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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
僕はスカパーでデイリーハイライトの制作に
携わらせてもらっていたのですが、大会が盛り上がる中
仕事を抜け出し7月上旬に1週間ほどスペインへ行っておりました。
実際、仕事では何度も行ったことのある国ですが
仕事じゃないと風景も全く違って見えてくるもんで。
マラガ滞在時にはスペインがパラグアイを破り
準決勝進出した瞬間を、バルセロナではドイツを破り
決勝進出を決めた瞬間を現地のバルで迎えました。
南アに行くほどではないですが、これも貴重な経験でした。
準々決勝のスペインの相手が日本だったら面白かったのになぁ。
と、今でも考えてますけどね。それで現地で改めて感じたこと。
やはり予想通り、決勝進出を決めたのにも関わらず
バルセロナの町の盛り上がりはイマイチでした。
比較的『スペイン好き』の多いアンダルシア地方のマラガでは
国旗を翻しながら車にハコ乗りしクラクションを鳴らしまくり
警官も出動するお祭り騒ぎを遠目で見てました。
準決勝はマドリード、セビージャ、パンプローナなどの都市では
パブリック・ビューイングでかなりの盛り上がりを見せていたようで
現地のニュースでもその様子を伝えていましたが、あれだけ
バルサの選手が出場していたのにも関わらずバルセロナではナシ。
決勝だけはバルセロナでもパブリック・ビューイングを行い
それなりに盛り上がったようですけど。
試合終了後、バルサの象徴プジョールとマドリーのカシージャスが
ピッチで真っ先に抱き合った姿にウルッとした一方、
チャビがカタルーニャの旗を身に纏った姿が見えたり、
これはかなり穿った見方かも知れませんが
改めて見ると国歌斉唱時もバルサの選手が連続して並んでいたり・・・。
もちろんバルセロナでもW杯優勝を素直に喜んでいる人はいますが
複雑な気持ちを抱えている人もいるのが事実のようです。
正直、日本人の僕らにはちょっとわからない感覚でしょうか。
『スペインとカタルーニャやバスク自治州』。
これまでの歴史を考えても、
この問題を解決するのは不可能に近いでしょう。
よく言う「フットボールと政治は別。」と言える日が
一日でも早く来ることを願います。
と、スペイン悲願の優勝を何だか複雑な気持ちで見ていたのは
僕だけではないでしょう。写真は準々決勝後の大通り@マラガ
石神
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