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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

ワールドカップ 2010年06月12日

(1)グループA 南アフリカ×メキシコ

foot!
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グループA
2010/6/11 16:00 サッカー・シティ(ヨハネスブルグ)
南アフリカ×メキシコ

天候:晴れ 気温:14度 観客:84,490人
主審:ラフシャン・イルマトフ(ウズベキスタン)

【南アフリカ】
GK
16 イトゥメレング・クーン
DF
2 シボニソ・ガクサ
4 アーロン・モコエナ(C)
15 ルーカス・スワラ
20 ボンガニ・クマロ
MF
13 カギソ・ディクガコイ
12 レネイルウェ・レチョロニャネ
11 テコ・モディセ
8 シフィウェ・チャバララ
10 スティーヴン・ピーナール
FW
9 カトレゴ・ムフェラ
SUB
1 ムーニーブ・ジョセフス
22 シュ・アイブ・ウォルタース
3 ツェポ・マシレラ
5 アネレ・エンゴンガ
14 マシュー・ブース
21 シヤボンガ・サングウェニ
6 マクベス・シバヤ
7 ランス・デイヴィッズ
19 サプライズ・モリリ
23 サンドゥイス・クボニ
17 バーナード・パーカー
18 シヤボンガ・ノムベテ

(4-4-1-1)
--------ムフェラ--------
-------------------
-------ピーナール-------
-------------------
-チャバララ-レチョロニャネ-ディクガコイ-モディセ-
-------------------
--スワラ--クマロ--モコエナ--ガクサ--
-------------------
--------クーン--------

【メキシコ】
GK
1 オスカル・ペレス
DF
12 パウル・アギラール
5 リカルド・オソリオ
2 フランシスコ・ロドリゲス
3 カルロス・サルシード
MF
4 ラファエル・マルケス
16 エフライン・フアレス
6 ヘラルド・トラード(C)
FW
17 ジオバニ・ドス・サントス
9 ギジェルモ・フランコ
11 カルロス・ベラ
SUB
13 ギジェルモ・オチョア
23 ルイス・ミチェル
15 エクトル・モレーノ
19 ホニー・マガジョン
8 イスラエル・カストロ
18 ホセ・アンドレス・グアルダード
20 ホルヘ・トーレス・ニロ
7 パブロ・バレーラ
10 クアウテモク・ブランコ
14 ハビエル・エルナンデス
21 アドルフォ・バウティスタ
22 アルベルト・メディーナ

(4-3-3)
---------フランコ---------
-------------------
--ベラ---------G・ドス・サントス--
-------------------
-----トラード-----フアレス-----
---------マルケス---------
-サルシード-ロドリゲス-オソリオ-アギラール-
-------------------
---------ペレス---------

【マッチレポート】
待ちに待ったワールドカップ開幕戦。耳をつんざくようなブブゼラの音量の中、選手入場。
メキシコは4-3-3のトップ中央にベテランのフランコを起用。
J・エルナンデス、ブランコ、グアルダードなど攻撃のカードをベンチに潜ませる。
一方の南アフリカは1トップにムフェラを置き、その下にピーナールを配置。
中盤は4枚がフラットに近い4-4-1-1の布陣を敷いてきた。
両チームが同じサイドで円陣を組む、珍しい光景を経てキックオフ。
メキシコはマルケスが最終ラインまで下がって
ビルドアップからゲームを組み立てるため、実質3-4-3に近い形に。
これによって右サイドのアギラールが高い位置を取り、
積極的に攻撃に絡むことで、序盤からメキシコが圧倒的な攻勢に出る。
19分には南アフリカ中盤のミスを奪ったドス・サントスがドリブルから惜しいシュート。
32分にもベラの浮かせたスルーパスからフランコが抜け出すも、GKクーンがファインセーブ。
南アフリカも徐々に落ち着きを取り戻しはしたが、ペースは奪還できない。
38分、メキシコにビッグチャンス。トラードのCKはニアでフランコがヘッド、
飛び出したクーンが触れずにベラが押し込んで先制ゴールかと思われたが、
クーンが飛び出した分、結果的にオフサイドに。
完全なGKのミスだっただけに南アフリカは救われる格好となった。
ようやく南アフリカも44分、モディセとチャバララで左サイドを崩してクロス、
ムフェラはわずかに届かなかったが、ようやく形を見せて前半は終了した。

後半開始から動いたのはパレイラ監督。劣勢だった左のSBをスワラからマシレラにスイッチ。
これが奏功した格好になり、南アフリカも攻撃の芽を見せ始める。
すると55分にカウンター発動。ディクガコイがムフェラとのワンツーから最高のスルーパス。
反応したチャバララはワンタッチコントロールから鮮やかなシュートを右スミに。
沸騰するサッカー・シティ。南アフリカが初めての枠内シュートで先手を取ってみせた。
メキシコはグアルダードを失点直後に投入。
60分にはドス・サントスが惜しいシュートを狙うも、クーンの好セーブで同点ならず。
この辺りから、運動量の低下が見え始めたメキシコを南アフリカの機動力が上回り始める。
66分、カウンターからピーナール、ムフェラ、モディセでオフサイドにこそなったが決定機創出。
70分にもガクサのラストパスからモディセが抜け出し、
GKと1対1はペレスに止められはしたが、追加点すら奪いそうな空気が漂う。
しかし、そんな苦境のメキシコに登場したのは37歳の大ベテラン・ブランコ。
69分に投入されると、相手のスペースにうまく潜り込んで時間を創り、
少しずつリズムをチームに呼び戻す。
迎えた79分、そのブランコのショートコーナー、グアルダードの左クロスに
南アフリカはラインを上げたはずが、モコエナが残ってしまう。
ボールはファーサイドのマルケスへ。止めて、直後、冷静に一刺し。
残り10分余りで試合は振り出しに引き戻された。
ここからは両チームアグレッシブさを打ち出した、前へ進み合う展開に。
最大のチャンスは90分の南アフリカ。
GKクーンのキックは伸びて伸びてムフェラの走る前へ。
2人のDFを振り切り、追いついた9番の左足シュートは、しかし左ポストに嫌われる。
開幕戦にふさわしい好ゲームは、両者勝ち点1を分け合う結果となった。

南アフリカ 1×1 メキシコ
【得点者】
南アフリカ:チャバララ①(55分)
メキシコ:マルケス①(79分)
【警告/退場】
南アフリカ:ディクガコイ①(27分)、マシレラ①(70分)
メキシコ:フアレス①(18分)、トラド①(57分)
【交替】
南アフリカ:スワラ→マシレラ(46分)
       ピーナール→パーカー(83分)
メキシコ:アギラール→グアルダード(55分)
      ベラ→ブランコ(69分)
      フランコ→エルナンデス(73分)
【AD的Man of the Match】
シフィウェ・チャバララ(南アフリカ)

写真はメキシコのテオティワカン「太陽のピラミッド」
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AD土屋

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