J1第23節　8月24日（水）19:25～ J sports Plus
横浜F・マリノス×セレッソ大阪@ニッパツ三ツ沢球技場

解説：水沼貴史　実況：八塚浩

【横浜FM側プレビュー】
13勝4分5敗 32得点21失点 勝点43 4位
チーム内得点ランク：①渡邉7②大黒6③兵藤、小野4
警告累積3枚：中澤

2連敗で迎えた前節のジュビロ戦では、堅い守備組織も復活。
久々のスタメンに奮起した小野の決勝ゴールで
勝ち点3を手に入れた横浜F・マリノス。
首位のG大阪、2位の柏とは勝ち点1差、
3位の名古屋とは同じ勝ち点ということもあり、
このゲームの結果いかんでは首位奪還の可能性も出てきた。
1トップ3シャドーを敷くセレッソを相手に
キーマンとなりそうなのは、やはり中盤のアンカーを務める小椋。
実質、チームの屋台骨を支えていると言っても過言ではない
この25歳の貢献度は計り知れないものがある。
セレッソの3シャドーが小椋の両脇に潜り込んでくるのは間違いなく、
中盤3枚をうまく動かしながら、
そのスペースで相手に前を向かせないことが、直接守備の安定に繋がってくる。
地味な役回りかもしれないが、小椋がいい意味で目立たない展開になれば、
F・マリノスにとって思い通りにゲームが運べているということになるはずだ。

【C大阪側プレビュー】
6勝8分8敗 38得点32失点 勝点26 14位
チーム内得点ランク：①倉田、キム・ボギョン6③清武、播戸、乾5
警告累積3枚：藤本

前節のエスパルス戦は、途中出場の播戸が11分間で
驚異のハットトリックを達成しながら、最後は追いつかれ
3-3というハイスコアのドロー劇を演じたセレッソ。
ここ3試合はなかなか勝ちきれず、順位も14位と苦しい戦いが続く。
そんな中、このゲームで注目したいのは下部組織出身の2人。
まずは、アントラーズ戦でボランチ、エスパルス戦でCBを務めた扇原。
180センチとサイズもあり、レフティという点も注目ポイント。
負傷離脱となったマルチネスの代役として、持ち味の展開力に期待がかかる。
もう1人は、1トップ起用が予想される杉本。
エスパルス戦でも惜しいシュートを放つなど、ゴールの香りは漂っている。
今まで各年代別代表にも常に招集されており、ポテンシャルは十分。
このゲームで、Jリーグを代表するCBの中澤と栗原を相手に結果を出せれば
今後の大きな自信になるはず。18歳の躍動が望まれる。

【予想スタメン】

★横浜FM(4-4-2）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－長谷川－－－－小野－－－－－
－－－－－（渡邉）－中村－（大黒）－－－－
－－－谷口－－－－－－－－－－－兵藤－－－
－－－－－－－－－小椋－－－－－－－－
－－金井－－－中澤－－栗原－－－小林－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－飯倉－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
なし

★C大阪(4-5-1）
－－－－－－－－－杉本－－－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－倉田－－－キム・ボギョン－－清武－－
－－－－－－－扇原－－中後－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－丸橋－－－上本－－茂庭－－－酒本－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－キム・ジンヒョン－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
高橋大輔：左頬骨骨折(7/23清水戦)
小松：右足首痛
マルチネス：右膝の検査および治療のため、9/5まで一時帰国

土屋