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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
Week 2: Manchester United 2-0 Southampton etc(前半)
(1)Friday Night Football
●今シーズンから新たにプレミアリーグのスケジュールに加わった、金曜夜開催の試合!
(※昨シーズン、第2節のAVL対MUNの1試合は金曜夜開催だったが、それは例外だった。バーミンガム市内に右翼団体デモの影響で警察は土日開催を止めて、ユナイテッドはCLプレーオフがあった為、月曜開催も都合がつかなかったので、金曜日に開催することになった。)
●これは今シーズンから始まる、テレビ放映権の新しい3年契約の影響で新たに金曜夜の放送枠が儲けられた。
●プレミアリーグ380試合のうち、英国内では今季から168試合が生放送の対象となる。
昨シーズンまでの154試合より、14試合増えた。
●それは、英国内では土曜日15時キックオフの試合を放送できない為だ。
今回の国内放映権は、放送枠別で7つの「パッケージ」として販売された。
(7つのオークションが行われた。)
●昨シーズンから一番大きい変更は「パッケージE」である。
これまでは「基本的にマンデー・ナイト、時々日曜開催」という放送枠だったが、今季から28試合のうち「最低18試合は月曜日の夜だが、最大10試合は金曜夜開催が可能」というふうに変わった。
●これでSky Sportsが他の曜日とは違う放送スタイルを試している。
土曜日の放送は、他に多くの会場で試合が行われているコンテクストの中だから、他試合のプレビューやインタビューも放送に取り入れる。
●日曜日の放送は、基本的にスタジアム内のスタジオから行う。実況解説とは別に3人ぐらいゲストも呼び、試合後に内容や話題を議論する。
●それから月曜日の放送は、Sky Sports本部のスタジオから行う。Jamie CarragherやGary Nevilleがお洒落なスーツで、週末の試合も細かく分析する。一番深い内容の放送になる。
●それに対して、金曜日の放送はよりカジュアルなスタイルで行っている。
MCは男女2人で、大きなソファーに座って進行。多くのゲストを呼び、みんなスーツとかネクタイではなく、ポロシャツなどカジュアルな格好。
ファンインタビューや珍プレー、出演者の恥ずかしいエピソードなど、ライトなネタも取り入れる。週末の始まりを意識する放送スタイルを試している。
しかし、英国内ではかなり賛否両論がある!
●テレビで見る人の多くは放送が増えて喜んでいるが、
中に一部の人は「土〜木は毎日試合あるので、金曜日は違うことしたい」という声もある。
●また、一番困るのはアウェイのサポーター!
今回は、サウサンプトンのスポンサーが無料バスを提供してアウェイスタンドも完売だったが、
土日だと日帰りでいけた人は金曜日なら仕事を休めない為、行けないという声が多かった。
Mark Howie、サウサンプトンサポーターズクラブ支部長
●"Those of us who go make a day of it - get to Manchester early, find a real ale pub, that sort of thing, but we can't do that this season because it's been moved to a Friday, which makes getting there difficult and getting back practically impossible.
「アウェイゲームに行く人は丸1日楽しみたい。早めにマンチェスターに着き、地元のリアルエールを飲んでみたりしてから試合に行きたい。だが、今シーズンは金曜開催だからできない。行きも厳しいし、同じ日に帰ってくるのもほぼ無理だ。」
●"We all travel on the train, meeting up from various locations, and to do that for this game would mean booking an overnight stay at a hotel, which is not economically viable for most of us."
「私達はいつも様々なところから電車で合流して一緒に移動するが、この試合だったらホテルで一泊する必要もある。それは殆どのメンバーにとって、経済的に厳しいのだ。」
James Vallence、サウサンプトンシーズンチケット保持者
●... attends around 10 away games a season, with Old Trafford a regular destination. Not this year, though, as Vallence could not secure the required time off work.
「毎シーズン、アウェイゲームに10回ぐらい行くし、オールド・トラッフォードは基本的にその1つだ。しかし、今年は金曜日の仕事を休めなかったので、行けなかった。」
●Leaving straight after he clocks off is also not an option because Vallence would not be able to get from his office in Basingstoke to the ground in time for the 8pm kick-off given the 202 miles he would need to cover by car during what is one of the most traffic-heavy periods of the week.
「定時に終わってすぐに車で向かっても、金曜日だから渋滞もするし、距離も325kmだから8時キックオフにはどう考えても間に合わない。」
●"Friday night games are clearly going to be a problem for supporters who have to travel long distances."
「長距離の移動が伴う場合、金曜開催の試合はサポーターにとって大問題だろう。」
引用:Guardian紙
しかし、テレビのおかげでプレミアリーグがお金持ちになっているので、どうしてもテレビの都合が優先され、実際に試合に行くサポーターが妥協せざるを得ない現在。
●3年更新のプレミアリーグ放映権は今季で第8期に入った。
●昨シーズン、アーセナルがプレミアリーグ史上で初めて1億ポンド以上の賞金を貰ったが、今季の最下位クラブはそれを超える金額をもらいそう。チャンピオンチームは1億5000万ポンド以上もらいそう!
(2)Ibrahimovic
Sky Sports『Friday Night Football』にて、Ryan GiggsがIbrahimovicについて語る
●When United signed Ibrahimovic, we were talking about the quality that he brings, the hold-up play, the flicks but we didn't talk about these sort of headed goals, these typical English centre-forward goals and he's scored two of them already. It's a brilliant asset to have.
「ユナイテッドがIbrahimovicを取ったとき、私達は皆、彼のクォリティとか、華麗なフリックや賢いポストプレーを楽しみにしていた。しかし、1つの特徴は忘れていた。彼は昔のイングランド人FWのように空中戦も非常に強く、既に頭で2ゴールを決めている。これはチームにとって素晴らしい武器になる。」
●"When I was playing and Becks was on the other wing, we didn't have a target man to aim for. We had to shape the crosses or pull back. But now they've got someone [Ibra] who can make an average cross into a good cross. It is a brilliant header."
「私とベッカムがウィングでプレーしていたとき、中にターゲットマンが居なかったので、非常に正確なクロスを送るか、マイナスでボールを折り返すしかなかった。しかし、IbrahimovicのようなFWが居ると、フツーのクロスでも素晴らしいクロスになる。このヘディングがお見事だ。」
●"I'm not saying Rooney's was an average cross..."
「あ、Rooneyのクロスがフツーだったとは言っていないけどね...」
●"Let's go outside the pitch. Eric was a brilliant, brilliant professional and from what I hear of Ibrahimovic, he's the same."
「ピッチ外に関しても、Eric Cantonaと匹敵する。Ericは素晴らしいプロだったが、皆がIbrahimovicについても同じことを言っている。」
(3)リヴァプールよりも走るバーンリー(こぼれネタ)
●BUR 2-0 LIV
●ベンがつい先週、「ファンハールのようなポゼッションの為のポゼッションではない」とリヴァプールを褒めたが、まさかの結果へ...
●皮肉にも、この試合でクロップのリヴァプールがファンハールのユナイテッドが持っていた、ある記録を破った。
●プレミアリーグの試合で負けたチームとして、ボール支配率の80.59%が史上最高である。
●それまで、ユナイテッドが2015年5月2日、79.71%のボール支配率でWBAに負けたのが記録だった。(尚、全試合のボール支配率データを取るようになったのは2003/04シーズンからである。)
出典:Premier League
●また、走行距離を重視するクロップ監督が必ず気になるデータがある。リヴァプールがボール支配率やシュート数では大幅にバーンリーを上回ったが、走行距離ではバーンリーが115.3km対113kmとリヴァプールよりもよく走った!
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