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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

ワールドカップ 2010年06月17日

(20)グループB アルゼンチン×韓国

foot!
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グループB
2010/6/17 13:30 サッカー・シティ(ヨハネスブルグ)
アルゼンチン×韓国

天候:晴れ 気温:7度 観客:82,174人
主審:フランク・デ・ブリーケレ(ベルギー)

【アルゼンチン】
GK
22 セルヒオ・ロメロ
DF
17 ホナス・グティエレス■
2 マルティン・デミチェリス
13 ワルテル・サムエル
6 ガブリエル・エインセ①
MF
14 ハビエル・マスチェラーノ(C)
20 マキシ・ロドリゲス
10 リオネル・メッシ
7 アンヘル・ディ・マリア
FW
9 ゴンサロ・イグアイン
11 カルロス・テベス
SUB
1 ディエゴ・ポソ
21 マリアーノ・アンドゥハル
3 クレメンテ・ロドリゲス
4 ニコラス・ブルディッソ
12 アリエル・ガルセ
15 ニコラス・オタメンディ
5 マリオ・ボラッティ
8 フアン・セバスチャン・ベロン
23 ハビエル・パストーレ
16 セルヒオ・アグエロ
18 マルティン・パレルモ
19 ディエゴ・ミリート
監督
ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン国籍)

(4-1-3-2)
----イグアイン----テベス----
------------------
-ディ・マリア---メッシ---M・ロドリゲス-
------------------
-------マスチェラーノ-------
-エインセ-サムエル-デミチェリス-グティエレス-
-------------------
--------ロメロ--------

【韓国】
GK
18 チョン・ソンリョン
DF
2 オ・ボムソク
4 チョ・ヨンヒョン
14 イ・ジョンス①
12 イ・ヨンピョ
MF
17 イ・チョンヨン
16 キ・ソンヨン
8 キム・ジョンウ
7 パク・チソン(C)①
19 ヨム・ギフン
FW
10 パク・チュヨン
SUB
1 イ・ウンジェ
21 キム・ヨングァン
3 キム・ヒョンイル
15 キム・ドンジン
22 チャ・ドゥリ
23 カン・ミンス
5 キム・ナミル
6 キム・ボギョン
13 キム・ジェソン
9 アン・ジョンファン
11 イ・スンヨル
20 イ・ドングク
監督
ホ・ジョンム(韓国国籍)

(4-2-3‐1)
-------パク・チュヨン-------
------------------
-ヨム・ギフン--パク・チソン--イ・チョンヨン-
----キ・ソンヨン---キム・ジョンウ----
-------------------
イ・ヨンピョ-イ・ジョンス-チョ・ヨンヒョン-オ・ボムソク
-------------------
-------チョン・ソンリョン-------

【マッチレポート】
初戦で勝ち点3を奪い切ったチーム同士の対戦。
大会前とはうってかわって、韓国のパフォーマンスが好バウトの予感を掻き立てる。
マラドーナとホ・ジョンムは亘さんもよく話す、水を飲む時まで
張り付いていたと言われる86年のマークに付いた者、付かれた物の関係。
監督同士も深い因縁を感じさせる対決となる。
コイントスはリヴァプール対マンチェスター・ユナイテッド。
やはり当たり前だがパク・チソンの存在は韓国にとってあまりにも大きい。
アルゼンチンはマスチェラーノをアンカーに置いて、
その前にマキシ・ロドリゲス、メッシ、ディ・マリア、
2トップにテベスとイグアインが入り、4‐1‐3‐2でボールを回す。
韓国はパク・チュヨンを頂点に、その下へパク・チソンを配した4-2‐3-1で
時には9人プラスGKでブロックを築いて、
アルゼンチンのポゼッションに粘り強く対応していく。
しかし、ゴールシーンは唐突に。
メッシの左FKはニアでパク・チソンもデミチェリスも触れない。
ブラインドから出てきたボールはパク・チュヨンの右足に当たり、
GKチョン・ソンリョンも及ばず、オウンゴール。
韓国にしてみれば不運な、すなわちアルゼンチンにしてみれば幸運な形で、
先制ゴールは17分に生まれることとなった。
その後も回すアルゼンチン、耐える韓国という図式でゲームは進む。
その中で確実にアルゼンチンがチャンスを生み出すのはセットプレー。
28分、中央でのFK、メッシが流してテベスのシュートはわずかにバーの上へ。
そして33分、FKからメッシとマキシのパス交換からマキシはアーリークロス、
サムエルの負傷で23分から投入されたブルディッソがニアですらすと、
オフサイドギリギリで飛び出したイグアインが頭で流し込む。
この日も8分にとんでもないクロスミスをするなど
相変わらず流れに乗れていなかった9番がようやく大会初ゴール。
この1点がアルゼンチンにもたらすものは、ただの1点とは比較にならない。
40分、イグアインの右クロス、GKのフィスティングは小さい。
拾ったディ・マリアのボレーは何とかチョン・ソンリョンが弾き出す。
44分、メッシは中央をドリブル、ドリブル。最後は6人に囲まれながら冷静なループ。
わずかにゴール右へ外れるが、これがメッシ。
このワンプレーでもチケット代は惜しくないかな。少なくとも反町監督は大喜び。
流れの中からも徐々にアルゼンチンがチャンスを掴み始め、
前半は終了、するはずだったが、実際はまだ終わっていなかった。
45分を1分過ぎた頃、韓国はGKのキックをパク・チュヨンが競り勝つ。
こぼれを拾ったデミチェリスは足元に付かない。突っかけたイ・チョンヨンは
ボールを奪い切ると、飛び出したロメロを浮かして制す。何という軽率。
ラストプレーで1点返した韓国。ゲームの興味は後半に繋がれた。

