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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
グループB
2010/6/12 13:30 ネルソン・マンデラ・ベイ(ポートエリザベス)
韓国×ギリシャ
天候:晴れ 気温:19度 観客:31,513人
主審:マイケル・ヘスター(ニュージーランド)
【韓国】
GK
18 チョン・ソンリョン
DF
22 チャ・ドゥリ
4 チョ・ヨンヒョン
14 イ・ジョンス
(※訂正しました。ころころのこさん、ありがとうございます)
12 イ・ヨンピョ
MF
17 イ・チョンヨン
16 キ・ソンヨン
8 キム・ジョンウ
7 パク・チソン(C)
FW
19 ヨム・ギフン
10 パク・チュヨン
SUB
1 イ・ウンジェ
21 キム・ヨングァン
2 オ・ボムソク
3 キム・ヒョンイル
15 キム・ドンジン
23 カン・ミンス
5 キム・ナミル
6 キム・ボギョン
13 キム・ジェソン
9 アン・ジョンファン
11 イ・スンヨル
20 イ・ドングク
(4-4-2)
---ヨム・ギフン---パク・チュヨン---
------------------
-パク・チソン-------イ・チョンヨン-
---キ・ソンヨン---キム・ジョンウ---
-------------------
イ・ヨンピョ-イ・ジョンス-チョ・ヨンヒョン-チャ・ドゥリ
-------------------
------チョン・ソンリョン------
【ギリシャ】
GK
12アレクサンドロス・ツォルヴァス
DF
2 ゲオルギオス・セイタリディス
8 アヴラアム・パパドプーロス
11 ルーカス・ヴィントラ
15 ヴァシリオス・トロシディス
MF
6 アレクサンドロス・ツィオリス
10 ゲオルギオス・カラグーニス(C)
21 コンスタンティノス・カツラニス
FW
7 ゲオルギオス・サマラス
17 テオファニス・ゲカス
9 アンゲロス・ハリステアス
SUB
1 コンスタンティノス・ハルキアス
13 ミハイル・シファキス
3 フリストフ・パツァツォグル
4 ニコラオス・スピロプーロス
5 ヴァンゲリス・モラス
16 ソティリオス・キルギアコス
19 ソクラティス・パパスタソプーロス
22 ステレオス・マレザス
18 ソティリオス・ニニス
23 アタナシオス・ブリッタス
14 ディミトリオス・サルピンギディス
20 パンテリス・カペタノス
(4-3-3)
--------ゲカス--------
--サマラス-------ハリステアス--
-------カラグーニス-------
----ツィオリス---カツラニス----
-------------------
トロシディス-パパドプーロス-ヴィントラ-セイタリディス
-------------------
-------ツォルヴァス-------
【マッチレポート】
アジア最強として今大会の躍進が期待される韓国に
一方、6年前の奇跡を再び起こせるかが注目されるギリシャという
グループBの2位を巡る一戦。試合前の国歌斉唱を見ると、
現在は光州尚武に所属するキム・ジョンウの敬礼が一際目立つ。
試合はいきなり3分、ギリシャが得意のセットプレーからカラグーニスのCKに
トロシディスがフリーで合わせ、枠は外れたがいきなり強みを見せる。
ところが、相手のお株を奪うような先制ゴールが生まれたのは7分。
キ・ソンヨンの左FKにギリシャDFはイ・ジョンスを外してしまう。
速いボールがギリシャの3人を越えると、走りこんだ鹿島のCBが難なくプッシュ。
韓国が高さではない部分を生かして、セットプレーで先手を取った。
15分にも韓国にチャンス。チャ・ドゥリのスローインからイ・チョンヨンが抜け出し、
シュート体勢に入るとトロシディスに倒されたが、ヘスター主審のホイッスルは鳴らず。
ギリシャは辛うじて難を逃れた格好になった。
1つ目に付いたのは韓国の選手がフィジカルで上回るシーンが見られたこと。
特に攻撃陣はギリシャの守備陣とも体のぶつかり合いで互角以上に渡り合い、
25分にはヴィントラと正当に競って抜け出したパク・チソンがファウルを取られ、
チャンスを潰されたが、そこでの優位性を失ったギリシャは
セカンドもことごとく拾えず、守備でもリズムを創れなくなっていく。
28分には再び韓国に絶好の得点機。パク・チソンのスルーパスに
パク・チュヨンがうまく抜け出し、GKと1対1に。ここはパパドプーロスがよく戻り、
ツォルヴァスのファインセーブに繋げる形でリードは広がらなかったものの、
最初の45分間は韓国が攻守両面で手応えを感じるような展開となった。
後半も序盤から主導権を握ったのは韓国。
すると52分にギリシャ痛恨、韓国会心のシーンが。
トロシディスの横パスを受けたCBのヴィントラはボールが足に着かない。
ここに寄せて奪ったのはパク・チソン。焦るヴィントラを振り切り、
パパドプ-ロス捨て身のタックルもかわすと、冷静に右スミへフィニッシュ。
京都時代の大先輩であるカズへのオマージュのような腕を振り回すパフォーマンス。
ようやく奪った追加点。あまりに大きな2点のリードが韓国に記録された。
後半開始から司令塔のカラグーニスを外して、バツァツォグルを投入し、
中盤の攻勢を変えたギリシャは、まったく攻撃に可能性が感じられない。
サマラス、ハリステアスもほとんどチャンスに絡めないまま、
59分、61分にそれぞれサルピンギディス、カペタノスと交替することになる。
63分には韓国にまたも決定機。チャ・ドゥリのクロスにパク・チュヨンが頭で合わせたが、
ボールはクロスバーの上へ。10番のワールドカップ初ゴールはお預けに。
ようやくギリシャにもチャンスが到来したのが68分。
クイックFKからヴィントラのフィードを、スタメン3トップで唯一残ったゲカスが
ワントラップボレー。枠の上へ大きく外れていったが、
ややラインが下がり始めた韓国に早めのクロスで揺さぶりをかけ始めた
ギリシャがここから意地を見せ始める。
70分にはカツラニスのアーリーにサルピンギディスが枠内にヘディング。
直後にもカペタノスのポストから左サイド、サルピンギディスのスライディングパス、
中で再び受けたカペタノスのシュートは、しかし宇宙開発。
81分、セイタリディスのアーリーがDFに当たって中へ入ると、
ゲカスが反転ボレーもチョン・ソンリョンがファインセーブ。
そして結局、これがこのゲーム最後に迎えたギリシャのチャンス。
韓国はグループリーグ突破に向けて幸先良過ぎる快勝スタート。
ギリシャは先制された場合のプランに乏しいことを改めて露呈し、完敗を喫した。
韓国 2×0 ギリシャ
【得点者】
韓国:イ・ジョンス①(7分)、パク・チソン①(52分)
【警告/退場】
ギリシャ:トロシディス①(56分)
【交替】
韓国:キ・ソンヨン→キム・ナミル(74分)
パク・チュヨン→イ・スンヨル(87分)
イ・チョンヨン→キム・ジェソン(90+1分)
ギリシャ:カラグーニス→パツァツォグル(46分)
サマラス→サルピンギディス(59分)
ハリステアス→カペタノス(61分)
【AD的Man of the Match】
パク・チソン(韓国)
写真は今日のスコアラー2人が過ごした「京都」
AD土屋
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