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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

ワールドカップ 2010年06月12日

(2)グループA ウルグアイ×フランス

foot!
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グループA
2010/6/11 20:30 グリーン・ポイント(ケープタウン)
ウルグアイ×フランス

天候:晴れ 気温:12.0度 観客:64,100人
主審:西村雄一(日本)

【ウルグアイ】
GK
1 ネストル・ムスレラ
DF
6 マウリシオ・ビクトリーノ
2 ディエゴ・ルガーノ(C)
3 ディエゴ・ゴディン
MF
16 マキシ・ペレイラ
15 ディエゴ・ペレス
17 エジディオ・アレバロ
11 アルバロ・ペレイラ
18 イグナシオ・ゴンサレス
FW
9 ルイス・スアレス
10 ディエゴ・フォルラン
SUB
12 フアン・カスティージョ
23 マルティン・シルバ
4 ホルヘ・フシーレ
19 アンドレス・スコッティ
22 マルティン・カセレス
5 ワルテル・ガルガーノ
8 セバスチャン・エグレン
14 ニコラス・ロデイロ
20 アルバロ・フェルナンデス
7 エディンソン・カバーニ
13 セバスチャン・アブレウ
21 セバスチャン・フェルナンデス

(3-4-1-2)
---フォルラン----スアレス---
-------ゴンサレス-------
-------------------
-A・ペレイラ-アレバロ-ペレス-M・ペレイラ-
-------------------
--ゴディン--ルガーノ--ビクトリーノ-
-------------------
--------ムスレラ--------

【フランス】
GK
1 ユーゴ・ロリス
DF
2 バカリ・サニャ
5 ウィリアム・ギャラス
3 エリック・アビダル
13 パトリス・エヴラ(C)
MF
14 ジェレミー・トゥララン
19 アブ・ディアビー
10 シドニー・ゴヴ
8 ヨアン・グルキュフ
7 フランク・リベリー
FW
21 ニコラ・アネルカ

SUB
16 スティーヴ・マンダンダ
23 セドリック・カラッソ
4 アントニー・レヴェイエール
6 マルク・プラニュス
17 セバスチャン・スキラチ
22 ガエル・クリシー
15 フローラン・マルダ
18 アルー・ディアラ
9 ジブリル・シセ
11 アンドレ・ピエール・ジニャク
12 ティエリ・アンリ
20 マテュー・ヴァルブエナ

(4-2-3-1)
--------アネルカ--------
-------------------
-リベリー---グルキュフ---ゴヴ--
-----ディアビー----------
-----------トゥララン----
-エヴラ-アビダル--ギャラス-サニャ-
-------------------
--------ロリス--------

【マッチレポート】
開幕戦がドローだったことを考えると、勝ち点は絶対に落としたくないゲーム。
ウルグアイは3-4-1-2を採用し、5バックも辞さない形で守備の安定を図る。
フランスは懸案の中盤にディアビーを起用。
トゥラランより高く、グルキュフより低い位置取りでバランス維持に腐心する。
中盤での潰し合いが多く、なかなか動かない立ち上がりを経て、
フランスがリベリーの左サイドを生かす姿勢を見せ、
7分にはそのリベリーの左クロスからゴヴが飛び込むもシュートはヒットせず。
ただ、対面のM・ペレイラも上がりを自重してケアするようになると
リベリーの突破もなかなか見られなくなっていく。
一方のウルグアイはある程度2トップとゴンサレスで攻めるような形が多くなる中、
やはり光る個を見せつけるのはフォルラン。
16分にはゴンサレスからのパスを受けて、枠内シュートでロリスにセーブを強いる。
18分にグルキュフのFKがゴールを急襲したシーンを最後に、
20分を過ぎると、共に攻撃の厚みに欠け、単発の仕掛けばかりが目立ち始め、
ほとんどゴールの匂いを感じさせるようなシーンは生まれない。
シュート数はウルグアイ1、フランス7とのことだったが、
その数字以上に膠着した展開というイメージで45分は過ぎ去った。

後半も全体の流れは変わらず、ボールこそフランスが持っているものの
なかなかエリア内にも侵入できず、決定的なシーンは創れない。
56分にはトゥラランが強引なミドル、
60分にはグルキュフのFKからリベリーのシュートはヒットせず。
何とか攻撃を活性化させたいドメネク監督は、ようやく72分に決断。
なかなかボールが集まらず、苛立ちを隠せなかったアネルカを諦め、
キャプテンのアンリを投入。不調のエースに勝利を託す。
しかし直後の73分にはウルグアイにこのゲーム最大の決定機が。
A・ペレイラが距離のあるロングスローを中へ送ると、
スアレスが体で落とし、フォルランがダイレクトボレー。
しかしボールは枠を捉えず。フランスは肝を冷やしたことだろう。
74分にウルグアイはアブレウ、75分にフランスはマルダと
攻撃のカードが次々と切られ、終盤に向けてギアチェンジを図っていく最中、
81分にはウルグアイに痛いアクシデント。
63分に投入されていた期待の若手ロデイロが、足の裏を見せたタックルをサニャに見舞い、
西村主審は躊躇なくイエローカードを提示。65分にも1枚もらっていたため、これで退場。
ロデイロにとっては何とも苦い18分間のワールドカップデビューとなってしまった。
残り時間こそ短いものの、数的優位を得たフランスの攻勢。
84分、サニャの右クロスをアンリが頭で合わせたシーンはオフサイド。
89分、またもサニャの右クロスからアンリのシュートは
ビクトリーノの手に当たったように見えたが、ハンドに関しては
さすがにアンリもフランスのメンバーも強くアピールはできないだろう。
90+4分のラストプレーとなるゴールまで約20mのFK、
明らかに蹴りたそうなリベリーを制したアンリのキックは
カベに入っていたアブレウが勇敢なヘディングでクリア。
まさに可もなく不可もない、凡庸な内容のスコアレスドローがゲームの終着点となった。
最後に、西村主審のジャッジが決勝トーナメント進出を予感させるような
毅然たるものだったことも付け加えておきたい。

ウルグアイ 0×0 フランス
【得点者】
なし
【警告/退場】
ウルグアイ:ビクトリーノ①(59分)、ロデイロ①(65分)②(81分)→退場
        ルガーノ①(90+3分)
フランス:エヴラ①(12分)、リベリー①(19分)、トゥララン①(68分)
【交替】
ウルグアイ:ゴンサレス→ロデイロ(63分)
        スアレス→アブレウ(74分)
        ペレス→エグレン(87分)
フランス:アネルカ→アンリ(72分)
      グルキュフ→マルダ(75分)
      ゴヴ→ジニャク(85分)
【AD的Man of the Match】
ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ)

写真は、言うまでもなくフランスはパリ「エッフェル塔」
effeltower.jpg
AD土屋

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