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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
Week 18 - Leicester City 4-2 Manchester City
(1)冒頭
●10日(土)、リーグ1(3部)では歴史的に深い意味を持つ試合があった!
●それは、MKドンズとAFCウィンブルドンがリーグ戦で初めて対戦した試合である。
●監督を交代したばかりのMKドンズが結局、後半のPKで1-0というスコアで勝利した。
この試合は何故、そんなに大きい意味を持つかというと、ウィンブルドンFCのMK移転に遡る話だ。
●2000年までプレミアリーグでプレーしたウィンブルドンFCが2002年、新しいオーナーの決意により、いきなり110kmも離れたミルトン・キーンズ(MK)という街へ移転することになった。
●基本的に「フランチャイズ」を認めないフットボールでは、この移転が認められたことがかなりのスキャンダルになったが、ウィンブルドンのサポーターはすぐに行動を起こした。
●移転は1年後の2003/04シーズンからの予定だったが、地元がクラブに捨てられたと考えたサポーターは新たにAFCウィンブルドンを創設して、9部リーグに加盟することに成功した。
●そこから14年。6回も昇格を経て、MKドンズと同じリーグで対戦することになった。
●結局、AFCウィンブルドンにとって負けはしたが、MKドンズよりもリーグ順位が現在、高い。
(2)PLでMahrezのアシストでVardyが決めたのは2月以来
●昨シーズンの第14節まで、Jamie Vardyがリーグ戦11試合連続でゴールをマークし、プレミアリーグの記録を更新した。
●その中、特にカウンターでMahrezとのコンビネーションは大きな武器だった。
●2015/16シーズン、第14節まで
●尚、第14節のMUNに続いて、第15節のSWAもこのホットラインを止めた。記録がここでストップ。
●一方、今シーズンは第14節まで、10試合連続ノーゴールだった。
(公式戦では16試合連続ノーゴールだった。) しかし、チャンスを外しまくっていたわけではない。
●レスターが不調の中、MahrezのパスからVardyへのチャンスメークが非常に少ないどころか、MahrezからVardyへとパスが繋がること自体も非常に少ない。実に1試合1本もないペースだ
●2016/17シーズン、第14節まで
●しかし、MCI戦では久しぶりにMahrezとの連携がカウンターで効き、いきなりハットトリック!
VardyがMahrezのアシストで決めたのは、PLでは2月のLIV戦のスーパーゴール以来。
(3)試合を巡る、関係者と記者のコメント
現地解説のJim Beglin(元リヴァプールの選手)がBravoとGuardiolaを酷評
● 31:05
Jim Beglin: "It's not the first time it's been raised this year. You bring in a goalkeeper who's good with his feet - what about the rest?"
「今季、課題として挙げられるのは決して初めてではないよね。足元の技術が得意なGKを取ったと言うけど、他の技術はどうなの?」
● 54:30
"The Premier League is making Guardiola look average"
直訳:「プレミアリーグはグアルディオラを普通の監督に見えるようにしている。」
意訳:「プレミアリーグではグアルディオラが普通の監督に見えてしまう。」
Guardiola監督は試合後の記者会見にて、自分の哲学について妥協する必要があるか聞かれると...
●"I have to improve to solve that, yeah, that's true.
「チームの課題を解決する為に、私が自己改善しなければならないのは確かだ。」
しかし、同じ記者会見で前半35分まで1回もタックルで成功しなかったと指摘されたら、ペップは嫌味...
●"It's typical here in England when they use a lot about the tackles. I'm not a coach for the tackles, so I don't train the tackles. What I want is to try to play good, score goals, arrive more. What's tackles?
「タックルばかり注目するのはさすが、イングランドらしいね。私はタックルを好むコーチではないので、タックルの指導は一切行わない。私は良いサッカーをして、攻撃して、ゴールを決めたいのだ。タックルって何だ?」
●出典:Manchester Evening News紙
ちょうど試合の前日に、Claudio BravoがGuardian紙のインタービューで「批判」について話していた
●"I play in a way that means taking risks. The problem is that, from 300 passes, you make one mistake ... I had that bad luck in one game, the Champions League tie in Barcelona, when I was sent off. But it's a risk you must take.
「私のプレースタイルにはリスクも伴う。問題は300回パスしても、1回でもミスは許されないことだ。ある1試合、バルセロナとのCL戦でそんな不運な目に遭って、退場となってしまった。しかし、このリスクは冒さなければならないものだと思っている。」
●The criticism is going to exist but I have no problem with that. In fact, I often accept criticism because I feel it helps me to get better and get stronger. And I hardly ever remember the compliments."
「批判を浴びるのは仕方がないが、私は平気だ。実は、批判が私の向上の基で力になるので、前向きに受け入れられる。そして褒め言葉は殆ど記憶に残らない。」
●出典:Guardian紙
Sunday Independent紙の記者、Miguel Delaney
●Miguel Delaney @MiguelDelaney
●Manchester doesn't really feel like the centre of world football at the moment. United in sixth, and City plummeting.
「マンチェスターが世界フットボールの中心になると期待されていたが、今はとてもそんな感じがしない。ユナイテッドは6位だし、シティは急落している。」
●https://twitter.com/MiguelDelaney/status/807664603756920837
ESPNのシニア・フットボール・ライター、Mark Ogden(元Independent紙、Telegraph紙)
●Mark Ogden @MarkOgden_
●John Stones beginning to revert to Everton John Stones. Playing in front of Claudio Bravo won't be helping...
「ジョン・ストーンズはエヴァートン時代のジョン・ストーンズへと後退している。クラウディオ・ブラーボの前でプレーしているのも、問題を悪化させているだろうし。」
●https://twitter.com/MarkOgden_/status/807663966956687360
BBC WorldのJohn Bennett
●John Bennett @JohnBennettBBC
●Interesting that Ranieri says he suggested changing the formation/tactics but players weren't keen on the idea & wanted to keep 4-4-2. #LCFC
「試合後にラニエリ監督から興味深いことを聞いた。彼はシステムと戦術を変えようと提案したが、選手たちはそれが嫌で4-4-2のままが良いと説得したそうだ。」
●https://twitter.com/JohnBennettBBC/status/807675252193062913
Sam Wallace記者、Daily Telegraph紙
●"It was like Guardiola had not seen Leicester last season and the way they play. They played them like last season never really happened."
●「グアルディオラが昨シーズンのレスターとそのプレースタイルを全く観ていなかったように見えた。昨シーズンのことが幻だったというように試合に臨んだ。」
●出典:Sky Sportsの『Sunday Supplement』
Andy Dunn記者、Daily Mirror紙
●City looked "confused".
「シティは混乱しているように見えた。」
●"The problem was Zabaleta didn't quite know when he was playing full-back and when he was supposed to be playing in front. You could see them after 10 minutes looking to Pep and saying we are not entirely sure what we are supposed to be doing.
「Zabaletaがいつサイドバックをやれば良いか、いつ中盤に絞れば良いか、はっきり分かっていなかったことが原因だった。前半10分ぐらいから、選手たちが『どうしていれば良いか良く分からないけど...』という表情でペップに目を向けるようになった。」
●"[Jamie] Vardy couldn't believe his luck. Those simple runs which were reaping dividends last season have been blocked off this season, and first minute the gaps between [John] Stones and his full-back are huge.
「Vardyはこんなに美味しいことがあるって信じられなかっただろう。昨シーズン、効いていたあの飛び出しが今シーズン、ずっと止められていたが、この試合では前半1分からStonesとSBの間のスペースがデカかった。」
●出典:Sky Sportsの『Sunday Supplement』
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