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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Ben’s Foot! notes 2018年02月01日

Week 25 - FA Cup fourth round

foot!
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(1)Yeovil Town 0-4 Manchester United
BBC解説者、Martin Keownの「負け惜しみ」が現地でネタとなった
●アーセナルのレジェンドである、Martin Keownが1月18日のDaily Mail紙にて、
「アレクシス・サンチェスがサッカー界で最大のお金目当てだ」と厳しく批判していた。
●そして、この試合では現地BBCで解説者を務めることになり、試合開始前に同じことを言った。
●前半立ち上がりから、Sanchezのパスミスなど必ずピックアップして批判した。
●それに関してSNSなどですごく反響があって、「アーセナルからいなくなって悔しいだけだろう!」というツイートが多かった。
●しかし、Sanchezが益々良いプレーを見せるようになり、Keownはあまり批判ができなくなった。
●そして、試合のマン・オブ・ザ・マッチを選ぶのが解説者の仕事となり、Keownが選んだのは...そのSanchez!

Barney Ronay、The Guardian紙、Alexis Sánchezのデビューについて
●"[Sanchez] did give the ball away a bit, misplacing five of his first 10 passes as a United player. But then this is a part of his game.
何度かボールを奪われる場面があり、ユナイテッドの選手としての最初の10本のパスのうち5本はミスパスとなったが、それらも彼の特徴の一部だ。
●"He does ferret constantly after weak spots, improvising rather than playing the patterns. It is not hard to see a slight disjunct with Pep Guardiola's tactical ideals.
サンチェスは相手の弱点を探し続け、決まったパターンではなく即興的なプレーをする。戦術的な理想が高いペップ・グァルディオラとは若干の乖離が存在し得ることは容易に想像できた。
●"He sprinted through the middle then did that thing where he just stops, instantly, like a cartoon mouse spinning on its heel and watching a pair of galumphing cats slide past, legs flailing.
中盤を一気に駆け抜けたかと思えば急に止まり、それはまるでアニメでネズミがくるりと踵を返し、醜いネコたちが脚をよろめかせて通り過ぎるのを眺めている場面のようだった。
●"He is, on the face of it, perfect for Mourinho too, a manager who loves high-impact bolt-on parts; who has found in Sanchez the perfect addition, a ready made nitroglycerin injection of a footballer, who began here as he means to go on."
表向きはサンチェスは、モウリーニョにはパーフェクトな存在でもある。即戦力として強いインパクトを残せる補強を好む彼は、ニトログリセリンの増強とも言うべき完成されたフットボーラーで、思う通りのプレーでユナイテッドでのキャリアを歩み始めたサンチェスが完璧な補強になると気が付いただろう。
出典:https://www.theguardian.com/football/2018/jan/26/alexis-sanchez-manchester-united-fa-cup-yeovil
翻訳:桐谷 圭介


(2)Newport County 1-1 Tottenham Hotspur
今年のFAカップで最大の番狂わせまであと8分のところだった!
●4部のニューポート・カウンティが再試合という形で、ウェンブリーでプレーする機会を手に入れた。
●2部のラグビーチームも使用するホームスタジアムであり、ピッチに凸凹が多かった。
●また、ゴールの後ろにラグビー用の「インゴール」があり、ゴール裏のスタンドが小さくピッチから離れている。
●そもそも雨の多い地域だが、雨と風が非常に当たりやすく、ピッチコンディションもプレー環境も、ウェンブリーに慣れたエースにとっては非常に難しいはずだ。
●とはいえ、その環境をうまく利用したのはニューポート。その環境に合わせようとせず、いつものプレーで後半途中まで苦労し続けたのはスパーズだった!

ニューポート・カウンティについて
●スウォンジーやカーディフ、レックサムのように、ウェールズのクラブとしてイングランドのリーグでプレーする。
●1980/81シーズン、ウェールズカップの優勝チームとしてUEFAカップ・ウィナーズ・カップに出場し、準々決勝まで勝ち進んだ。東ドイツのカールツァイス・イェーナと対戦し、アウェイでの1st legは2?2で引き分けたが、ホームでは0-1で惜敗して2-3のトータルスコアで敗退した。
●1989年にクラブが破綻して、8部リーグで再スタートすることになった。
●2013年に再びフットボールリーグへ昇格した。

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