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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

2019年04月17日

Manchester Moaning News 177

foot!
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FCバルセロナ vs. マンチェスター・ユナイテッド

パリの「奇跡」を幼稚に反芻するブリッツのメディアに、こういうのはどこでも同じなのだな、
と凡庸にうんざりしつつ見始めたのでしたが、だいたいの予想通り、
最初の10分だけ、といういつものパターンで、結局アシュリーのところでやられてサヨナラ、でした。
あそこでためらったらやられる、ということをチームとして徹底できなかった、
というこれまたよくあるパターンで、とはいえ徹底しても結果は同じだったでしょう。

当たって欲しくないスコアに限って当たるものです。
デヘアのミスはマッシモ・タイービを思い出させてくれましたが、
デヘアを悪く言うことはできません。
デヘアが、デヘアだけが、チームをここにいさせてくれたのですから。

リーグの前半をポルトガル人へのサボタージュで寝てたチームですからこんなもんでしょうけど、
なんとかこの敗戦を薬にしてほしいと思いつつ、
決して決して反省しない、というのもまたこのクラブの、ブリッツのクラブの特色で、
同じことを性懲りも無く、何度も何度も繰り返し行きながら、
あるとき、僥倖のように、というか、恩寵のように、
アメイジングな何かが、突然、真っ逆さまに落ちてくるのを待つしかないのでしょう。
去年の12月のような何かを。

こういう試合を見た後はムカムカするだけなので口直しに映画を見ます。
今朝のメニューはクリントイーストウッドの「バード」でした。
もう何回も繰り返したものですが、フォレスト・ウィテカーはこれを演じるために生まれてきたのではないかと、
またまた同じ感想を抱きつつ、
確かにバルサに代表されるフットボールはジャズで、
ユナイテッド的なブリティッシュのフットボールはパンクなのだろうけれど、
チャーリー・パーカーはどちらかというと後者に近いのではないかと、
眉間に皺をよせてみたりしました。

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