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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

ワールドカップ 2010年06月14日

(7)グループD ドイツ×オーストラリア

foot!
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グループD
2010/6/13 20:30 モーゼス・マビダ(ダーバン)
ドイツ×オーストラリア

天候:晴れ時々曇り 気温:19度 観客:62,660人
主審:マルコ・ロドリゲス(メキシコ)

【ドイツ】
GK
1 マヌエル・ノイアー
DF
16 フィリップ・ラーム(C)
17 ペア・メルテザッカー
3 アルネ・フリードリッヒ
14 ホルガー・バドシュトゥバー
MF
6 サミ・ケディラ
7 バスティアン・シュヴァインシュタイガー
13 トーマス・ミュラー
8 メスト・エジル
10 ルーカス・ポドルスキ
FW
11 ミロスラフ・クローゼ
SUB
12 ティム・ヴィーゼ
22 ハンス・ヨルク・ブット
4 デニス・アオゴ
5 セルダル・タスキ
20 イェロメ・ボアテンク
2 マルセル・ヤンゼン
15 ピオトル・トロホウスキ
18 トニ・クロース
21 マルコ・マリン
9 シュテファン・キースリンク
19 カカウ
23 マリオ・ゴメス

(4-2-3-1)
--------クローゼ--------
-------------------
-ポドルスキ---エジル---ミュラー-
--シュヴァインシュタイガー-ケディラ----
-------------------
バドシュトゥバー-フリードリッヒ-メルテザッカー-ラーム-
-------------------
--------ノイアー--------

【オーストラリア】
GK
1 マーク・シュウォーツァー
DF
8 ルーク・ウィルクシャー
2 ルーカス・ニール(C)
3 クレイグ・ムーア
11 スコット・チッパーフィールド
MF
13 ヴィンチェンツォ・グレッラ
16 カール・ヴァレリ
7 ブレット・エマートン
4 ティム・ケイヒル
5 ジェイソン・クリナ
FW
19 リチャード・ガルシア
SUB
12 アダム・フェデリチ
18 ユージン・ガレコヴィッチ
6 マイケル・ビューチャン
20 マーク・ミリガン
21 デイヴィッド・カーニー
15 ミル・ジェディナク
22 ダリオ・ヴィドシッチ
23 マルク・ブレッシャーノ
9 ジョシュア・ケネディ
10 ハリー・キューウェル
14 ブレット・ホルマン
17 ニキタ・ルカヴィツヤ

(4-2-3-1)
--------ガルシア--------
-------------------
-クリナ----ケイヒル----エマートン-
----グレッラ----ヴァレリ----
-------------------
-チッパーフィールド-ムーア-ニール-ウィルクシャー-
-------------------
------シュウォーツァー------

【マッチレポート】
バラック、ヴェスターマン、アドラーなど主力と目されていた選手の相次ぐ離脱で
少しチーム自体の評価に影響が出ているような印象のあるドイツ。
一方、主力の大半は前回大会も経験しているものの、高齢化も目立ち、
このグループでの苦戦は免れない、アジアからの出場となるオーストラリア。
ゲームはまず3分、オーストラリアに大きなチャンス。
ウィルクシャーのCKをニアでケイヒル、こぼれをガルシアが狙うもラームがブロック。
終わってみれば、このプレーがオーストラリアにとって1試合通じて
最もゴールに近づいた瞬間になろうとは、この時まだ知る由もない。
さて、7分にエジルのパスをクローゼが持ち込み、
シュウォーツァーに阻まれたものの、いい形でチャンスを創ったドイツは
その1分後に見事な先制ゴールを叩き込む。起点はエジルのスルーパス。
斜めに走りこんだミュラーの折り返しを、ポドルスキが豪快に左足一閃。
21歳→20歳→25歳のコンビネーション。若武者の躍動で早くもドイツがリードを奪う。
この後も1トップ下に入ったエジルがボールを引き出しては、
ミュラー、ポドルスキを絡めて勢いのあるアタックを繰り返すと、やはり次の得点もドイツ。
26分、ミュラーのスローインからラームのアーリークロスに対して、
GKの前へと弾丸の如く飛び込んできたのはクローゼ。
これぞクローゼの真骨頂と言うべき、豪快な一撃でリードが広がる。
なおも、31分にはクローゼのスルーパスで抜け出したエジルが巧みなループ。
カバーに入ったニールがクリアで逃れたが、
あわや3点目というシーンにニールも怒る。
ドイツとすれば会心に近い、オーストラリアとすれば最悪に近い45分間は
2点差が付いてハーフタイムを迎えることとなった。

ニールのクローゼに対する、やや乱暴なアフターチャージで始まった後半は
4-1-4-1のような形に変えたオーストラリアが攻勢に。
開始から投入されたホルマンが51分にフィニッシュまで持ち込むなど、
いいリズムでドイツゴールに迫る時間が続く。
しかし、56分にケイヒルがシュヴァインシュタイガーに
後方からタックルに入ると、ロドリゲス主審が取り出したカードの色は赤。
ちょっと厳し過ぎる判定という印象だが、ケイヒル退場という事実は変わらず。
オーストラリアにしてみれば、この試合はもちろん次戦を考えても
あまりに痛過ぎる退場劇になってしまった。
こうなると残り時間がドイツのワンマンショーになるのは必然。
68分、ポドルスキのパスを受けたミュラーはエリア内で
冷静にDFをかわすと、左スミにズドンと3点目。
2分後にもバドシュトゥバーの縦パスに反応したエジルが折り返すと、
投入されたばかりのカカウが確実に流し込み、4点目。
ブラジルから帰化したカカウの、喜びに満ちた咆哮が胸を打つ。
終わってみれば、バラック欠場などアクシデント続きだったドイツが
改めて優勝候補であることを証明するような満点スタートを切ることになった。
オーストラリアはケネディを使わなかった理由が気にかかる。
ケガでなければいいのだが…

ドイツ 4×0 オーストラリア
【得点者】
ドイツ:ポドルスキ①(8分)、クローゼ①(26分)、ミュラー①(68分)、カカウ①(70分)
【警告/退場】
ドイツ:エジル①(12分)、カカウ①(90+2分)
オーストラリア:ムーア①(24分)、ニール①(46分)、ヴァレリ①(58分)
          ケイヒル(56分・退場)
【交替】
ドイツ:クローゼ→カカウ(68分)
    エジル→ゴメス(74分)
    ポドルスキ→マリン(81分)
オーストラリア:グレッラ→ホルマン(46分)
         ガルシア→ルカヴィツヤ(64分)
         エマートン→ジェディナク(74分)
【AD的Man of the Match】
メフメト・エジル(ドイツ)

写真は、ヘリングスさんもこの試合なら合格点つけるかなの「ケルン」
良平さ~1.JPG
AD土屋

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