ホ・ジョンム監督は後半開始からキ・ソンヨンに替えてキム・ナミルを投入。
3大会連続出場となる元神戸のベテランに、中盤での舵取りを託す。
それでも先に決定機を迎えたのは後半もアルゼンチン。
52分、テベスのパスからディ・マリアの折り返しは
イグアインが窮屈に合わせるも、チョン・ソンリョンがまたもファインセーブ。
ここを凌いだ韓国は少しずつ中盤でのルーズボールも拾えるようになり、
守備一辺倒だった状況も解消されつつあった中で、58分に大きな決定機。
イ・チョンヨンが巧みに右へラストパス、ヨム・ギフンはフリーで抜け出す。
しかし利き足は左。ロメロの飛び出したコースも素晴らしく、
左足アウトでの不正確なシュートは枠を外れてしまった。
痛恨の極み。ここでのシュートミスが結果的に大きく勝敗を分ける。
63分にはマラドーナが浮き球にダイレクトで
アウト気味のヒールをかます。そして映し出されるおすまし顔。
ゴールが決まった時並みに響くブブゼラ。アレはわざとやってるな。
アルゼンチンはメッシの位置が低くなり、ボールを持った時でも
周囲との連動性は感じらず、個人のアイデアのみで打開を図る。
それでも何回もチャンスに結び付けてしまうのは
さすが能力の高さと言うべきだろうか。
あと一手で決定機を生み出せそうな韓国は、当然意識が前へ行く。
それをアルゼンチンは見逃さない。試合を決める3点目は76分。
メッシが中盤からドリブルで韓国DFを翻弄すると、
アグエロとのワンツーから左サイドを駆け上がりシュート、
GKが弾いたボールを再びメッシはシュート、
左ポストにぶつかったがイグアインがザ・ごっつあんゴールで3-1。
80分にも自陣でのFKはメッシのクイックリスタート、
ポイントはやや違った感もあったが、デ・ブリーケル主審のお咎めなし。
アグエロ、イグアインが繋ぎ、3人に前を塞がれたメッシは左にループパス、
アグエロのダイレクトクロスに、イグアインは頭でファーサイドへ流し込む。
決して調子がいいとは思えなかったにも関わらず、
素晴らしいチームメイトに恵まれたイグアインが今大会初のハットトリック達成。
予想外の結末。やはりメッシを含めた攻撃陣の破壊力、尋常ではない。
マラドーナも大満足のアルゼンチンは、86年の対戦より1点多くゴールを奪い、
グループリーグ突破に大きく前進した。韓国は力の差を感じる結果となったが、
まだ決勝トーナメントへの可能性は残る。果たしてメンタルを立て直せるか。

アルゼンチン 4×1 韓国
【得点者】
アルゼンチン:パク・チュヨン=O・G(17分)、イグアイン①(33分)②(76分)③(80分)
韓国:イ・チョンヨン①(45+1分)
【警告/退場】
アルゼンチン:グティエレス②(54分)、マスチェラーノ①(55分)、エインセ①(74分)
韓国:ヨム・ギフン①(10分)、イ・チョンヨン①(34分)
【交替】
アルゼンチン:サムエル→ブルディッソ(23分)
         テベス→アグエロ(75分)
         イグアイン→ボラッティ(82分)
韓国:キ・ソンヨン→キム・ナミル(46分)
    パク・チュヨン→イ・ドングク(81分)
【AD的Man of the Match】
ゴンサロ・イグアイン(アルゼンチン)

写真は、イグアインが生まれ育ったブレストがある「フランス」
018france.jpg
AD土屋

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