上田康太、鈴木規郎1

【柏】
①近藤直也3
②北嶋秀朗、レアンドロ・ドミンゲス、兵働昭弘、藏川洋平2

⑥大谷秀和、林陵平、田中順也、栗澤僚一1

【川崎】
①ジュニーニョ12
②中村憲剛7
③矢島卓郎6

④小宮山尊信3
⑤田中裕介、井川祐輔、田坂祐介、黒津勝、登里享平、久木野聡1

【横浜FM】
①谷口博之6
②兵藤慎剛、渡邉千真、狩野健太3

⑤中澤佑二2
⑥栗原勇蔵、キム・クナン、小椋祥平、長谷川アーリアジャスール、
 小野裕二、大黒将志、中村俊輔1

【甲府】
①ダヴィ5
②パウリーニョ、阿部吉朗4

④ハーフナー・マイク3
⑤養父雄仁2
⑥内田智也、松橋優、片桐淳至、小池悠貴、市川大祐、犬塚友輔、保坂一成1

【新潟】
①小林慶行3
②本間勲、菊地直哉2

④三門雄大、内田潤、田中亜土夢1

【清水】
①小林大悟5
②枝村匠馬3
③岩下敬輔、杉山浩太、山本真希、大前元紀、小野伸二1

【磐田】
①前田遼一15
②荒田智之3
③駒野友一、ジウシーニョ、菅沼実、船谷圭佑2

⑦加賀健一、那須大亮、西紀寛、古賀正紘1

【名古屋】
①藤本淳吾11
②小川佳純、玉田圭司5

④ブルザノビッチ、ケネディ、ダニルソン、田中隼磨2
⑧田中マルクス闘莉王、増川隆洋、中村直志1

【G大阪】
①遠藤保仁、佐々木勇人4
③山口智、二川孝広、イ・グノ、橋本英郎2

⑦武井択也1

【C大阪】
①清武弘嗣3
②マルチネス、播戸竜二、小松塁、酒本憲幸、高橋大輔2

⑦藤本康太、大竹洋平、丸橋祐介、上本大海1

【神戸】
①大久保嘉人、都倉賢4
③パク・カンジョ、吉田孝行、茂木弘人3

⑥北本久仁衛、ポポ、田中英雄2
⑨松岡亮輔、馬場賢治、小川慶治朗1

【広島】
①佐藤寿人13
②李忠成4
③森﨑浩司、森﨑和幸、森脇良太、大﨑淳矢2

⑦高萩洋次郎、山岸智、盛田剛平、清水航平1

【福岡】
①高橋泰、田中佑昌4
③山形辰徳、丹羽大輝、鈴木惇、城後寿、小原章吾、成岡翔1


トップは磐田の前田遼一と鹿島の田代有三で15ゴール。
続いて広島の佐藤寿人が13ゴール、川崎のジュニーニョが12ゴール、
さらに名古屋の藤本淳吾が11ゴールで、鹿島の野沢拓也が10ゴール。
ここまでが二桁ゴールを挙げている選手ですね。


この中で特筆すべきは、やはり田代の終盤戦における好調さ。
田代は直近の5シーズンでマークしている全ゴール数が28ゴール。
つまり、その内の半分以上をラスト5試合に集中させている訳です。
これはもう"ミスター終盤戦"という称号を冠してもいいのではないでしょうか。


また、藤本と野沢は共に中盤のプレイヤーながら堂々の二桁ゴール。
"ミスターノベンバー"と呼ばれる野沢も全体の3分の1近いゴール数を
ラスト5試合で挙げていることになります。


あと、鹿島の岩政大樹、大宮の深谷友基、柏の近藤直也は
いずれもCBながら3ゴールを記録しており、
特に近藤は全4ゴール中の3ゴールがラスト5試合での結果。
優勝を狙う柏の意外な攻撃のキーマンに浮上してくるかもしれません。


こう考えると、ラスト5試合の勝敗と得点者を見た結果、
ここから一番危険なのは鹿島田代有三ということが
統計から導き出された気がします。
皆さんもこの2回のデータを、
終盤戦を楽しむスパイスとして是非ご活用ください★


土屋

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